こんにちは。ひやチュウです。トニセンファンの皆さん!!やりました!!舞台!!トニセン3人だけの舞台!!イエス!!舞台が決まったのを知った瞬間、何故だかわかりませんが「あ、徳を積んで生きよう」と咄嗟に思ったので、聖人の如く生きていこうと思います。つまり舞台行きてえチケットほすぃー。ファンクラブ入ってないからなー、一般ってあるのかなー、とよくわかりませんが、頑張ります!!(何を)
トニセン界隈が沸いてきたところで、私の愛するトニセンの良さをちょっとここらでまとめてみようもちろん自分のために!!と思い、いや少しは布教も兼ねて、長野博さん担と言っている割にトニセンのライブDVDを一枚しか持っていない私の、オレキミコンから見る!!トニセンってどんな感じなの講座、という名の、今☆更オレキミコン感想です!!私が好き勝手言ってるだけなのでよろしく!!
①生バンドで踊る
オレキミコンの話なんで、他のライブはわからないっすけど!!オレキミコンでは、基本全編生バンドで歌い踊ります。これは結構凄いことです。振りの決まっているダンスを、どうなるかわからない生バンドで踊るということは、バンドメンバーとの信頼関係もそうですし、バンドに寄り添えるだけの技術や経験があるということです。そもそも、ジャニーズのダンスは、(基本)振付師さんが付けた振りを覚えて踊る、模倣から生まれた文化であり、即興のダンスはあまりないように思います。大きく変わることはないだろうとは言え、その場で作られる音で踊るのは、ジャニーズでは中々にイレギュラーです。そのバンドの音を踊りこなすのは、ただ上手いだけでできるものではありません。トニセンSUGOI☆
②唯一「昔っぽさ」を踊りこなす
音源での、トニセンのあの感じを作るのは、音と歌詞です。思い切って言えば、トニセンの曲は古さがあります。ディスってないです!!私この手の曲大好き!!少し話が逸れますが、私自身がロック大好き期を通った人間で、アジカンの後藤さんが「自分を作ったアルバム」と言っていた、という理由だけでBeckの「Mellow Gold」を聴くような思考&嗜好な奴なので、割と幅広く音楽を聴きます。中学生は邦ロックに捧げました。サカナクションも電気グルーヴもTHE BAWDIESも椎名林檎も同じくらい好きです。
私ド素人が聴いて言っているので正確な所はわかりませんが、トニセンの曲は、聴くためのポップス、歌うためのポップスっぽいです。しかし、トニセンはその曲で踊ります。ジャニーズSrとして、昔を知らないとできない、これから出てくるアイドルからはもう生まれて来ないであろう古さを踊りこなす最後のジャニーズ、それがトニセンです。
トニセンと同じグループに所属しているカミセンの曲からは、この古さはあまり感じません。むしろカミセンにはいつの時代も若さを感じます。そして、デビュー組平均年齢最年少のSexy Zoneが、「急げ!若者」を自分の曲として歌えるか、これが私の思う、「昔を体感している者にしかできない曲」と、それを踊りこなすトニセンの立ち位置です。
③あたたかい曲、あたたかい音
そしてそのリーダーはトニセン
基本ジャニーズの曲は鍵盤で音が作られます。しかし、トニセンのオレキミコンでは生バンドです。このライブでは、「HONEY BEAT」も生バンドでやっています。トニセンバンドの音は、例えばV6のTMHより人っぽいあたたかさが生まれます。
某ラジオを聴いていたとき、サカナクションの一郎さんがよく「グルーヴ」という言葉を言っていました。私の解釈ですが、グルーヴとはバンド全体のノリのことで、そのグルーヴを感じるのはとても難しいです。
ですが、トニセンからは、バンドのグルーヴを踊りこなし、乗りこなしています。ライブの場をコントロールしているのは、そして会場全体のノリを作り上げているのは、曲を演奏しているバンド側ではなく踊っているトニセンです。踊りながら主導権を握れるのはミッキーくらいしか知りませんが、トニセンはミッキーということが証明されました(?)
④至る所に盛り込まれる茶番
- MCに入って「曲見たいから飛ばそ」と思って3回くらい飛ばすボタン押してもまだ喋ってる
- そもそもMCが長い・自由・公開ネクジェネ
- 最初に流れる飲食禁止の注意のVTRで、坂本くん→酒、長野くん→焼肉(炭火)で、出てくる前からふざけ倒す
- 「X,T,C,beat」に改造マイクコントを持ち込む
- わがままDEソーリー
- (何故か)スタンドマイクを曲げる
- サムラア~アアアイ
...なんのこっちゃかわからない方、見ればわかります。
そもそもトニセンが茶番集団なのでこういうのが通常なのですが、これだけ自由にやっていてグダグダにならないのは、トニセンが緩く、しっかりやるからです。基本がしっかりしているから脇道に行っても成立する、的な。
⑤会場のホーム感
アニバコンでの「Honey」で、一切の打ち合わせもないのに、そこにいるのはV6ファンであるのに、会場のファンはしっかり
あの日君に恋をして\フッフー!!/
胸の中が躍り出す\フッフー!!/
さっき会ったばかりだって\フッフー!!/
ほんとは分かってるけど\フッフー!!/
君に会いたい
会いたい
今すぐ会いたい...
でした。キャーじゃありません。フッフーです。
オレキミコンでは、演出?の一つでファンを抽選で選んでステージに上げる、というのがあったのですが、そこで当たったのが小学生の男の子で。それでも自然にやっていて、トニセンだからできる空気だなあと見て思いました。また、「夕焼けドロップ」という曲で、イントロでステージにいるのはバンドメンバーだけで、トニセンどころかジャニーズがいない、という状況ができたのですが、それでもそこはトニセンのライブがありました。あと、アンコールでは、演者が全員自分の年齢入りのお揃いの衣装で出てきて、10代から50代までいる、一つのチームになっていました。
⑥トニセンたち
何か「少年たち」みたいですね。長くなったので、ここからまとめて3人の魅力を書いていきます!!
坂本くんは、まず本家Shelterですよ奥さん。凄いかっこいい。まずここで語彙力はなくなる。V6でいるときよりリラックスした佇まいですが、この方のすごい所は、メンバーといればあくまでもメンバーですが、ソロ、つまり一人になった瞬間一気にその場の主役になる所です。
イノッチは、「アイドルのライブ」の中に自分のソロで弾き語りをすることで、トニセンを構成する色の一つ、アーティスティックさを作り上げます。イノッチは音楽の知識が深いそうで、イノッチがいるからトニセンの音楽はアーティスティックに振り切ることもできるのだと思います。そして、イノッチはトニセンのノリと勢いを作る人でもあります。アイドルの曲もノリノリでやるから、トニセンのアイドル+アーティスティックが出来上がります。
そこで長野くんです。博です。坂本くんとイノッチが作ったアイドル+アーティスティックに、あくまでもポップな世界と、そして茶番のスパイスを入れます。茶番を茶化している訳ではありません。これがあるから、アイドルからトニセンになります。
長野くん本人はものすごくアイドルであり、ものすごくアイドルを知っていて体感してきた人なので、王道のアイドル振る舞いをします。この王道さがあるから、茶番に行っても面白く、それでいて安定していて、歌うポップスであってもアイドルが消えることはありません。「アイドル」と「トニセン」のバランスを作っているのはこの人です。
超長かったですね。まとめますと、トニセンの魅力は「どんなものでも『歌って踊るトニセン』を成立させる」ことができる、ってことですかね。皆さん、トニセンはいいぞ。このライブの私のオススメ曲は、
- Knock me Real(好み。それに尽きる)
- 夕焼けドロップ(以下同文)
- Lookin' The World(博ソロ)
- HONEY BEAT(レアな生バンドバージョン)
です。是非皆さん買ってみてね!!
あ、急にヲタクくさいことを言うと、イノッチの衣装がJrっぽくてすごいかわいいです。