光を見ている

まるっと愛でる

楽になった話

日頃ジャニヲタとして好き勝手書いているこのブログですが、ちょっと今回は私のパーソナルなことを書こうと思います。ずばり、私のセクシュアリティについてです。驚きを文字に残しておきたいと思い書くことにしました。ことの始まりは、遡ること何気に10年ほど前。その時考えていたこと、感じていたことを思い出すと、結構違和感というか自分自身に対して疑問を覚えて。そして色々調べていくうちに、もしかしたら私はここのタイプに属するのでは...!?と思うようになりました。

月末にこの世に爆誕して20th Anniversaryを迎えるこのタイミングで、ちょっと書いてみようと思います。いわゆるカミングアウトになるんですかね。自分で100%これ!と言い切れるわけではないですが、自分を説明するのにこれが一番適当!自分の人生経験においてこの感じ方が一番近い!ということで、ちょっと疑問を覚えた出来事を交えつつ語らせていただきます。自分史を全部文章でやるようなもんなのでクソ長いです。(いつものことだよ!)まあ書きながら整理するみたいなとこあるし。あと全体的に赤裸々です。なるべく記録として消したくないので、ぼかせるところはぼかしていると思います。実際は細かいところを忘れたので時系列は怪しいところがある、という言い訳ですね。まあいいでしょう。

テーマこそ真面目ですが至る所でちょけていくと思います。いかんせんそういう性分なもんで...

 

 

 

 

 

 

私の通っていた小学校は、規模が小さいため全学年入り混じっての行事みたいなのが頻繁にあり、お陰で全学年の児童と大体顔見知り、みたいなある意味マンモス校でした。

同じチームで大体半年くらい色々活動するのですが、その時の私のチームの6年生のお兄さんがいて。飄々とした愛されキャラみたいな、まあ気持ちがいい人だったんですよね。爽やかで穏やかで面白くて、割と人類全般からモテそうな人でした。それこそ1年生のちびっこから同学年の男子までみんなにまとわりつかれているような。

で、私は彼に惹かれていました。触りたい。手に触れたい。身体を寄せたい。体温を感じたい。そういう欲求に駆られました。

活動の後の振り返りみたいなので、チームリーダーがみんなの前に立ち、メンバーは横一列で並んで感想を言う、みたいなのがありました。

ある日の振り返りで、私はようやくそのお兄さんの隣に立つことができました。わかります?あの隣を狙う空気感。あのバトルに見事勝利し隣に並びました。リーダーの話を聞き、先生の講評を聞きながらめちゃくちゃ緊張していました。ちょっと手を右に動かせば触れられる。どうしよう、やめた方がいいかな。でもどうしても触れたくて、ちょん、と自分の手の甲をお兄さんの左の手の甲に触れさせました。その時に感じた体温、満足感、幸福感。とても満たされた気持ちになったけど、でも何となく、これはいけないことなのではないか、と感じその後お兄さんの顔をまっすぐ見ることはできませんでした。

 

全国の女子小学生のバイブルだった(と思うくらいには流行っていた...よね...?)「恋空」という本があります。全女子が読んでいたんじゃないか?と言うくらい流行ってませんでした?いわゆる恋愛モノケータイ小説です。私は本読みの母の英才教育を受けたおかげで、またテレビを見ることをあまりいい顔をされない空気の家庭で育ったこともありかなりの本の虫で、本だし流行ってるし読んでみよう、と持ち主から借りどんどん読み進めていきました。

読みながら、(作者の方には大変申し訳ないのですが)「ふーん」以上の感想を抱けませんでした。なぜ主人公はこんな思いを抱くのか。そもそも、タイトルにもあるけど「恋」って何?どんな感情?と、つまらないから、好みに合わないから、共感できないからではなく、マジで恋愛感情がどんな実感のものなのか分からないな、と感じました。

 

 

 

小学校高学年にもなると、クラスの誰と誰が付き合ってる、誰が誰に片思いしているという情報が飛び交いまくります。

そして、付き物なのが恋愛相談。細かいところはきれいさっぱり忘れたのですが、確かAくんと付き合っているBちゃんが、「Aとこのまま付き合っていても大丈夫だろうか」みたいなことを聞いてきました(確か)。

いや私に聞くか!!!マジで経験も知識もついでに興味もない私に聞くか!!!その当時一番アツいコンテンツが「シートン動物記」「椋鳩十シリーズ」だった私に聞くか!!!すっげー困りました。だって何にも知らんし興味ない話だったんだもん恋バナなんて。私はオオカミとキツネと野犬の話を追っかけてる方が楽しかったの!!!ですが、根がどうしても真面目なので一生懸命考えました。

でもわかんないんですよね。いくら考えても恋心が何かわからないし、恋心がわからなければBちゃんはどんな答えを望んでいるかなんて尚更わかるわけがありません。苦肉の策として、今まで読んできた本の中で近いシチュエーション、会話の中で相手のために押さえておくべきポイント、それらをどうにか実際のストーリーと寄せてどうにか文章にし、答えました。

答えようとしたら、知らない間に10分以上経っていました。既にBちゃんの悩みは解決していたようで、もう違う話題に移っていました。空気が読めない奴だったので、ねえねえさっきの話だけど、とBちゃんに切り出し組み立てた文章を伝えたのですが、リアクションは大変薄味でした。困惑した様子で「う〜んそっかあ〜」と言われ、違う友達たちと盛り上がっているBちゃんを見て、みんな恋が何かわかっているのか、どんな風に答えるのが正解かもわかっているのか、とびっくりしました。そしてその答えを知らない自分に対し、ほのかに疎外感を感じました。

 

 

 

中学生になるとカップル誕生率は上がり、そしてデートとして遊びに出かける子たちも増えていきました。そしてリア充という言葉もだいぶ広まり、相手がいる子の間では優越感による連帯感、いない子の間では妬みの空気が蔓延することがありました。

そんな中私は、またもや困惑していました。みんなそんなに付き合いたいの?そもそもそんなに好きな人ができるの?みんな恋をしているの?付き合うってどんな関係でどんな状態?何をして楽しいの?恋って楽しいの?恋愛って何?どんな気持ち?...文字にするとどことなく悲しみに打ち拉がれる感がありますが。こんなに思いつめてはいないものの、相変わらず恋愛に興味はないし、誰かと結ばれたいという願望もなく、想像するという発想にすら至ったことはありませんでした。*1

また中学生になると、ヤッたヤらないの話がより具体的に、身近になってきます。興味もバカ湧きします。しかし行動に移す方法は知らずのまま。でも欲は溜まっていく。その結果、ずっとヤることを妄想していました。相手が決まっていたかどうかは忘れたのですが、クラスの中で嫌いな人に分類される子の登場が多かった気がします。自分の欲の乱暴さと釣り合いそうだったから、というのを妄想の中で感じていたのかな、なんて思います。

当時はそこまで考えが及ばなかったのですが、今思い返すと、この頃から私の中で恋愛をしたい、誰かと恋愛感情で結びつきたいという欲と性欲は別々のものだったんですよね。しかし当時は自由にインターネットを使える環境ではなかったため、この悶々とした気持ちをどうすればいいのか...と悩んだ結果、自宅に大量にある本の中から致しているシーンのある本を探して読み漁っていました。マジ本が多くて感謝しました。*2

 

 

遠征があるタイプの部活をしていて、その年の女子は学年関係なく同じ大部屋で寝るようになっていた気がします。この時点で獄!!!ノットプライバシー&心の休息!!!

まあいいです。で、Cちゃんが彼氏だったか仲良い子だか、とにかく男子に電話をしていました。先輩女子もいるなかで。今考えると相当な度胸してんなと思うのですが、当時はマジでなんも思いませんでした。オーケー君は通話してんのね、では私はスマスマを見よう*3、くらいのノリでイヤホンをして自分の世界に浸っていました。

彼女が風呂に行って席を外してからですかね。先輩たちが「何あの子」「部活中に何」「チョーシ乗ってんな」と険悪な空気になったのは。

...あ、そっちすか!?正直、私もおっと?と疑問は感じましたが、それは共用スペースで電話をしたことに対してで、電話することとその相手に関しては全く興味がありませんでした。てか先輩の話の感じで相手が誰っぽいかを知りました。大抵のことをワンテンポ遅れて知る、要領の悪い子って必ずいるよね...それ私...もちろん共用スペースでの通話に関しても怒っていたのでしょうが、彼氏がいる(であろう)Cに対しての妬みの感情もうっすら感じました。自分鈍感だな、だけでは説明できない、この時初めて、恋愛に関わることへの周囲の関心の高さとの違いを感じました。

相手がいることへの嫉妬みたいな感情は、それこそ中学生から知ってはいたのですが、いつまでたっても自分はそれを感じないどころか恋愛に興味を持たないな...とうすうす感づき始めました。しかし、正直高校時代にジャニーズという大海に飛び込んだため、恋愛感情を持たない自分について、そこまで深刻に考えることはありませんでした。

 

 

進級し、付き合ったり別れたりが頻繁に起こるようになったり、教室の入り口で仲良さげに話すカップルの姿が日常的になっても、相変わらず私の中で誰かに恋愛感情を抱くことは現実感を伴わないものでした。友だちは少ない方でしたし、一人で本を読んでいる方が気楽で好きなこともあり、別に一人でいることが苦痛ではなかったのですが、でもなんとなく置いて行かれている感、さみしさは日々ぼんやりと感じていました。でも、日常会話として話題に上がるのはもっぱら恋愛事情や芸能人なら誰が好きか。これがまたよくわからなかったです。

私はジャニーズが好きですが、その好きのスタンスは基本的にステージの上でのことです。アイドル以外の姿を想像することがマジで出来ないんですよね。妄想は山ほどしますが、そこに自分が関わって何か関係を結びたい、という欲求はありませんでした。今もそうです。自分自身を完全に第三者、もしくはカメラとしてしか存在させられないタイプでした。

誰それがかわいい、かっこいい、誰と誰がどこに遊びに行ったんだって、とうらやましそうなトーンをにじませながら話しているのを聞きながら、私は国語の先生にどうしようもなく惹かれる、そういう欲を抱いているのを自覚しては悶々とする日々を送っていました。好き、という感情ではなく、欲しい、触れたいという欲ばかりが自分の中にあり、しかしこの生々しい感情を抱くことを友人たちに話しても仕方がない、多分みんなの言う恋とこの感情は違うものだと思いながら、じりじりと過ごしていました。片思いすることもなく、やっぱり誰にも好き、という思いは抱かず、みんな楽しそうでいいな、と置いていかれているような感覚でした。

恋愛のチャンネルが自分の中にないから、誰かにそのフィルターをかけて見たことがない。だから知らない。性別関係なく周りの人たちが友情以外、恋愛のチャンネルで人間関係を気付いて言っていたけれど、その経験もなく感じたこともない、わからないから会話についていけなかった日々でした。

 

そして、昔から人付き合いが苦手で、1人でも特に何とも思わない、むしろその方が楽、というタイプだったため、人間関係は狭い範囲だけでやっていました。

同じ部活メンバーの子がいました。同じ時間を過ごし仲が良くなっていく中で、彼女に対して精神的に近づいたというか、自然とこの子を守りたい、望むように行動したいと思うようになりました。平たく言うと、尽くしたいという気持ちを持つようになりました。別に一緒に遊びたいわけではないし、やはりこれは恋愛感情ではないと思っていました。ただただ彼女が大切な存在だったけれど、ここまで強い気持ちを抱くのって友情なのか?もしかしたら恋愛感情に近いのか?でも恋愛感情がどんなものかわからないから、やっぱり友情なのか?彼女を大切に思い部活動の中では結構ずっと一緒に行動しながら、これはなんなんだろう...と思っていました。

 

悶々とし疑問には思っていたものの、基本的に根暗な楽天家という性格なため、(そして当時は自分を100%異性愛者だと思っていたため)、疑問に思うことはありつつ、まあ別に彼氏がいなくてもなんともねえな、程度で終わっていました。セクシュアリティについて、疑問が悩みに変わったのは進学してからです。

 

 

 

 

 

進学し新しい学校に通い始めて数か月、ある授業担当の先生に惹かれるようになりました。たれ目で、おっとりした喋り方だけど中々鋭いことを言う女性の先生です。そして彼女に抱いた感情は、どう考えてもこれまで抱いてきた欲と同じものでした。ヤりたいというようなあけすけなものではありませんが、でもやっぱり触れたいし、ハグしたいし、隣に座ってもたれかかりたい。まずここで、私は100%へテロではないのでは?と、自分のジェンダーについて悩み始めました。

 

 

で、ジェンダーについて色々調べていくうちに、性的マイノリティという言葉を知りました。私のこの感じはもしかしたら一般的ではない指向なのでは...?と思い調べました。しかしこれらの定義の説明文には、たいてい「恋愛感情の対象が」という文言が書いてあります。いや~、それを前提にされるとちょっと違う...困る...私のこの欲は恋愛と言い切れるものではない気がする...もやもやする...しかし、調べていくと自分の知らないセクシュアリティが沢山あることを知りました。そしてそれらは明確に断言されるものではなく、境界は曖昧なものであるという気づきを得ました。性にも色々ある、と知ることができたのは本当に救いでした。

とは言え、性欲はあるけれど、恋愛感情は持ったことはないのでは...?という自分自身を説明できるセクシュアリティは見つからず。これが指向なのか嗜好なのかよくわからないままでしたが、この時点ではとりあえず、私はバイセクシャル傾向のあるヘテロ寄りの場所にいるのかな、と思っていました。バイセクシャルにしろヘテロにしろ、100%こっち、とは言い切れないなと感じました。

元々ジェンダーについて知りたいと思っていたので色々調べていったものの、依然として「恋愛欲と性欲はセットなのか?」という疑問は解決しません。大体の記事では、例え今現在はそうでなくとも、過去や考え方ではその2つが当たり前のようにセットになっています。恋愛ってなんだ?考えても考えても、やっぱりこの感覚は単に経験がないから、というだけでは済まない気がする。そもそも恋愛をしたくないからわからないのでは?でも、したくないんじゃなくて感覚がわからないってそんなにあることじゃないのでは?と、違和感や孤独感を感じていました。

 

 

不意に答えがやって来た

 

ある日、「見えない性的指向 アセクシュアルのすべて」という本を読みました。この本との出会いはマジでたまたまで、ツイッターで知り、興味を持ったので学校で探して借りて読んでみました。

この本によると、

 

アセクシュアル性的指向の一つで、誰にも性的に惹かれないことことが特徴。100人に1人がアセクシュアルである。

 

とのこと。引っかかったものの、うーん、これではないんだよな...とどうもしっくりこない。今まで見てきたセクシュアリティと違って、性的欲求に対して視点を当てているという点においては一番近くにある気がするんだけど...

そして読み進めて43ページ。ある一文が目に飛び込んできました。

 

 

 

では、誰にも恋愛感情を持たない人の場合はどうでしょう?

 

 

 

 

 

誰にも恋愛感情を持たない人をアロマンティックといいます。

 

恋愛感情を持たずに性的関係を持つことを恥じることがよくあるのです。

 

デートをしてみたものの、友だち以上の感情を持つことができず、恋愛とはいったいどんなものなのだろうといっそうわからなくなるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...

 

 

...そ れ だ!!!!!

 

 

 

いや~晴天の霹靂。すっきり。思わず笑っちゃいました。

 そして、今まで感じてきた混乱や違和感、疎外感やさみしさを説明する術ができた気がして、とても救われました。そっか、恋愛感情と性欲が別なことってやっぱあるんだ。恋愛欲はなくとも性欲は備えているって、ないわけではないんだ。こういうもんなのかなと思ってはいたものの、どうしてもこれは単なる嗜好ではない気がする、でもこんなことってあるんだろうか...と不安だったのが認められて、とても安心しました。

 

 

 

 

アロマンティックの人が自身の指向についてどんなふうに感じているのかは人それぞれだと思いますが、私の感じてきた感覚としては、こんな感じです。あくまでも私の感覚です。

 

  • 誰かと恋愛感情で結びつきたいと思わない
  • 恋愛関係そのもの、その関係にある人たちに対して憧れがない、今のところ興味もない
  • 恋愛対象としての「好き」と友達としての「好き」の違いがない(わからない)感覚
  • 自分自身が誰かと恋愛関係になることが想像つかない、想像しようとも思わない
  • 恋愛もののストーリー作品(ドラマ、映画、本、音楽など)等に共感したことがない、完全にフィクションの範疇を出ないものとして感じている
  • 人の恋愛模様に嫌悪感はないし、パートナーがいることをうらやましいと感じることはある。しかし、いざ自分に置き換えてみても想像がつかない、私はいいかな…となる
  • (正直、自分自身が他人への関心がそこまで強いタイプだとは思わないけれど)恋愛感情はないが、親愛の情はある。例えば、一緒にいたい、守りたい、大切にしたい、甘やかしたいという感情が向く相手はいる
  • 恋愛をしたいという欲と性欲は完全に別物で、私は恋愛をしたいとは思わないが、性欲はある
  • 人に対する感情で持っているカテゴリーは大きく「性愛の対象」「親愛の対象」「親しい人」の3つで、恋愛感情を抱く相手という分野はない
  • 愛情とは?と言ったら親愛が最上級の表現
  • 恋がわからない&関心がない&想像がつかないだけで、愛とはどんな感じ?というのはなんとなく自分の感覚として持っている。私にとっては、愛とは穏やかであること、凪のような静けさと安心感が得られることである。そしてその感覚はたいてい1人でいるときに感じる
  • 自分から行けるかは別問題として、スキンシップに対しての嫌悪感はない(無論同意がないものは誰からであっても嫌だよ)
  • (未経験ですけど!想像したときの話!)私の中でキスは恋愛感情によって導かれるものだから嫌、ハグは親愛の表現だから、セッはセクシュアルな行為だから許容、みたいなラインがある

 

 こんな感じですかね。本文中に、「パートナーに何を望んだらいいかわからない」とあるのですが、まさにそれ。例えば、「理想のデート」みたいなのがないです。想像もつかないし、何をするの...?何がしたいの...?そもそも恋愛関係にあるって何をもってその関係が定義されるの...?どんな感情を抱いたら恋愛によるパートナーシップ...?と迷宮ラブソングしちゃう...

将来パートナーと共に生活するとして、理想を語るならそれこそ同じマンションの隣同士に住む、くらいの距離感がいいです。話したくなったりさみしくなったら適当に訪ねていける、普段は自分の生活空間で過ごしたいです。私的にはこの生活も「1人じゃない」に十分入るし、寧ろずっと同じ空間で生活する方が、どんなに親しくてもしんどくなりそう...と思います。1人の時間、空間がないと息が詰まりそうです。今思えば、実家で生活していた時から、小学生になってからはずっと自分の部屋にこもっていたかもしれないです。喋りたいとき、ソファーで本を読みたいときだけリビングにいて、あとはずっと自分の部屋にいる、という生活が肌に合っていたし、そもそも食事時以外であんまり会話しなくてもいい感じでやってたな…

そして、物心ついたときからドラマってほとんど見なかったな、思います。月9とか、たいてい恋愛シーンが組み込まれるじゃないですか。あれらに全く興味がなかったから見なかったんだな、と今思います。映画にしても恋愛ものって多分1回も見に行ったことがないし*4

思い出したことがあって。中学生の時ですかね。当時ラジオっ子で、そこからいろいろな音楽を聴くようになったのですが、そこでなぜか「この曲を超えるものにはもう出会わないだろうな」と感じた曲があって。サカナクションの「ドキュメント」という曲です。

 

 https://www.youtube.com/watch?v=YXJso0ALWvk

 

当時はどうしてこの曲にこんなに惹かれるのかわからないまま、でもすごい救いの歌だな、と感じていました。今じっくり歌詞を聞くと「愛の歌」で、大きな肯定の歌だと感じていたのかな、とようやくわかりました。

 

 

ちょっと自問自答をしようと思います。

Q:単に恋愛に興味がないだけでは?

A:確かに興味はないっす。でもそれだけじゃない、欲求として抱いたことがない、どんな感覚かわからない。興味がないとわからないって決定的に違うと思うんだ...

 

Q:恋愛を知らなくて寂しくない?

A:人肌恋しくなることはあるけれど、寂しくはない...1人がいい...

付き合ってデートしたりお泊りしたり、というのが自分ごととして全く想像できないし、自分がするとして楽しいと思える気がしないし...

 

Q:恋したい?

A:分からないものを聞かれても...恋って何?どんな関係?から始まるので不毛な問いです!答えとしては、今はいいや、です。

 

Q:モテたくない?

A:承認欲求が満たされると言う意味ではモテたら嬉しいけど、その後恋愛関係を結ぶこと望んでいないので、うーん、モテたって何がゴールなんでしょうか?人間的に合うとか、欲が向かう感じになったとかだったらその関係は続くんじゃないですかね。分からん!

 

Q:アイドルを好きでいるのはどういう感覚?

A:自分に注意を向けられるのが苦手で、人間関係において、私を見て欲しいと思うことがほとんどないんですよね。そして恋愛関係を望む欲もないし、完全にステージの上の人としてアイドルを追いかけているため、一方的に好きでいられるこの関係がすごい合ってるんだと思います。*5どうかみんな健康で元気に歌って踊っていて欲しい...そして元々持ってる気質も手伝って、ずっとヲタクでいるんだろうな...

 

Q:本当にアロマンティック?

A:確実に今の、そして今までの自分を説明するのに一番しっくりくるのはアロマンティックです。まあ考え方や指向が変わったらその時はその時で...

パートナーがいる、というのはいいなと思うけれど、将来どうなってるかは知らん。その相手が男性か女性かそうでないか分からないし、やっぱりパートナーいらないや、となってるかもしれないし、もしかしたら恋してるかもしれないし。

でも一番想像できないのが恋してることなんだよな〜やっぱこの感じ、アロマンティックじゃね?

 

 

 

ジェンダーは多様だし、カテゴライズされるものではない、と色々なところで言われています。もちろんそれもわかります。でも、自分を説明できないことの不安さって、少なくとも私は結構大きいものでした。この感覚って何?みたいな、一般的に多数が持っているとされる感覚が体感できない!理解できない、モデルが見つからないってやっぱ不安じゃないですか。それに尽きる。なので、私は今まで感じてきた疑問がアロマンティックという言葉で説明されて、今とても安心しています。よかった!

 

それと同時に、自分メッチャマイノリティやん...とびっくりしました。マジで今まで気づかなかった。マイノリティであることに関しては(今のところは)不安はないのですが、自覚した途端にこの社会生きづらいな!?と思いました。例えば、私の専門分野的に福祉系の内容を学校で教わるのですが、今の社会、結婚していない人に対して何の保証もないやんけ!!!ということが多すぎる。無縁社会孤独死という言葉が急にリアルなものとしてやってきました。まあ、そこらへんは生涯未婚率の上昇の傾向もありそこまでマイノリティな選択とは言われなくなる(かもしれない)ものにしろ、全体的に婚姻によるパートナーがいない人に厳しすぎんか?そもそも結婚に対して何でそんなに条件つけるん?マジで同性婚を否定する理由は何?あんたの生活にどんな影響がある?そして結婚したとしても、行政がやるべきことを何で自己責任に留めさせる?は?

...しっかり勉強しようと思いました。私自身がこのセクシュアリティをつい最近、それこそ1週間前まで知らなかったように、知らないことが多すぎるし、そのことでしんどい思いをしている人や不利益を被っている人がいるはずなんですよね。それを忘れないようにしなければと思いました。

 

 

 

 

そして自分の話ね。遡れば10年ほど前から始まっていたとは言え、自覚し悩み、そしてようやくわかった、かっこよく言えば自分を受け入れられたのはこのタイミングです。別にカテゴライズされても何も感じ方が変わるわけでもなく、他者に向ける気持ちも変わらないし、ちょっと自分で拍子抜けしてます。そりゃそう簡単に変わるもんじゃないよね、とは思うけれど、でも自分が人をラベルで見ていたことを身をもって知りました。良くないね。私は今までと何も変わらず、愉快にヲタクをして生きていくのでしょう。疑問が解決してよかった。おめでとう自分。

 

 

緊張で長々と文章を書いてきましたが、ここで締めます。ということで、改めてカミングアウトというか、自己紹介しようと思います。

 

どうも、私はアロマンティックです!!!

 

 

 

 

 

 

 

*1:まあ中学生ということもあり毎日バカやるのに忙しかったという点があるのも否定はしませんが...でも恋愛について一切想像したことがないのはマジだし...

*2:その経験があってか、今でも映像や絵よりも文章の方が好きなんですよね...

*3:2015年の話だからね...書いてて切ない...

*4:記憶している中で唯一見た「溺れるナイフ」は、ジャニヲタになってから重岡大毅さんの演技が見たくて見に行きました…

*5:自担である長野博さんが結婚した、というニュースを知ったとき、実は1年近く引きずったけど、でもそれは失恋した、という気持ちというよりは、ずっと好きだった人が違うところに行ってしまった...みたいな衝撃と喪失感みたいなのによるものだったと思います。というかアイドルに限らず誰に対しても、恋愛的な好きという感情を抱いたことがないので、そもそも失恋という概念はないかも

私とアイドルと紫アイシャドウ 〜推しがメンバーカラー紫がちのドルヲタのアイシャドウ〜

*この記事はコスメブログではありません!!!ヲタクのブログです!!!

 


私は特別化粧に関心があるわけではありません。未だに化粧下地とファンデーションの役割の違いがわかっていませんし、そもそも顔に塗るのは日焼け止めのみ、が通常装備です。堕落学生なので、家と学校が近いのをいいことに、授業開始20分前に起きても焦らずに顔を洗い用を足しピーマンを大量に乗せたトーストを食らい、寝癖もあまり確認せずに出発することになんの抵抗もありませんでした。てか今現在もそんな感じです。

 


しかし進学しバイトを始めたことで、自分の趣味にかける金を稼ぐことができるようになり、解放されたヲタクは現場に行くことの楽しさを覚えました。ジャニーズの現場に行くとなると、やはり「メンバーカラー」を意識したくなります。口で届けることができなくても、あなたのファンであることを自覚して臨みたい。ペンライトが、あなたのファンはここにいるから、という届いて欲しい祈りなら、メンバーカラーを纏うことは自分のための武装です。

なぜこんなに紫にこだわるのか?という話ですが。紫を好きになったのはジャニヲタになってからです。それまでは青が一番好きでした。

 

 

こういうことなんですよね。

長野博さんから始まったジャニヲタ人生ですが、なぜか好きになるアイドルがメンバーカラー紫であることが多く、影響されまくりの結果紫を求めるようになりました。

しかし、メイクど素人が自分のセンスで紫というなかなか冒険した色を選んでしまうと失敗することは火を見るより明らか。パーソナルカラー診断を受けた方が多かった時のTLで、肌の色味のタイプはイエベ春夏秋冬の大きく4つがあり、同じ色であっても濃淡や透明度によって似合う色が違うということを知りました。ほのおタイプ!とか、そういうタイプ分けがあるのが好きなヲタクこと私、どうせなら似合う色が知りたいと思い、骨格タイプ&パーソナルカラー診断の本を買い読み込んでみるものの、パーソナルカラーが難しくてよくわからない。(骨格は迷いなきゴリゴリのストレートです)基本的に色を見分けるセンスがないため、どれを見ても似合わない気がする...と途方に暮れました。

しかし、自分で服を買うようになり、コスメも自分で買うようになり、毎回しっかり試着をしたり色々試すようになると、アイシャドウに関しては

 


・濃い色(薄い色は浮く)

・青みよりは黄みが入った色(浮く)

・ある程度濁りが入っている色(クリアすぎると肌が負ける)

・ラメが細かすぎると目視できない*1

 


この要素が必要かもしれない、と感じるようになりました。おそらく私はイエベ秋に分類されるタイプです。確かに淡い色のトップスを着るとただでさえ平坦な顔が急激にぬりかべ化するし、友人(推定イエベ春)のベースシャドウを使ったら白浮きが激しすぎて瞼が片栗粉はたいたみたいになったな...?反対に、何気なくGUの茶色の服に手を重ねたら何故か透明感が爆増ししたな...人体ってすげえ...

 


基本的にヲタクなので色々調べたり試したりして気づいたこととしては、アイシャドウって色の組み合わせで事故が起きにくいんですよね。お絵かきで思うような色の組み合わせをできなくても、アイシャドウだと意外と合う!ということが多い気がします。まさに顔面お絵描きです。そして絶妙な色がいっぱい。超楽しいです。

ということで、うちわを振りたいメンツのラインナップがマジで紫だらけの生粋の紫野郎の、紫アイシャドウを探して半年、巡り合った紫アイシャドウたちです。

パーソナルカラー診断をしたわけではないですが、おそらくイエベ秋、濃い濁った色が得意なタイプの私に合う色なので、万人受けはしないしこれ紫じゃねえだろ、という色ばっかです。でも私が紫といえば紫なので。では以下私の紫アイシャドウたちです!

 

 

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肌に乗せるとこうなります!よく見ると毛が生えています!私の生命力を感じてください!

 

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黒い点は普通ににほくろです。では上から順に、私の相棒ちゃんたちを紹介します。

 

 


ADDICTION ザ アイシャドウ085

https://onlineshop.addiction-beauty.com/ItemDetail?cmId=607

私の初めての相棒です。クイーンエリザベスを見に行ったときに東京ミッドタウン渋谷のコスメカウンターで買いました。どんな因果関係?って感じですが、初めて自担を見た高ぶりがヤバかったから、と言えばヲタクの皆様にはわかっていただけるでしょうか。

「赤と紫と茶色のいいとこどりのアイシャドウを探しているのですが…」という、自分でもそんなんあるんかいなと思うような要望に、これとかどうでしょう、と出していただいたのがこれ。本当に紫と茶色のいいとこ取りです。ぱっと見は赤紫っぽいんですけど、私の肌に乗せるとちゃんとブラウンシャドウっぽい働きもする優れものです。でもきちんと紫シャドウで、いや〜あなたに出会えて〜本当に良かった〜!!!!!!!!とても重宝しています。ラメも「詰まっている」って感じで、きちんと光る。なのに馴染む。本当に私の肌と最高のマリアージュなんですよ。つか馴染みが良すぎてもはや実家シャドウ。どんだけ重ねてもしつこくならない、重ね塗りするほど紫みが増すため、強い気持ちで臨みたいライブにぴったりです。

 

 

NARS ハードワイヤーアイシャドウ 5347

https://www.narscosmetics.jp/hardwired-eyeshadow-5347/4535683964647.html

宇宙。カウンターで見たとき、あまりの可愛さに一緒にいた友人の方を強くぶっ叩きながら「ねえどうしよう?!??!?!買っていいかな??!!?!??!!」と騒いでしまいました。店員さんその節はすいませんでした...

これま~~~~~じでかわいいんですよ!ケースに詰まってる状態では結構青みが強いんですけど、肌に塗ると想像以上に濁ってくれます。肌に乗せると隠れていた茶色がいい仕事をしてくれて、そのおかげで浮きすぎない仕上がりになります。なんでこの色が馴染むん???圧倒的感謝なんだが???そしてこのアイシャドウの何がすごいって、色がいっぱい入っているんですよ。と茶色に、ピンク水色のラメが入っています。やっば!!!!!!

 

ヴィセ アヴァン シングルアイカラー028

https://www.kose.co.jp/visee/avant/eyes/single_eyecolor.html

一見炭...???錆...???みたいな色ですが、私にとってはこれも紫です。ヴィセのシリーズって、ラメが入ってない奴は伸びにくい気がするので気をつけていたけれど、これは使いやすいです。元々、アディクションの紫と合わせる黒のアイシャドウが欲しいなと思って探していたため、黒として使う予定でした。(黒と紫、お察しの通りヨコヒナをやろうと思っていました)こちらは肌に乗せたほうがパッケージの見た目より暗くなります。メタルっぽい発色で、すごい不穏な色です。例えるなら「ハロハロ」みたいな色です。(特定のヲタクにしか伝わらない例えをすな)(KAT-TUNのアルバム「IGNITE」4曲目)

 

ESPRIQUE セレクトアイカラー RD400

https://www.cosme.com/products/detail.php?product_id=167481

ざっくりしたジャンルは茶色っぽい色です。パッケージを見る限り赤に分類されるようです。茶色?赤?オレンジ?みたいな色ですが、夕焼けの濃いオレンジが夜に近づくにつれ群青色と混じって紫っぽくなる、あの感じの紫に見えなくもないと思っています。暗い赤紫みたいな。これは馴染むというよりきちんと発色してくれるタイプです。そしてめっちゃ伸びがいいです。今回紹介するアイシャドウの中で一番かわいい色だと思います。どす黒いラインナップの中の“ヒカリ”なんすよ...まあぱっと見茶色ですけど...

 

CANMAKE パーフェクトマルチアイズ 04

https://www.canmake.com/item/detail/20

このパレットの左下のやつです。これは結構わかりやすい紫(当社比)です。私が持っている紫シャドウの中の唯一のマットシャドウです。薄塗りだと発色しない、色を吸収するタイプの肌をしているため、基本的に重ね塗りがマストなのですが、塗っても柔らかい紫に茶色味が増さないので好きです。5色とも紫みのある色なのですが、一番左の色ばっか使うのでそこだけ無くなりそうです。単色で出してくんねえかな~

 


今のところ、一番遊びやすいのはアディクションのやつです。これにvisseの色々な色を重ねて顔面お絵描きを楽しんだりシンメを爆誕させています。(これだからヲタクは...)

 

おすすめの遊び方

 

アディクション×...

このアディクションは、合わせる色によって紫になったり茶色になったりオレンジになったりするカメレオン系アイシャドウなので超便利です。

 

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上から、

マジョリカマジョルカ シャドーカスタマイズアイシャドウGD822

ヴィセアヴァン シングルアイカラー 037

ヴィセアヴァン シングルアイカラー 025

エチュードハウス ディアーマイエナメルアイズ OR202

 

別にこれできちんとした場に行くわけではないので、やりたいようにやって遊んでいます。

マジョマジョのゴールドと合わせると、いい感じにギラギラの焼き芋が誕生します。秋っぽくていいなと思っています。(いいのか?)

ヴィセアヴァンは遊びやすいですね!なんせ色がいっぱいある!037の方を重ねると日没間近になり、瞼が最高にエモくなります。一方の025は、相当パリピな色をしている割に私の肌に乗ると途端に濁るので(何故???)相性がいいです。これは瞼が日中!ピーカン!って感じです。

エチュードハウスを重ねるとマジもんの夕焼けになります。オレンジにつられてアディクションの方もオレンジっぽくなります。

 

 

 

NARS×...

アディクション以外は新入りなのでまだ遊び切れていないのですが、NARSはなんとなくわかりました。

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マジョリカマジョルカ シャドーカスタマイズ BR332

 

このNARSちゃんのやばさわかります?パレットに入っている方とミラーに映った方でこんなに色味が違って見えるんですよ...

このNARSちゃん、最高にかわいいけど癖強じゃないですか。なのでベースにこいつを塗って、その上から目尻側に重ねて乗せると、柔らかい発色になりかわいさが3倍になります。この組み合わせま〜じでかわいいです。

 

 

紫って青と赤の組み合わせだから、難しいかな〜と思ってましたが意外とあるもんでした。どす黒い色ばっかり集まりますが、でも私にとってはプレシャスワンばっかりです。

NARSのアイシャドウがマジでかわいいのだらけだったので、これからはNARSに通い妻しようと思っています。紫のヲタクたち!元気に色彩で殴って生きていこうぜ!

 

 

*1:EXCELのアイシャドウの滑らかさ、好きなんですけどあれどんだけ濃い色乗せても消えちゃうんですよ...

さみしい/喪失感/共に

さみしい。寂しな〜寂しな〜。

いや〜さみしい。ただ、今の時点で圧倒的に情報が少なすぎて、受け入れるの前にどうして?が先行していて、わからないというのが大きいです。納得とかの段階にまだ行けないです。亮ちゃんが関ジャニ∞から去る、というか既に去っているということが全然わからなくて、ただただ悲しくてさみしい。

 

亮ちゃん。急すぎると思いました。だけど、GR8ESTが終わった頃には話が出ていたというのを知って、そっか。と思いました。たまたまおととい、GR8ESTツアーメイキングを見ました。そこで亮ちゃんは、7人で背負う関ジャニ∞の1人あたりの量と6人で背負う関ジャニ∞の1人あたりの量は、1.なんぼくらいしか変わらない、それくらい俺ら背負えるから、と話していました。そうじゃなかったんだよね、と言いたいです。だよな、ではなくそうだよね、というニュアンスです。あれだけ長い時間一緒にいた人がいなくなるんだもん、背負う重さは1.なんぼで済むわけがないし、いなくなる重さは全員同じくらい途方も無いんだよ、そのことに気づいているのかな。どう考えているかはわからないけれど、悲しかったよね、さみしかったよね、と思います。

去年の4月から、いやそれよりもずっとずっと前から、関ジャニ∞を守ってくれてありがとう。GR8ESTで笑えと叫んでくれてありがとう。5人は見慣れなさすぎて、まだ私はあなたを過去にはできないです。

大好きを言わせて欲しい。ありがとうを言わせて欲しい。そしてさよならを言わせて欲しい。今のままじゃ、去り方ではなくあまりにも一方的な終止符の打ち方だよ。お別れと消えることは全く違う。

 

 

関ジャニ∞。随分先を走っているんだね。本当にボロボロの身体で、血走った目で、前に進もうとしてファンを導いてくれるんだね。

私の体感では、休んで欲しいというヲタクの声が多くて、私も時間が欲しいと思います。生き急いでいる感じが不安になります。

でも、動き続けて止まらずに走り続けるのはらしいなと思います。これがらしさなのだということをこの1年かけて知りました。

無理しないで、と言いたいけど、無理して進むのは必ずしもファンのためだけではないんだろうな、関ジャニ∞のためでもあるのかな、と思うのは間違いではないと思います。言えないことがあるから歌うし、泣けない代わりに踊るし、頑張るために笑う人たちだから。いよいよ、関ジャニ∞にとっての関ジャニ∞が人生そのものになったのだなと思いました。

関ジャニ∞を守ってくれてありがとう。これからも守ろうとしてくれてありがとう。

 

 

全てにおいて「決まったことだから仕方がない」とは言えないです。これからどうなるかわからないけれど、やっぱり今は亮ちゃんがいなくなることが理解できないし、ツアーに突入するのも早すぎると思います。でも、あなたたちがやるならついていこうと思うし、皆の言葉を信じてきたことは間違いじゃなかったと思うのです。ここからの関ジャニ∞はこの6人といった言葉も、我々はここにいるでしょうがという言葉も、関ジャニ∞関ジャニ∞を頑張ることをするという言葉も、いまだに納得していないという言葉も、未来が明るければという言葉も、一緒にという言葉も、複雑な表情も、嘘だったことは1度もなかったと私は感じています。信じたこと通りにならないこともあるけれど、信じたことで見えたものも得たものも沢山あるから、信じることを愚かだとは決して思いません。

 

 

永遠ってなんでしょうね。アイドルに願う永遠って、ずっとその姿を見たいというのと、特にグループでやっている人たちにずっとあなたたちが笑っていてくれたら、の2つがあると思うのですが、うまくいかないものですね。人生は一度きり、人生は選択の連続、ああわからない。

 

少なくとも5人は、なるようになれば、の気持ちで次のツアーを進むのではないと思っているので。決死の思いで死にものぐるいで日本全国で闘うと思うので、一緒に駆けずり回ろうと思います。一緒に生きていきたいです。

亮ちゃんは、どうか何か言葉を聞かせて欲しい、言葉をかけさせて欲しい。関ジャニ∞は絶対に過去をなかったことにしない人たちだから、私はあなたをなかったことにできない。

お互いに喪失感を抱えながら、みんなで傷だらけになりながら、それでも一緒に生きていきたい。

アイドルは行くよどこまでも ~A.B.C-Z「Going with zephyr」ライブ感想、そして~

A.B.C-Zライブツアー「Going with zephyr」参戦してきました!初A.B.C-Z、最高でした!!!!!なんかもう、色々ヤバくて!!!!!冒頭から語彙力を置き去りにするスタイルですが、そんな情緒のまま感想を書かせてください!!!!!感想というか主にメンバーの印象ですね!記憶力が皆無なのでふんわりしている上に、私ライブに入ると全体を見る余裕がなくてうちわの人ばっかりをガン見してしまうタイプのヲタクなので、色々偏りがあります。そもそも器用だったらこんなにこねくり回した文章を書いていないので...私の記憶を垂れ流していくスタイルです。本当にヤバかったので...

 

 

 

はっしー

なんだろう、顔がかわいいことを自覚している顔のかわいさでした。思ったよりA.B.C-Zの皆さん小柄で、真ん中に立つはっしーがすげえでかく見えました。シュッとして足が長くて顔もちっちゃいのに、永遠にほっぺがかわいいタイプの人ですね...前から見ても後ろから見てもかわいい。全身から溢れる「俺、全人類から愛されてるんで」オーラが最高でした。かわいい人をかわいいと言うのは大変気持ちがよろしいです。

A.B.C-Zの中に立つはっしーを見て、圧倒的センターという存在を、初めて実感しました。はっしーがセンターに立つことで、A.B.C-Zの枠を決めて、歌い踊るアイドルグループになるんだな、と思いました。ある種職人のような4人の真ん中に入ることで、華やとっつきやすさが生まれるなと思いました。センターを任されることで、他の4人が思いのままに広がることができるのがA.B.C-Zの形なのだと感じました。そして、4人の広がりに比例して自分自身も大きくなる、スケールがでかい人だと思いました。

センターは橋本くんじゃないとダメなんだなと思いました。自然に真ん中にいる、押しやられるのは人たらし五関くんだけど、バランスとして、中心点として立つのは橋本くんなんだと思いました。ブレてはいけないところでは絶対にブレない、グループでのバランス感覚がすごい人だと思いました。

橋本くんの歌を聴けてよかったです。最初ちょっと音が伸びきれなくて困ったように笑っていたのが見えたのですが、時間が経つにつれどんどん歌が伸びやかになって、歌はいきものだと知りました。

 


とっつー

日頃から顔のいい男たちを沢山見ていますが、改めてマジで整った顔をしている...

そして、あの顔にロックスターの魂を宿らせているのがとっつーの魅力ですね...体が雄弁に感情をメッセージを語る人だと思いました。「幸あれ」で、すごい切実な目で客席に向かって腕を振り指差して歌っていて、改めて言葉の力を信じている人だと思いました。あと、「リンネ」の時、ボックス(と呼ぶにはややでかすぎるアレのことです)に腰掛けて、隣にいる塚ちゃんに軽くぶつかりながらずーっとゆらゆら揺れていて。ビジュアルや言葉のセンスのせいで飄々としたような印象を持っていたけど、もしかして誰よりも一人が似合わないというか、コミュニケーションを取りたい人というか、寂しがりやというか、ジャニーズの後輩に信者がいっぱいいる理由の片鱗に触れた気がしました。自分に人を巻き込む力がある人ですよね...それを人は魔性と呼ぶのですね...とっつーは好きになるというか狂わされるの方が近いかもしれない...そして当の本人は五関教の信者という...類は友を呼ぶ(?)

会場の距離の問題なのかもしれないけど、たぶんとっつーのおうっ!とかはっ!みたいな声がめっちゃ聞こえてきて、自由とわかって自由をやるみたいな、そんな矛盾を持ったままがんじがらめの中で表現するのがすげえなと思いました。でも、感情と身体のアクセスが誰よりいいから、ギリギリで自由が先行して、それが表に出るのこの人の面白さだと思いました。

 

 


塚田くん

 

いきなり「塚田くん」と書いては、文字面だけでニヤニヤしています。先に書いておくと、そういうことです。

 

あの...天使...天使だった...双眼鏡覗いたら天使がいた...うちわが大変““男性””で、(精一杯の婉曲表現)*1開演前から「無理!!!無理です!!!(興奮)」とご一緒した隣の方に興奮をぶつけてしまっていたのですが(そして「ホントに今回の彼はヤバイよ」と忠告を頂いて顔面蒼白に)、いざ始まって双眼鏡で見たら、なんと少年の顔をした金髪の天使が立っていて。なんであんなに変わるの?髪型が大きく変わったわけでもないのに(前髪が上がっていたらだいぶ大きい変化だけど、全体的な丸みだけであそこまで変わりますか?最高)、すっごい可愛かった...

ライブの中では、飛び道具なんだけど誰よりも周りを見て意識的に出たり引いたりする人だなと思いました。はっしーとはまた違うバランサーだなと。空間を作るのは4人に任せて盛り上げる人でした。やっぱ思っている以上に冷静な人だよね...

純真無垢な少年の顔をしておいて、ダンスがすごい!!!舞台映えするだけの動きじゃない、どのシーンでも通用する踊るをするし、ダンスを武器に持っている人だと改めて知って最高でした。曲によって雰囲気が全く違って、本当に目が離せなかったです。「FORTUNE」でストリートっぽくバッキバキに踊っててもれなくぶっ倒れそうになりました。ダンスで言うと、塚リカちゃんの存在は知ってたけど、まさかリカちゃんがスピンするとは思わなかったよ...アルティメットダイナミックガール...エンターテイナー...

「Saw me tight 」だったかな?ステージの向かって右上ブロックの椅子に座ってるやつあったじゃないですか。あの曲で、ピンライトが当たっていなくてステージライトでぼんやり照らされている中、一切動かず座っている時のオーラが忘れられないです。深くゆったりソファに腰掛け、腕をだらんと床に垂らし、余裕を操ってて本当にもう無理でした...ハッ...としちゃった。静止をあんなにものにする人だと思わなかったです...ヤバかった...

そしてですね...わたくし、まさかの塚田くんにハイタッチしてもらったんですよ...ツイートの方でそんときのことを書いているのですが、まさか初めて行ったライブで、自分の席が出入り口とめっちゃ近い席で、そこから大好きな人が来て、ペンライトに気づいてくれる確率ってちょっともう涙で前が見えねえ。

最初マジで理解が追いつかなくて固まっちゃったのですが、手伸ばしな!と言ってもらって向けた手のひらに、思っていたよりそっと合わせてもらった、温かくて厚くて、表面はさらっとしていて体の内側から出てる熱を感じた手は忘れられないし、持っていたペンライトを見つけてくれた眼差しも、マイクを通さずに聞こえた「ありがとう!」も忘れられないです。

 

 

 

河合くん

まず、河合郁人が何者かって、“美“なんですよね...A.B.C-Zのライブに初めて行った人が言う感想ランキング第1位らしいですが、私も典型的なそのパターンでした。I‘m チョロいヲタク

今でも走馬灯のように思い出すんですけど、髪がありえないくらいさらさら。綺麗な茶色の髪が、動きに合わせてさらさらふわふわする光景は、まるでサラブレッドのたてがみでした。もしくは風に揺れる稲穂。*2

グループではチョける役割を担っているというか、笑わせようとするサービス精神の持ち主だと思うのですが、目の前で見るとそういうのが全部吹っ飛びました。ジャニヲタだからというのも何割かは助けているんでしょうけど、ジャニーズモノマネでやるようなあのアイドルのカッコつけ、あれを自然に随所でやるんですよ。あれ実際に見てみ?素でやるからあんたは誰よりかっこいいんだよ!!!と心のうちわを振りまくりました。天然の二枚目とはこのことなんですよ...そしていじられじゃなくて愛されキャラというのが似合う、「か〜ぁわいいねぇ〜♡♡♡」と撫でくりまわしたくなる瞬間がいっぱい。

とか思ってたら例のベッドシーン(壮大な語弊)よ。あれ見ていいの?全体的に「Saw me tight 」の刺激が強すぎたんですけど、あの観客の見たいものがどんなものかをわかりきっているゆえの「私(観ている者)の思い通りになりそう感」ヤバかったですよね...あれを自覚して操っているか、感覚としてやっているかで色々変わってくるよ...

 


五関様

なんか今あそこですごい動きした人がいた...と思ったら五関くんだったというのが何回もありました。目立つとはまた違う、残像まで魅せるというか...単に速いだけの動きだったら別に惹かれないじゃないですか。表現ってすごいな、身体ってすごいなと思いました。

実際に姿を見ると、すっげえ浮世離れした人でした。目も体の線も鋭いのに滑らかで、その身体から放たれる動きは全身のバネがすごくて、ステップは鋭くて、そして歌うとあの声なんですよ...?マジで五関くんをデザインした神は最高に仕事ができると思いました。ありがとう。五関くんがあのビジュアルで小柄な世界があまりにも正解だと思うし、あの踊りを繰り出す五関くんが歌うこの世界が優勝だと思いました...OPで眼帯で出てきたとき、本気で次元が違う世界にきたのかと思って、うっかりデカい声で(今目の前にいる彼は)現実?!?!?!と叫びました。(近隣の皆様にはご迷惑をおかけしました)クラッシュのソロダンスを生で見たときは思わずステージに財布を投げ込みたくなりました。流石にそんな下品なことをしたら蔑みの眼差しを浴びそうだったので、全力で「フォー!!!!!!」と叫ぶだけに留めました。あの時の感情に一番近い言葉が叫びしかなかったんですよね。すごいものを見ると人間の語彙力は消し飛ぶ。マジであれヤバかった...

私が入った回のMCは怒涛の三津谷回で、「五関くんに対する各メンバーの感じ」をフルコースで見たのですが、私は塚五の感じが好きです!!!五つ星でそれは確信に変わりました!!!*3塚ちゃんが急に可愛くなるあの感じもさることながら、パフォーマンスにおける塚五の強さが好きです。シンメ位置で踊った時の、安定感ではない両翼になりうる、違う方向を向いた同じパワーの強さがすっごい好き...五関くんに対応する踊りは塚ちゃん、並んだ時収まりのいい空気感は河合くん、可愛いの好きと俺は特別だから!の好きの世界ははっしー、狂愛と受け止める度量(というか肝の座り方)はとっつー...なんか、こういう描き方をする時点で私もだいぶ沼ってますね?私は会話は少なくとも楽屋でずーっと五関くんを見続けて、MCとかで「ずっと俺のこと見てるんだよね」「気づいたんなら反応してよ!」と噛み付くも、嫌がられてる...?と不安になるタイプかな...どことなく河合くんに近いな...

 

 

 

 

 


1曲目の「Welcome to the Night」の登場の時、全員が布!ゴテゴテのジャケット!ハット!グラス!と盛りに盛りまくった衣装で出てきて最高でした。その盛りまくった中でもひときわ異彩を放つのに誰より似合いまくった眼帯五関様は...もうね...本当に現実か?と今でも思います。最高だった。

 

新体操パートの神聖さが凄かったです。あれがジャニーさんの追悼なのか初見のわたしにはわからないけど、祈りというか、あれをライブでできるのができるのがジャニーズエンターテイメントでありその流れを汲んだA.B.C-Zだと思いました。一切おふざけにならない、会場も真剣に見入っている感じが、すごいなと思いました。

 

「Man and Women」で、あんなにがっつりファンに振りを与えられているとは思ってなかったし、あそこに塚リカちゃんが出てくると思ってなかったし、全員の女装が映像で流れるなんて思ってなかったです。でも、カラフルなカオスこそ我らヲタクの故郷...って感じで、馴染みがいいというか、本能が楽しいと叫んでいました。初見でやるには難易度の高すぎないか?てかなんでえび担さんそんな踊れんの?と思いながら必死で着いていったのですが、振りを踊るって楽しいですね!今回が初参加だった者としては、昔からある曲で振り付きの曲だと、一体感に置いて行かれてちょっと寂しさを感じるのですが、新しいアルバム曲からだとスタートラインがみんな同じで、同じ熱量で楽しめてありがたかったです。...それにしたってえび担はなんであんなに踊れるの???訓練されすぎですよ皆さん

 

 

 

 

 

 


以前表紙を飾った「PERSON」に、「圧倒的平和なグループ」というようなことが書かれていたと思うのですが、実際にライブ中のコミュニケーションやMCの感じを見て、仲がいいというか、互いを好きという気持ちでうまく言ってる人たちなのかなと思いました。とんでもない拗らせはありますけど、全部本気でやっている感じがとでも愛おしかったです。 A.B.C-Zの関係性はは横一列というより、文字通り五つ星として存在していると思いました。

改めて、色々なものが詰め込まれたライブでした。歌って踊ることを軸に、様々なジャンルを自由に行き来する、ジャニーズのエンターテイメントで生まれた人たちの力を知りました。

A.B.C-Zはアイドル「なのに」じゃない、アイドル「だから」できることを詰め込んだ集団なのだと思いました。アイドルらしくないと語られるようなものも全部やってしまえるのは、アイドルは自由だから何でもできることの証明なのだと思います。これだけ個性的な人が集まって完成するライブだから、EDMも林田ポップスもみんなで振りを踊る曲も眼帯もタップもロックスターも同時に存在する姿が楽しく面白く美しかったです。同じものを見てきた人たちが同じものを作り上げようとする美学が通った人たちだと思いました。

 

「ジャニーズらしいグループ」として A.B.C-Zを認識し興味を持ち、ラブバトルで A.B.C-Zって面白いな?好きかも?となった状態で参加した今回の「Going with zephyr」。結論から申し上げますと私はA.B.C-Zが好きです!!!!!A.B.C-Zのポップスが好きで、エンターテイメントは予測がつかなくて面白くて、もっと追いかけたい!見たい!聴きたい!ということで、ファンクラブ入会いたしました。お察しの通りかと思いますが、塚田くんの名前にチェックを入れました。ハイタッチをしてくれたのが確かに最後の一押しではありますが、私は塚田くんの歌とダンスと笑顔が好きなんだ!えび担の皆様、これからよろしくお願いします!A.B.C-Zのライブを見られてよかった~~~!!!!!

 

 

 


【A.B.C-Z】「DAN DAN Dance!!」ミュージッククリップ

 

9/25発売の新曲です!最高に楽しいです!「再生回数多いとカッケエんでしょ?」と河合くんに言われたのでぜひ!五関くんの「最高のアト~ラクション!」の「こうのーあと」の音の上り方がヤバいです!

 

 

 

 

急募:塚田くんのおしゃれな私服が見られる媒体がありましたら教えてください...

 

 

 

 

*1:お察しの通り、ここで隠そうとした単語は「オスみ」「セクシーが大気圏突破」「エロい」等です

*2:例えが田舎者でごめんなさい、でもめっちゃ褒めてる!すっごい綺麗な風景なんですよ!!!

*3:ライブ終了後、塚ちゃんとのハイタッチを反芻し半泣きの状態で◯ュンク堂に駆け込みました

カノトイハナサガモノラ 考察メモ

円盤化されると信じて!!!!!!その時に見返して改めて考察するための自分用メモです。ふせったーからも引用したりしてます。1回しか観劇していないため、うろ覚えの部分も多いですが、そこはご愛嬌ということで。ガンッガンに内容に触れていますので、ネタバレを避けたい方はご注意を!疑問に思ったことと考察です。考察は自分の中で答えらしきものが出たところのみ書いています。あくまでも私用のメモです!

 

 

 

 

 

  • イノハラが言いたかったことは?

ずっと言いたかったことを思い出せない。そしてサカモトには話すことを止められる。

鍵は「ずっと」ですよね。実際の井ノ原さんは相当記憶力がいい人なので、忘れることはなかなかないと思います。では、何を言われたら思い出すのかな?それが知りたい。

 

  • なぜナガノはあんなにアイドルをしている?

ナガノは劇中で、オーナー(たち、だったよね?ソウルターミナルの皆から問いかけられていたような)からの問いかけに「...使命?」と答えていたような。

私は博担ですが、本当に博は語らない人でね。裏を言わないし見せない人だなと思います。だから、カノトイであそこまでわかりやすく「アイドル」を演じていて、なんか嬉しかったです。御徒町さんに、本当に長野博という人はアイドルとして存在していることが伝わってあの役割になったのだろうなと。

また、パペットよっちゃんの声担当もナガノでしたよね。アイドルであることを「君の歌だよ」と肯定されたよっちゃんの言葉を代弁したということは、1番アイドルとして、アイドルに夢を見ているのはナガノってことになるのかな...

 

  • サカモトが怖かったものは?

ずっと思っていたことを今言おうとしたこと、何故突然今になって言おうとしたのか、何があったのか、どんな心変わりをしたのか、その変化の原因が怖いから聞きたくない。

変わることが怖い、というのはよくわかります。で、今この瞬間にその言葉を聞くことで変化するものって、未来だと思います。過去も未来もあるソウルターミナルとは言え、今より先のことは思い出せないのだから、何が起こるかわからない。言われることそのものではなく、聞いたことで変わる未来が怖かったのでは?と思いました。

 

  • 「壁にしてしまうよ!」とは?

言葉を聞いたときに最初にイメージしたのは磔の図でした。思いっきり刑罰ですね。でも、それだとあまりに物々しいというか、罰というニュアンスではないな...と思い。単純に、人間以外の物にする→「無」にしてしまうことなのかなと思います。動けなくなるからループもできないし、生きることも死ぬこともできない、さまようことも何かを言うこともできない、魂も消えてしまうよ、ということだと考えました。

 

オーナーは「言葉は言葉でしかないんだよ」といっていましたが、その後のイノハラとオーナー(バンドメンバーだったかも)が夢の話をしていた時、「(寝るときに見る夢と叶える方の夢は聞いたじゃわからない、という流れから)ユメは文脈で読むからね」という一節があり、つまり文字を見ただけでは全く意味の分からないアナグラムでも、オーナーを見て愛情のこもったトーンと表情で言う「アインホガトリツトウモ」は、決して単なる言葉ではない。言葉は誰と話すかが重要、というメッセージかなと思いました。オーナーに向けてだけじゃなく、イノハラさんからトニセンに向けての言葉でもあるのかな、とも思いました。特に坂本さんに対して。

さんざんオーナーにババアババア言っていたイノハラさんですが、この暴言を吐くイノハラの図って、坂本さんに対する態度ともダブるな...と思いました。個人的に、井ノ原さんは長野さんに対しては大好き大好き!構いたい構いたい!という態度で接していますが、坂本さんには当たりが強いことが多い気がします。でも、文脈というか、ずっと井ノ原さんを見ていると、めっちゃ坂本さんを好きで尊敬していてお兄ちゃん的に思っているのをひしひしと感じられるじゃないですか。素直には言わないけれど、確かに思っているんだよな、という愛情の言葉だなと思いました。

「いつも」というのは、ループの度に出会っているからなのかな?だとするとイノハラはソウルターミナルの記憶がゼロではないということなのでしょうか?ここがわからない。

 

  • 3人バラバラにソウルターミナルから去った理由、そしてまた出会った理由

「トライアングル」を歌い終わった後だったと思うのですが、歌い終わった後に3人がステージからばらばらの方向へ去ったのが、この舞台で一番怖かったです。この場面が、ソウルターミナルの中核であるステージから一番遠ざかったシーンということになります。

そして、デビュー当時のカメレオン衣装をオマージュしたような衣装で再びステージから現れ「カノトイはナサガモノラ」を歌います。そして歌い終わった後の挨拶シーン?で、ナガノとイノハラが腕を左右に伸ばし、ステージ中央に立ったサカモトが両手を左右に広げ、ぎゅっと手を握る動きをしたとき、3人が結びついた姿を見せられた気がしました。3人はつながっているから、離れてもまた出会うことができるし旅立つこともできる、という意味なのかなと思いました。

 

  • ソウルターミナルから脱出することは何を意味するのか?

ソウルターミナルはループから抜け出せないままの姿を見せつけられたわけですが、じゃあアイドルにおいてループしているものは何だろうと。一番に思い付いたのはライブツアーです。セトリや衣装が変わることはあるでしょうけど、同じものを全国でやる、ということにおいて同じことだろうと。ループと言われるとめっちゃ怖いですが、でも不幸を呼ぶのか?というとそうではないよな...と思いました。「繰り返しには需要がある」というのもライブと当てはまるな...でも抜け出す選択肢がないのは怖いし...

「トライアングル」を歌った後に、「ステージからばらばらに去る」という形でループから外れたように見えたのですが、そうなると、脱出するには3人が離れるしかないのか?裏を返せば、3人でいるうちは繰り返し続ける?...書いていて、ループから脱出する=トニセンの解散じゃないか?という結論に至りました。

うーん、私は「トニセンはアイドルである」は成立するけれども、「アイドルをしている姿のみがトニセンである」には完全には同意できないというか。とまほしのときに「TTTをライフワークにしていけたら」という言葉が物凄く嬉しかったんですよね。この人たちは、アイドルと言う形が変わっても離れることはないのかもしれない、と思ったので。だから、ループすることが「3人でい続ける」ことを繰り返すことを意味するのなら、バラバラになる日が来るまでは(=トニセンが解散するときまでは)永遠にループを続け、永遠に脱出しないしできないのではないでしょうか。...恐ろしいくらいに深いつながりですね。

 

  • カノトイハナサガモノラ、あの世界にいる彼らは悲劇に直面しているのか?

先ほどのトニセンのつながりを踏まえて、そうなると恐ろしいと表現できる話ではあるし、宿命ともいえるくらいの重さはあるのかもしれませんが、3人は悲劇の中にはいないんじゃないかな。正直、ここを掘り下げるにはアイドルそのものを問うことになると思うのですが、でもナガノはポーズを決めることを「使命」と言っていて。うん、3人とも、平熱のトーンで、不幸だとは思っていないと思います。

 

  • 「手を取り合えば無重力」とは?

この話題、前回の由利ちゃんの話から来たのかな...TTTとのつながりを教えてほしい。

 

  • オーナーは何者?

ソウルターミナルは生と死が混ざる、魂の行き着く場所である。そして、生き死にを繰り返すトニセンは、その度に記憶をなくす。(ナガノだけはアイドルをすること、していることを「使命」として記憶しているけれど)

開演15分前くらいから、ステージ上の向かって右の出入り口のところに、ソウルターミナルのバンドメンバーが中央のオブジェ?後にオーナーが立つお立ち台的なところを見上げて佇んでいました。あの人は誰だろう?と思っていると10分前くらいになって消えました。そして、オーナーの口上が始まるわけですが、あの時から本編に至るまで、オーナーは怒った口調でした。

正直、結構な勢いで怒っていたので冒頭でビビってしまったのですが笑、改めて何故オーナーは怒っていたのか考えてみました。まずあの舞台は、「カノトイはナサガモノラ」を歌い終わりカーテンコールになります。しかし、そのカーテンコールだと思っていたものも、実は全編全く同じことを言っている、つまり終わりがないループものということでしょう。とすると、開演よりももっと前、会場に入った瞬間から、ループはずっと続いているのではないでしょうか。

「私は~です」と自己紹介するたびに、あんたたちは死んでいる、そしてまた生まれるんだよ、という話を受けての「20th Century デス」。曲名に「デス」が入っているように、そして先ほどの話があるように、この曲は明るい曲調に対して「死」を表現したパートではないでしょうか。トニセンの死。そして、アカペラで歌いだした「愛なんだ」。オーナーはこの曲を聴いてこらえきれずに嗚咽してしまう。TTTシリーズで初めてのV6の曲で、愛を歌う。一度死んで、また生まれる。

カノトイを見た後にどうしても感想を話したくなって、相互フォロワーさんにに暑苦しい考察をぶつけてそのまま話し合ったのですが、そこでの気づきがこちら。(掲載許可頂いています)

 

〇あの舞台は、トニセンがV6としてデビューする、つまり個人として死んで、集団であるV6として生まれることの暗喩ではないか

〇「20th Century デス」で、トニセンとして生まれようとした(デビューしようとした)けれど、それは叶わなかった(デス=死んでしまった)。それが、「愛なんだ」を歌うことでV6という存在を思い出し、V6として生まれる未来を思い出した。ソウルターミナルは過去と未来が混じるところなので、未来を思い出すこともできる

〇V6でデビューすることで、トニセン3人の価値が認められた=トライアングルが響いた

 

 

この視点を得て、やっぱりこの舞台は「アイドルとは」という話であり、アイドルと言う存在を肯定する話だな、と思いました。一見わかりにくく関連性がなさそうに見える要素が散らばめられていても、軸にはアイドルがいるように思いました。トニセンに、あんたたちは歌って踊るんでしょ、アイドルなんでしょ?と直接的ではなくても、話題を振ったのはどれもオーナーです。そうやって、ソウルターミナルにループしてきて記憶を失うたびに思い出させているのかな。別れがつらくて「愛なんだ」を聴くたびに涙しても、それでもなお思い出させるのはトニセンに愛情を持っているからではないでしょうか。アイドルとして1度死んで、また生まれるのをずっとずっと見守り続けているわけですから。

ここで思い出したのですが、この舞台を作ったのはトニセンの他に、もう1人います。

 

そう、御徒町さんです。そうなると、オーナーの言葉って、もしかして御徒町さんの言葉なのでは...!?冒頭の口上が怒った口調だったのは、「愛なんだ」を歌い生まれたトニセンが、またループしてきてしまった(また死んでしまった)ことに対しての「どうしてまたここに戻ってきてしまったの」「あんたたちは生きなきゃダメなのにどうしてまた死んでここに来てしまったの」という悲しみを隠した声だったのではないでしょうか。ここからどこへでも行っちまいな、というのは、生きろというメッセージであり、アイドルであることを思い出したトニセンを肯定し応援する言葉だったのかな...と思いました。御徒町さーん!!!!!!!!!!

 

  • 「カノトイはナサガモノラ」のテーマは?

ソウルターミナルやループ、セリフの中からも、死が近くにある内容でしたが、ループから脱出することはトニセンがばらばらになることだとすると、きっと離れないだろうな、つまり死ぬことはないだろうな、と思いました。

ニコンは茶番が多いことで有名ですが、TTT2も雲や免許証だけでなく、サカモトの恋人いじりやトークの感じなど、絶対に笑かしに来てるだろうという演出が沢山ありました。舞台でもミュージカルでもライブでもない、新たなジャンルがTTTですが、前回の「戸惑いの惑星」は舞台が一番近かったと思うのですが、今回の「カノトイはナサガモノラ」はライブ、トニコンが一番近いものかなと思いました。だから、今回のテーマは「トニセンというアイドルの存在の肯定」だと思いました。

ぼんやりと、「アイドルは無限」と言われた気がしたんですよね。テーマの1つに「言葉にならないものは無限」があると思っていて。アイドルの仕事って、もう限定されるものではないじゃないですか。どこまでも行ける、遠いところまでも行ける、空を飛びたいという夢だって叶う。よっちゃんパペットが空を飛び、イノハラがフライングしたシーンは、アイドルの君に、「夢は叶うよ」ということを教えてあげたんですかね....

泣いちゃう。

 

 

 

 

 

 

 うろ覚えな上に複雑な話過ぎて、書いていてこれうっかり捏造してないよな...と不安になりながら書きました。

愛とは?夢とは?言葉とは?アイドルとは?とトニセンに問いかける舞台であると同時に、トニセンがそれらを考え、それらを抱えながら存在していることを肯定する、めちゃめちゃ愛に溢れたものだったな、と思います。いまだに疑問は尽きないし(私はレポでループしていることを知ったのですが、1回見ただけじゃ多分違和感は感じても気づかなかったと思うので。リピート前提の舞台を作るか?違和感だけ残すためだったのか?)、何よりイノハラの涙ですよね。私が入った公演は涙の日だったのですが、とまほしでは三池が涙していたのですんなり演出だと思ったのですが、それがイレギュラーだと知った瞬間に一気に訳が分からなくなりました。*1

これは見ながら考察したいし、いろんな人の考察を知りたい。円盤化宜しくお願いしまーす!!!(財布を振り回しながら)

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ループに抗うためなのかな?と思っています。しかし、私の考察に基づくとループから外れると別れに近づくため、恐ろしい未来に近づいてしまうことになり、涙のレポを聞く度に恐ろしくなる

【妄想】ハロプロ×ジャニーズ こんな2人でこれ歌って欲しい!!!

こんばんは!夏休みに突入した解放感を、このブログにぶつけています!レポートで死ぬほど字を書いたのに*1娯楽も字を書くこと!眼精疲労が止まらない!

 

 

私はジャニヲタですが、それと同時にハロプロも好きな所謂兼ヲタです。2016年の「泡沫サタデーナイト!」から入り、現在モーニング娘。’19の加賀楓さんを一番に追いかけています。しなやかで鋭いダンスと、引き出しの可能性に毎回心臓を持ってかれそうになる表現力と、柔らかくて張りのある歌声と、踊るたびに真っ黒な髪が揺れるところと、横顔が絵画なところと、可愛いところが大好きです!そしてDD気質というのはジャニヲタ以外でも適用されるらしく、ハロプロの方も全体を幅広く追っかけています。BEYOOOOONSメジャーデビューおめでとう!!!!!

 

 

 

少なくとも、ジャニヲタ兼ハロヲタ界隈では一定の需要があるハロプロ×ジャニーズ。思いついて私の欲望をメモにしたためてから早2年。ようやく文章化します。ハロプロ、ジャニーズから1人ずつ、2人選んで歌って欲しい曲を選びました。私はモーニング娘。メインのヲタクなので、モーニング娘。’19のメンバーは全員選び、モーニング娘。以外でこの組み合わせみたい!と思った人を挙げています。先に謝っておくのですが、私の追っかけ方、聴く曲の偏りにより、ハロプロからはモーニング娘。’19、アンジュルム、Juice=Juice、カントリー・ガールズの面々のみの人選になります。これはシンプルにごめんなさい。DDっつてんのに何じゃてめえって話ですよね。ごめん。曲に関しても、モーニング娘。の曲が多いです。まあ、全て私が楽しいだけの記事であり私の脳内で起こってることなので、許して。メンバーカラー大好きヲタクなので、皆さんのお名前に色をつけてみました。色間違ってたらごめんなさい...私のスマホの限界がこれです......では!

 

 

 

 

 

譜久村聖×亀梨和也「抱いて HOLD ON ME!」モーニング娘。

局地的大豪雨!!!

最早ビッシャビッシャと言えるくらい湿度がやばい。概念として、ここは亀梨和也×2であり譜久村聖×2なので...この2人、歌謡曲的な重さが似合い、かつどんなに激しい愛憎を歌っても、それが外への攻撃ではなくひたすら内に内にこもることでの怖さがありますよね。ふくちゃんは内に抱えた激しさを一切見せない目で、亀梨くんは表情は微笑んでいても一切笑っていない目で、その思いを吐露するような歌を歌う、心象風景の体現者たち。記憶の中のあなたに静かに愛憎を寄せてひたすら問いかけて、なのに現実では「愛がない男ね」と言い残すだけ...こっわ!!この恐怖が似合うから最高。

 

生田衣梨奈×阿部亮平「WANT!」Berryz工房

ハロプロのギャル×ジャニーズのギャル。

ジャニヲタ界隈では「阿部ちゃんはハロプロ」と言われまくっているのですが、まさにその通り。阿部ちゃんはハロプロ見れば見るほど。でもって、聡明な頭脳をお持ちな割にワードセンスがとてもギャル寄りなので、彼と一騎打ちするなら最近ギャル化が眩しい生田さんしかいないだろうと。

ハロプロ色が濃い曲と言ったらBerryz工房だろうと思い、色々考えていたのですが。絶対歌ってほしい曲を見つけました「キャワイイ」「甘〜い」「ギュ〜っと」をブリブリに歌ってほしいのはもちろんですが!いじられキャラだったり最近オチ回収の役割を担っている人たちに、「君」に対して余裕がある、君を掌の上で転がしてるのよ、という曲を歌って欲しいし、見えにくい愛情深さを持っている2人にぴったりだと思います。

 

石田亜佑美×神山智洋The 摩天楼ショーモーニング娘。

歌はもちろん、ダンスも絶対外せないよね!と言う人選です。イントロで側転で登場してくれそう。めちゃくちゃ複雑な振り付けと言うわけではないですが(踊ったこともないくせにすいません)、だからこそ上手い人がやって死ぬほどスタイリッシュになる様を見たいです。この2人、所謂スキルメンと呼ばれる、ダンスや歌の細かいところの技術を言われる、職人のような人たちじゃないですか。それをバキバキに生かすのも勿論見たいですけど!私が引っ張るのだ、という強いまなざしも好きだけど、楽しそうに歌って踊っている姿も見たいので、この愛と野望を高らかに歌い上げる曲をやって欲しいです。この2人の野望、めっちゃ綺麗な結晶なんだろうなと思わせる力があります。

 

佐藤優樹×丸山隆平笑顔YESヌードモーニング娘。

関ジャムでピ~スやったとき、まーちゃんが丸山さんと隣り合って楽しそうにしていたので、掛け合いがある曲、かつ2人の魅力、さらっとした色気を存分に出してほしくてこの曲です。セクシーというにはちょっとさっぱりしていて、だからこそその枠に入れていいのか...?という絶妙なところをやりきってくれる。正直、歌詞は相当に生々しいのですが、それを思いっきり自分の強みに引き込んでプラスの方向に持っていけるのってまーまるちゃんじゃないですか?超見たい。ついでにこの2人のMCはカオスが極まってそうで、別の意味で超見たいです。

 

小田さくら×大橋和也「シルバーの腕時計」モーニング娘。

歌を!!!!!!!聴け!!!!!!!ひれ伏せ!!!!!!!!そういうことです。ライブでは、イントロは影だけ見える暗さの中2人が踊っている姿が見えて、1番が始まった瞬間に全体が照らされて小田ちゃんと大橋くんだとわかり、会場中が「これは本気だ...」と息をのむやつです。高音もラップも伸びやかもなんでもござれ。ついでに普段の顔と歌う時の表情(歌声、顔つき、オーラ諸々含む)が違いすぎて恐ろしい2人でもあります。この2人なら、もっとパワフルでゴリゴリの曲を歌った方が楽しいのでは?とも思ったのですが、しっとりした哀しみの漂うピアノ曲に似合う声だと思うので、女帝オーラ、天真爛漫ボーイの表情を一切消して、悲しさに打ちひしがれる少女になってメッチャ聴かせにきてほしいです。

でも流れで「Give me 愛」歌って思いっきり牙を剥いてもいいよ!むしろそれも見たい!

 

野中美希×塚田僚一彼と一緒にお店がしたい!モーニング娘。

エンジェル&エンジェル。歌もダンスも幅が広い万能タイプ、かついじられ飛び道具属性という共通店を持つ2人には、キャラ立ちが強くてアイドルしか歌えないであろうこの曲を。本家の道重さんの歌い方を、絶対にギャグにしないでリスペクトした表現で歌ってくれるという信頼に基づいての選抜です。すごいにぎやかで楽しい曲なので、それに負けないキャラクターと技術がある人たち、つったらちぇると塚ちゃんでしょう。絶対楽しいもん。

もし可能であれば2人には「Shower Gate(A.B.C-Z)」もやって欲しい...絶対美しい...

 

牧野真莉愛×中島裕翔「What is LOVE?」モーニング娘。

メンバーカラーだけ見たらキキララなんですけど、大分強めのキキララになりました。鬼のように長い手足を操り、パワフルに美を振りまきながら踊るコンビです。2人ともそれぞれハロプロアイドルとして・ジャニーズアイドルとして王道のところにいる人だと思っているので、だったらモーニング娘。の真骨頂たる激しいダンス、そして冷静なまなざしと熱いハートのハイブリットされた歌詞のこの曲を。にっこにこの笑顔の裏では、人が遊んでるうちに働いてるし、私を不安にさせないでよ、という切実さを抱えて、それでも輝いていると思うのです。

 

羽賀朱音×増田貴久「秋麗」モーニング娘。

この2人、凄い秋っぽい声だなと思って。夏を過ぎて遠距離に戻ったカップルの曲だと思っているのですが、湿度は低い人肌っぽい声質の2人に合う。この曲の主人公って、わがままを言っているけどそのことを自覚している大人びた面と、寂しくてどうしたらいいかわからない少女の面を持ち合わせているのですが。のびのびと余裕がある大人の男性かと思ったら意外と子供っぽい面のあるまっすーと、コメントも頭の回転もキレのいい頼れる子だと思ったら、長年最年少として可愛がられた経験が嘘をつかない可愛さを持つねちん、この曲を歌うしかない。

 

加賀楓×中島健人わがまま 気のまま 愛のジョークモーニング娘。

 「ジェラシ― ジェラシー」とも迷ったのですが、こっちだなと思い。2人とも、パフォーマンスは器用だけど心は不器用な人だと思うんですよ。真面目でまっすぐで頑固で潔い2人。演じたり表現したりするのは得意だけど、情熱を剥き出しにする、特に言葉で感情を叫ぶってあんまり聞かないかもしれない...と思い。「HEY HEY 心に秘めたる本当の私が どんな事 企んでるか 解読出来るの?」と不敵にこちらに叩きつけたあと、魂の「愛されたい!」の咆哮を聴きたいです。

 

横山玲奈×松島聡恋愛ハンターモーニング娘。

この企画を思いついたのは2年ほど前ですが、当時早い段階でこのコンビと楽曲は決まっていたので、その通りに書きます。

髙木雄也をセンターに置いての「ラララのピピピ」という選択肢も、もちろんありますよ?かわいいで殴られたいわそりゃ。でも、2人ともかわいいだけで収まる器じゃないどころか、底知れない強さを持っていると思っていて。笑顔が文字通り武器の人たち。それで、私の思うつんく最強の曲がこの「恋愛ハンター」で、最強の歌詞って「この口づけも 自然の力」なんですよ。自然には敵わない、じゃなくて、私は大きなもの=自然の一部であり、その一部である私があんたにすることの大きさの意味わかってんの?的な歌詞だと思っています。その真顔の強さと必死さを笑顔で包んで歌い上げて欲しいです。

 

森戸知沙希×山田涼介なんちゃって恋愛モーニング娘。

可憐なビジュアルから滲み出るハロプロの曲の女感の具現化(強くて弱気で、でもてめえは許さねえからなという思いを燃やし続ける像)女こと森戸知沙希と、じっとりした情念ラブソングを歌わせたら右に出る者なし男こと山田涼介。この2人が歌うことで3割り増しで激重ソングに仕上がります。山田くん以上になんちゃって恋愛を繰り返す女の子が似合う人はいないし、ちぃちゃん以上に虚しくなって適当にする愛想笑いが似合う人はいません。

アイドルに「私でもなれるかしら 本物に」と歌わせるのはめちゃめちゃ酷なことだと思うのですが、それでも山田くんとちぃちゃんは、それを口に出すことで跳ね除けるたくましさを持っていると思うし、その力があるからあなたたちは間違いなく本物だよ、と言いたいです。

 

 

竹内朱莉×手越祐也リゾナント ブルーモーニング娘。

鬼強え。この歌と歌で殴り合う、力と力のぶつかり合いの既視感、どこかで...ミュージックデイのリアフェだ。割と最近見たやつだった

実質竹内朱莉×田中れいなです。サビのウォウォウォのところは全て会場のヲタクパートです。みんな頑張ろうね!この2人の歌声の魅力って、どんだけ重い歌を歌っても歌声がその重さと拮抗することで、全部自分のパフォーマンスのプラスに持っていくことだと思っていて。圧が強い歌を歌えば歌うほど攻撃力が上がる強い人たちには、辛いことも「どのくらい私を好きなの?」のまなざしでぶっ飛ばすこの曲を歌って欲しいです。

 

室田瑞希×重岡大毅「あの日に戻りたい」モーニング娘。

いつも元気で騒がしいあいつが急に見せる切なくて苦しい表情を見た時、人はもう戻れないー...という選抜です。切ない、というより苦しいさに耐える表情を浮かべて歌う姿が本当に美しくて本当にヤバいです。春だよと言うのに自分の身体を抱き締めて震えている室田さん、晴れだよと言うのに傘をさして一人俯く重岡さん、ぜってえやべえ。室田さんは明るい曲でパワフルに歌っている印象が強いですが、なんせ表現力と技術がヤバイので漏れなくバラードもヤバイし、あんなおふざけ野郎の仮面かぶった重岡さんの歌声がメッチャ甘いんですよ...

 

上國料萌衣×佐藤勝利「愛して 愛して 後一分」モーニング娘。

各所で言われまくって最早王道コンビみたいなところある2人です。私は単純なヲタクなので、やっぱ2人並んでる所を見たいです。顔の造形はそうですが、お茶目な可愛さがあるところも似てるよね...

2人とも、アイドルの王道を歩んでいるのか、歩むようにさせてしまったのか、何というか清楚なイメージを背負っているじゃないですか。だからそういうイメージを振り払って、燃えるような大恋愛を歌い上げて欲しいです。透明で透き通った声で、「またキスしてセクシー」「AH 全部ステキ」と歌い上げるんですよ。でも、曲が始まってステージの奥から現れた2人の目はとんでもなく澄み切って美しいんだよな...(見たように言うな)

てか今知ったんですけど、「やっぱりジェラシー」と「やっぱりじらし」で掛けてるんですねこれ...つんく凄...

 

笠原桃奈×マリウス葉「Crazy 完全な大人」℃-ute

この曲、PVのセクシーさにイメージを引っ張られがちですけど、めちゃくちゃ前向きというか、エンパワメントソングだと思います。この2人にこの曲のメッセージを託すのは、もしかしたら私のエゴを背負わせることになるのかもしれません。でも、2人が大人になる途中で色々なものと闘ってアイドルをしている姿はあまりに美しいんです。2人がギラギラと自分らしさを歌い上げてくれたらとても嬉しい。あとダンスの相性というか系統が似ててすごいきれいだと思うんだよなー。パワフル、バキバキというより滑らかさと余裕さで表現するのが、この曲の歌詞のひたむきさとの対比になって合いそう。

 

伊勢鈴蘭×安田章大「ガタメキラ」太陽とシスコムーン

れいらちゃん、この曲のけだるさ、はだけた雰囲気が絶対に合うでしょ。アッチャアッチャでれいらちゃんの歌声含めたパフォーマンスのポテンシャルの高さは証明されたので、なんてことないように歌いこなしてほしいというか、しれっと歌ってそうで大変怖いです。それに合わせるなら、最近色気が加速して止まらない安田さん。安田さんは関ジャムで「What is LOVE?」をセッションしたときに原キーで歌い上げた実績があるので、冒頭のフェイクをお願いします。絶対出るでしょ?うわ目を閉じて思いっきり歌い上げる姿想像しただけで興奮する(言葉を選べ)

二人の画ヅラを想像したとき、片方は治安が悪いのに妙に色気がある佇まい、一方はふんわりした雰囲気なのに無敵感のある凄みをまとった凄みが並んでいて、メッチャ恐ろしいけどメッチャ楽しみじゃないですか?この2人から繰り出される「公認で口づけて」「早い目に抱きしめて」とか恐ろしすぎる。このコンビの救いは安田さんのサイズ感がかわいいことだけです。全体的に危険な香りがして怖い!

 

金澤朋子×加藤シゲアキ「色っぽい じれったい」モーニング娘。

赤とラテンとウェットとひとさじのトンチキが似合うのはシゲアキって決まってる。そんなシゲアキを迎え撃つのはやはり赤が似合う最高の女・金澤朋子様。絶対赤のひらひら衣装着て歌ってね...!シゲのスパイシーでハスキーなのに、音を伸ばすと途端に幼く響く声と、金澤さんの伸びるほど大人っぽい艶の出る声を合わせると、どっちが年上かわからなくなる、そんな危うさが最高に味わえるコンビです。

 

高木紗友希×松倉海斗「Moonlight night ~月夜の晩だよ~」モーニング娘。

バッキバキに歌って踊れる、パワフルというよりエネルギーが目に見える表に出るタイプ、と言うのが適切な表現でしょうか。さゆきちゃんの高音が素晴らしいのは言うまでもないですが、多分松倉くんもこの音域ならしっかり出ると思うんですよ。2人とも踊りながら全くブレずに歌い上げて、ところどころドヤ顔を決めながら歌ってるのが見える。最後さゆきちゃん「ぅ歌を歌いながらるぁ〜ァッ(音源の忠実な文字起こし)」マイクをパッと外して斜め下に顔を向けて決める→バキバキにエフェクトがかかった松倉くん「見よう見まねで Let‘s ディヤディヤディヤディヤヤンス(音源の忠実な文字起こし)」鬼のドヤ顔→2人でものすごく強い表情で踊る の一連が見たいんじゃ。

 

宮本佳林×宮近海斗「人生はSTEP!」℃-ute

ちゃんさんとちゃかさん。この2人が歌うなら、もっと激しくてポップな曲の方が合うのでは?とは思ったのですが。熱さを腹に抱えている人たちが綺麗に踊る姿の美しさと気迫を見たいと思い、この曲です。それぞれのグループでセンターを担い、アイドル以外の姿を想像できないような、ステージ以上に輝きを放つ場所を探せないような人たちが、「人は人さ わかってるさ 歩く速度それぞれだろう 誰もが気にするけど」笑顔も涙も寂しさも 人生彩るスパイスだろう」と、普通の人生をさりげなく歌うのはあまりにもエモい。で、聴きながらそんなエモーショナルに浸っていると、間奏で一切笑わずに恐ろしく鋭い目で踊ってるから怖い。君たちは最強のアイドル...!!

 

植村あかり×松村北斗ガラスのパンプス後藤真希

北斗くん現役で歌ってたでしょ???ってくらい雰囲気が合いすぎてどうしよう。あーりーの爽やかに溢れる強さと色気と、北斗くんのしめやかに香る強さと色気が合わさったら、ヤバイっすよね。あーりーに「夢を忘れちゃうくらい たっぷりハチャメチャに 指の感じが なんか良いわ」と歌われたいし、北斗くんに「そうよ魔性よ」「幸せを祈るわ」と言われたら卒倒しちゃう。助けて。

 

段原瑠々×橋本良亮「宇宙でLa Ta Ta」太陽とシスコムーン

リズムと伸びやかさが必要でめっちゃ難しい曲ですよねこれ。ということで新人気鋭(といっても研修生時代からなんならその前からすでにヤバかった方ではありますが)の歌姫るるちゃんと、A.B.C-Zのセンターはっしーという豪華メンツで。

難しいと書きましたが、この曲の一番大事なことって明るくてキラキラしてることだと思っていて。「意地っ張りな性格だった あんな私が」「あなたの魔法で めちゃ素直ね」そして「恋は素晴らしい 気持ちいい」「笑ってないで Kissして」と歌っても全く嫌味っぽくもうざったくもならず、ただただ幸福感、肯定感が溢れるこの歌を、鬼のようにシュッとしたビジュアルの2人が、めちゃ素敵に明るい歌を明るく歌う姿を見たい、ということで選びました。

 

山木梨沙×坂本昌行ブギウギLOVEカントリー・ガールズ

梨沙ちゃんとまーくんさんって声質似てません?通るけど太くはない声で、この曲の世界観を余裕たっぷりな表情で歌うの似合いすぎる。

梨沙ちゃんは、どんな曲を歌っても上品かつ勝気な女の子として存在していると思っているので、私的に一番梨沙ちゃんに似合う世界観のこの曲を、日本のアステアこと坂本さんと歌って欲しいです。この曲、歌詞もダンスも男役・女役に分かれていますが、理想は2人ともこの曲の主人公のように、小悪魔になり切れないかわいいレディーのまま歌って欲しい...!私はまーくんさんを“聖母(マリア)”と呼びたいんじゃ...

 

小関舞×河合郁人「素直に甘えて」Juice=Juice

 舞ちゃんの声って、レトロな映画みたいな声だと思っていて。このねっとりした湿度を、いい意味できれいにまとめらると思うんです。その声に合わせるなら、さわやかな声で除湿しまくるよりは適度にウェットさのある声だなと思い、河合くんと歌って欲しいです。舞ちゃんの大人っぽさと危うい少女性と河合くんのセクシーさと不意に見せる無防備さが合わさったら、色々ヤバそう。

 

 

 

[番外編] ジャニーズだけで歌って欲しいハロプロの曲たちです!

 

岸優太平野紫耀イジワルしないで 抱きしめてよ」Juice=Juice

じれったい温度というか、サビに向けて高音が綺麗な曲ですが全体のテンションは冷静な曲だと思うので、感傷を平熱で歌い上げそうな2人に歌って欲しいです。静かなテンションで歌うことでさみしさと危うさがカンストする岸くんと、金澤さん以外にここまではまる人はいない紫耀くんのローズクォーツが聴きたいんじゃ。

 

五関晃一有頂天LOVEスマイレージ

厄介な性癖の持ち主でごめんよ...!でも決してネタじゃないんですよ。言葉で言うのは大変難しいのですが、絶対五関くんに似合うと思いませんか...?この曲ばっかりは、完全に想像できるからというか、ヲタクの本能がこれは間違いない...と言っているので...

 

三宅健「TOUCH ME #1」つんく♂

健ちゃんの声質、ぜってえつんく曲と合うんだよな~!!聴きた〜い!!

 

 

 

 

 

は〜あ楽しかった!これが私の中の最強の布陣です。ハロプロの曲にかかると、人類皆曲の主人公の女の子になるから凄いです。コラボしたら明るい未来しかないので、何かしらの形で実現させてくださ〜い、偉い人〜!!

 

 

 

*1:一回完成した5000字データが飛んだためマジでいっぱい字を書きました。PCアップデートが行われるときはUSBに保存しような!!お姉さんとの約束だ!!

支配された、い

「Black of night」を見つけて、聴いてしまいました。最高でした。ということで、ポチりました。相変わらずモーションが速い。

で、です。「NOROSHI」がその年のジャニーズ楽曲大賞1位だった裏で、関ジャニ∞ファンの方が口々にこの曲を絶賛していたと言うか、ひれ伏していたのを思い出して。はてブでも沢山の考察ブログがあり、安田さんが描く世界は本当にすげ〜な〜なんて思っていました。

いざ聴いて、かっこいいのはもちろんのこと、なんて難解で恐ろしい曲を作るんだこの人は、と思いました。そしてそれ以上に、あの曲の中での安田さんの憑依型の演技力、というか、表現力の恐ろしさをまざまざと見せつけられて、ちょっと唖然としてしまいました。ちょっとメモにまとめていざツイートすんべ、と思ったら収まりそうにない文字数なのでこっちに書きます。こんなテンションの私が書いているのでそれなりの重量感です!

 

 

 

 

はてブの考察記事を読むと、多くの人があの曲から生死、特に死の香りを嗅ぎ取っている印象です。

 

いつからか元の世界見失った 僕たちは
永遠に出られない 暗闇のラビリンス

 

サビに何度も出てくる歌詞ですが、この出口のない感じとか、終わり方とか、やっぱり生死に関わる世界観の歌なのかな、なんて思いながら聴いていました。

7人の歌声、佇まいともに、ある種の重さ、冷酷とも取れる静けさが漂っています。その中でもすばるさん、亮ちゃん、村上さんの声は生きる力を見失わない強さを持った声、月のように暗い中でも光る、生の象徴。横山さん、大倉くんの声は水がほとばしるような、こちらも生の象徴。丸山さんの声は生死どちらの要素も持っているけど、触ると体温を感じるような声だな、と感じました。

あの曲の中で安田さんだけは、歌声、佇まい、そして安田さん自身を、歌詞や演出、世界観に合わせて急に体温、肉体、呼吸までもすっと消してみせる。急にこの世界の中で生きる人をやめて、世界そのものになってしまう気がして、率直に言って恐怖を感じました。作詞作曲者として、あの曲を生んで命を吹き込んだのは安田さんのはずなのに、コーラスで彩りを与える役割まで果たしたのに、あの中で歌う安田さんが一番生から遠いところにいた気がして、このままどこかに行ってしまう、という危険信号のようなものを感じました。

 

 

少年倶楽部での「desire」を見たとき、作詞・すばるさんの歌声が血液を巡らせて生命力がほとばしったような歌声をしていたのに対し、作曲・安田さんの歌声はまるでベッドに一人で座り込んで孤独な情景を歌っていたように感じて、当時はすばるさんが感情・心、安田さんが言葉・頭を担っていたのかな、と思っていました。それが「Black of night」を聴き、安田さんの自分自身の存在を曲の情景に溶け込ませる力を感じ、改めて見てとんでもない人だなと思いました。

歌に自分を合わせる力もそうですが、生を消す技術を、生の感じなさと言い換えれば、それはかつて二次元分野がいたところではないかと思います。しかし、アイドルに関して言えば現在は二次元は三次元に近づき、そして二次元のアイドルはリアルさ、より生きている感が求められ、実現されています。そんなより生きている感、生身の人間との近さが求められる中で、生身の人間である安田さんは、自分の身体を消し、世界そのものになる方法を取り、その流れに逆行してみせる。アイドル=象徴の時代に戻ったというか、自らを誰も触れられない神にしてしまえる力というか、代わりのきかなさを持つ人だな、と感じました。アイドルが身近になっていく中、ステージの上、見せている自分と観衆との絶対的な立場の線引き、ステージの上や画面から出て来る流れに乗らないスタイルを持ち続ける美学と、そうできるだけの表現力、自己プロデュース力、不在になることで感じる独特の存在感、自分の分身が自分を飲み込んでしまうのを目撃したような恐ろしさ...

 

 

 

本当に、安田さんの表現力の凄さって言葉にするのが難しいです。懐の深さと技術があって成せるものなのかなと、あまりにも壮大すぎて想像することしかできないのですが、こんなことができるのは、安田さんが何でもできるアイドルの立場から表現をするからなのかなと思いました。

分かりやすい専門性を持たないことで、いつまでも半端者と軽視され認められないのって、アイドルに限らずとも、学びの場や業種によってもあることじゃないですか。その段階から抜け出してと、いうかそんなものを超越し、自分の世界を創り上げ、分かりやすいアイコンとして君臨するわけではなく、ひっそり支配者として世界を決定する。そこから素晴らしい歌だ、作品だ、パフォーマンスだと感動を得る度に、安田さんの掌で転がされているのだ、支配されているのだと寒気のような快感を覚えてしまう。ストーリーテラーであり演出家であり原作者であり演者であり、最早世界そのものになれる安田さん、マジでヤッベえな...と思ったのでした。