光を見ている

まるっと愛でる

ジャニーズ・クラシック考察① ~『ジャニーズっぽさ』を考える~

 

こんにちは。お久しぶりですひやチュウです。 私のブログを見てくださっている方はどうやっても目に入ってしまうであろう我がブログタイトル「光を見ている」、そして謎に鎮座する冷やし中華。正直訳が分からないと思います。しかし今回のテーマはその下の一文「まるっと愛でる」に関連する話題、ズバリ『ジャニーズの曲』についてです。

 

 

 

 

突然ですが、皆さんはジャニーズが好きですか?私は大好きです!!ま~あDDなもんで、節操なく色々なグループを見ています。こう書いてるけど一番好きなのはV6だよ!!ジャニヲタを自覚して4年になるけどそこはブレない

で、私のヲタクの仕方は昔から「追いかける」と同時に「遡る」も行ってきたので、ジャニーズを追いかけるようになってからも日々遡っていました。リアルタイムで追えなかったものはCDやDVDを買ったり、*1褒められたモンではありませんが〇コ動やらを見漁ったりしていました。すると、いつぞやツイッターで見たことがある名前にたどり着きました。『千年メドレー』です。クリックして初めて見たとき、衝撃を受けました。なんじゃこりゃめっちゃジャニーズ!!!すごい!!!

あの心が踊って血潮が沸く感じ。すっごい楽しかった。ヤッベえもんを見たと思った。

 

 

Q:そういうとき、ヲタクはどんな行動をとる?

A:早急に課金する

 

ということで、調べたところPLAYZONE'90の『MASK』に収録されている「メドレー2」がそれだと。よし買おう。買いました。(展開が早い)(思い立ったが吉日)

一通り聴き終え、すごいジャニーズだ、と思いました。*2私の知らない時代の曲だけど、これはジャニーズだ。そこでふと、

 

 

 

 

ジャニーズっぽいってよく言うし使うけど、ジャニーズっぽいってどんな感じを指すの...?

 

 

その謎を解明するために、我々捜査班はアマゾンの奥へと向かった...じゃないですけど。ひったすら考えてました。かれこれ半年は考えてました。暇人かよ。ヲタクだよ!!(アン〇ャッシュ〇嶋風)小噺はさておき、ジャニーズは長い歴史を持っていますが、でも今リリースされる曲もジャニーズっぽいと思うものがある。では、ジャニーズっぽさを定義づけるもの、何か法則みたいなものがあるのだろうか?

ということで、私が「何かわかんないけどこの曲ってジャニーズっぽいよな...」と思う曲を『ジャニーズ・クラシック』とし、それについて自分なりに考察してみました。ホンっっっとに個人的な、自分が満足するための内容です。歌謡曲の歴史とかちょろっと触れちゃいました。怒らないでください。いやちげーよ?!なんもわかってねえのな?!という方がいらっしゃいましたら、是非ともご自身のはてなブログでの展開を楽しみにしております。ってことでいくぜい。

 

 

 

 

 

 

 

①ジャニーズ・クラシック:曲編

 

『ジャニーズっぽい音楽とは』を考えるにあたり、「曲」と「歌詞」に分けて考察していこうと思います。

 

 

 

 

<少年隊イズム>

 

ジャニーズをさかのぼると1962年のジャニーズ(いわゆる「初代ジャニーズ」)までいくわけですが、初代ジャニーズのデビュー曲である「若い涙」は、今の時代の感じではなかったように思います。そう考えジャニーズを辿っていくと、今現在のジャニーズたちにも曲が引き継がれているのは、少年隊の曲かなと思います。そう考えた理由として、

 

  • ジュニアによる「少年隊メドレー」が今も存在する(PrinceのPrince時代というか、その時に少クラや単独公演でも披露されていた)
  • 嵐のAL「Japonism」で少年隊のデビュー曲である『仮面舞踏会』のカップリング曲『日本よいとこ摩訶不思議』カバーがされた
  • さらにアラジャポ・トーク「(Japonismというアルバムは)日本を改めて自分たちの目で見てみよう、今までの自分たちをジャニーズということも含め振り返ってみよう、というのがテーマだった。その中で日本っぽいもの、ジャニーズっぽいものって何だろうという話をしている中でずっとこの曲の話をしていたby松本潤*3
  • PLAYZONEという少年隊から始まった30年近く続いた伝統がある

 

これらがあります。現場に根付いているものとして、少年隊の曲というのはジャニーズっぽさを担う一つのカギになるのかなと思います。

ジャニーズイズムの起源が少年隊にあると決定的に思ったのは、A.B.C-Z主演舞台『ジャニーズ伝説2013』第二幕の「ジャニーズ伝説」「フォーリーブス伝説」「少年隊伝説」「A.B.C-Z伝説」を見てです。この舞台の中でも、ジャニーズの歴史を一目で見ることができるパートとして好きなところなのですが、曲調に注目すると、少年隊から曲調が変わったように感じました。

では、ジャニーズにおける少年隊とは。少年隊の曲の根底にあり、かつ今に通づる要素として「踊れる歌謡曲があるように思います。

wikipediaによると、歌謡曲とは「昭和時代に流行した日本のポピュラー音楽のうち、歌詞のあるものの総称」だそうです。調べると、歌謡曲は1960年~1980年代に発展、全盛期を迎え、そこから終焉に向かい、やがて時代とともにJ-POPへと変わっていった、とのことです。さらに、歌謡曲の一ジャンルである「アイドル歌謡」の特徴として、

 

  • メロが単調
  • 曲中に盛り上がるキメが複数ある
  • 間奏や前奏が派手
  • アップテンポである

 

以上があります。80年代後半からのアイドル歌謡は、それまでのフォークソングを基調とした曲調からダンスミュージックの影響を受けた音楽へと変化していきました。80年代ジャニーズの主な流れは、1980年の田原俊彦『哀愁でいと』、近藤真彦『スニーカーぶる~す』、1982年のシブがき隊『NAI NAI 16』、そして1985年に少年隊『仮面舞踏会』、1987年に光GENJI『STAR LIGHT』が誕生しています。この流れの中で、やはり少年隊から「踊る(ための)ジャニーズ曲」というものが生まれたのかな、と思います。かつての歌謡曲と今のJ-POPとは別物ですが、それでもまだまだその時代の系譜は感覚として確かにジャニーズに存在しているように思います。歌謡曲の流れを汲みつつ「踊る曲」、さらに1986年に初演され、以降2008年まで続いた「PLAYZONE」により「舞台音楽としての曲」として今のジャニーズにも続く曲を生んだのが少年隊なのだと思います。

 

ところで、何故ジャニーズの曲は「引き継がれる」のか。それは、ジャニーズ特有の文化によると思います。大分前にこのブログで、ジャニーズとEXILEの違いについてをこれまた個人的に考えていたのですが、完成してからなんとなく考えたことをせっかくなので書いておきます。それぞれの良し悪しではなく単純に違いとして、ジャニーズは「少年俱楽部」のような先輩の曲をカバーする場面、さらにJr.時代に先輩のバックにつく場面などをするなかで生まれる模倣の文化があり、一方EXILEパフォーマーそれぞれがヒップホップやクランプなど得意とするスタイルが違うなか、その人たちが集まって、エンタテイメントを作り上げることでの創造の文化があると思います。このように、ジャニーズには模倣の文化があることから、昔の曲が受け継がれやすいのだと思います。その結果、曲だけでなく「っぽいパフォーマンス」「っぽい雰囲気」「っぽい魅せ方」も脈々と今に繋がりやすいのだと思います。

 

 

 

<キラキラ感>

 

ジャニーズで歌謡曲からJ-POPへの変遷を一番感じやすい曲は、歌謡曲全盛期を支えた作曲家の一人、馬飼野康二さん作曲、光GENJIの『勇気100%』だと思います。この曲は、光GENJI版と今聴かれているカバー版ではアレンジが異なります。ところで、偶然忍たまを観てびっくりしたのですが、今も『勇気100%』ってSexy Zoneが歌ってるのが使われているんですね。松島くんのボーイソプラノがエモくて泣きそうになりました。ということで1993年リリースの原曲である光GENJI版と、カバー版である2012年リリースのSexy Zone版との比較をすると、

 

  • キーが変わった
  • スピード感が上がった
  • コーラスがなくなった
  • 使われる楽器が変わった

 

非常にざっくり、これらが変わったところかなと思います。この中で特に原曲との印象の違いを大きくしているのは、使われている楽器の変化だと思います。光GENJI版の方は「華やか」と形容するのが似合うのに対し、Sexy Zone版を始め、2000年以降の方は、スピード感が上がったことにより踊りやすく、よりキラキラ感を感じさせる音が増えたように感じます。この「キラキラ感」は、例えば『Can do! Can go!』『明日に向かって』のような、これまた「ジャニーズに歌い継がれている曲」にも通ずるものだと思います。編曲によって曲の感じが変わるのは当然ですが、何となく「ジャニーズっぽさ」を感じられる要素として、「キラキラした音」「踊っているのをイメージしやすいスピード感」があるように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②ジャニーズ・クラシック:歌詞編

 

こちら、より主観的な感じでお届けしますが悪しからず。

 

 

 

<台本としての歌詞>

 

ジャニーズが他事務所のアイドルたちと明らかに違うのは、ジャニーさんの頭の中にあるエンターテインメント、ショーイズムバリバリのミュージカル文化が根付いていること、そしてジャニーズ事務所に所属するタレントは、現在Jr.に身を置くタレント含めほぼ全員がそれに参加した経験があることだと思います。そしてそういったミュージカル文化が根付いているということが及ぼすジャニーズっぽさは、ストーリーの表現の上手さを生むと思います。

J-POPの歌詞は応援ソングや恋愛ソングなどのメッセージソングと、歌詞に台本のような役割を持たせるストーリーソングに分かれると思っているのですが、ジャニーズの曲はどちらかと言うとメッセージ性よりもストーリー性のある曲の方が主流なのかな?と思います。その色が濃い曲の例としてSexy Zoneの『King&Queen&Joker』があります。ストーリー性のある=場面説明、ジャニーズお家芸ことトンチキの入った世界観、キラキラしたポップサウンド、そして歌われるのはYou&Me。まさにジャニーズ、な曲です。

こういったストーリー性を押し出す表現のプロとして象徴的なアイコンだと思うのは、ケンティーこと中島健人さんのソロ曲を含めた自己プロデュースです。ラブホリ先輩や徹底的な王子様像、とにかく彼はすごいのですが、ケンティーの上手さとは「曲の中での僕と君の関係づくり」だと思います。メッセージソングならば、受け取る気持ちがあれば誰にでも当てはまるのです。しかしストーリー性のある世界観に自分が巻き込まれるには、曲の世界観の一員として自分とアイドルが存在すること、アイドルが君=私(聴き手、つまりファン)に語りかけてくれることが必要です。あなたとわたしを主人公にしてくれる力がケンティーのすごさであり、そんな世界観こそがジャニーズっぽい曲なのだと思います。わたしがあなたと主人公になりたいと思っても、聴き手はファンという立場である以上唯一できることは、その曲の世界観に入り込むことです。メッセージを受け取ったり励まされたりするのではなく、その世界観の一員になるにはジャニーズに任せるしかないのです。

 

そして、アイドルはたいていそれをごくごく自然にと成立させます。それはカメラアピールだったり、圧倒的なステージ上でのパフォーマンスや存在感だったり、一人ひとり手法も表現も意図も異なります。世界観の一員になる、と書きましたが、その世界は必ずしも華やかでなければならない訳ではないのです。ただ、どんな曲であっても曲中にそのアイドルの存在を感じられることが大切なのです。アイドルがわたしに語りかけてくれたり、そこにいてくれることで、わたしが励まされたり夢を見たりするのかな、と思います。

 

 

ストーリー性のある歌詞というのがジャニーズの特徴であるのは、ジャニーズが身を置く環境に、アイドルの「歌って踊る」ということ以外に「演じる」ということが深く根付いているから生まれる要素なのかなと思います。Endless SHOCKを筆頭に、JOHNNY'S World、少年たち等々、ジャニーズ独自の舞台は非常に数多くあります。さらにジャニーズの特徴として、デビュー前のJr.時代からこれらの舞台に出演し、演じることに触れることから、ストーリーを演じること、世界観を持つことが当たり前になっているのかな、と思います。

いわゆるジャニーズ舞台はストーリーの合間や「ショータイム」としてジャニーズの楽曲が使用されることが多いです。私が見たことのあるジャニーズ舞台の映像作品は『ジャニーズ伝説2013』と『DREAM BOYS 2006』ですが、特にジャニーズ伝説の方は、A.B.C-Zの曲が劇中歌としてストーリーに絡められて使われています。今のジャニーズ舞台でも『この星のHIKARI』や『闇を突きぬけて』などが使われています。*4また、劇中歌として作られた訳ではなくとも、曲が一つのストーリーを作り上げる例として、最近だとNEWS増田さん主演舞台「Only You~」で、まさにジャニーズ楽曲で舞台が作られました。*5

ミュージカルや舞台における劇中歌というのは、台詞や状況説明の役割を持っていると思うのですが、演じることとアイドルをすることの全く別ジャンルに見えるものを経験することで、アイドルとして出演するだけでなく演出・構成も行うことが得意になるのかな、と思います。

 

 

<主人公の存在>

 

先述した「台本としての歌詞」のみでは他のアイドルにも当てはまるのでは、と考えジャニーズっぽさ特有の何かはないかなと探すと、少年の存在に行き着きました。ちょっとここだけ文字にして切り取ると字ヅラがヤバい

ここで言う少年とは、曲の主人公に加え、歌い手であるジャニーズ本人の持つ若さ、若さというよりは若々しさと言った方が近いかもしれません。

アイドルというのは若い人たちのものであると思っています。私はジャニーズ以外にもハロプロを緩くですが追いかけていますが、女性アイドルと比べると、やはり男性アイドルとアイドルとしての寿命(という言い方は好きではないのですが)は長いように思います。

このアイドル寿命、そしてジャニーズ楽曲の持つ少年性についてジャニーズで転換のポイントになったのは、SMAPだと思います。

アイドル寿命が伸びたSMAPの曲から、曲の主人公もアイドルと同じように年を重ねるようになったように思います。例に光GENJIの歌詞とSMAPの歌詞を一部、2曲ずつ挙げて歌詞を見ていきます。それぞれリリースの期間は5年空いています。

 

 

 

光GENJIパラダイス銀河』(1988年リリース/3曲目)

 

ようこそここへ 遊ぼうよパラダイス
胸のりんごむいて

大人は見えない しゃかりきコロンブス
夢の島まではさがせない

空をほしがる子供達
さみしそうだね その瞳 ついておいで
しぼんだままの風船じゃ
海の広さを計れない まして夢は飛ばせない
スーツケースの中に
愛の言葉を掛けて 入れて行こう

 

 

『勇気100%』(1993年リリース/21枚目)

 

がっかりしてめそめそして どうしたんだい
太陽みたいに笑う きみはどこだい
wow wow

やりたいこと やったもん勝ち 青春なら
つらいときはいつだって そばにいるから

夢はでかくなけりゃ つまらないだろう
胸をたたいて 冒険しよう 

そうさ100%勇気
もうがんばるしかないさ
この世界中の元気 抱きしめながら
そうさ100%勇気 もうやりきるしかないさ
ぼくたちが持てる輝き 永遠に忘れないでね

 

 

 

 

 SMAP 『心の鏡』(1992年リリース/3枚目)

 

毎日計画立てた一日 送りたくない
占いに左右される人間になりたくない

街に向かって走ろうよ 宝さがし夢を追いかけて
未知のパワー見つけるのさ
自由望むなら 自分をみがこう
心の鏡ぴっかぴかに いつまでも光らせて
人目を気にして生きるなんてつまらない
心の鏡ぴっかぴかに いつも輝いていて
ため息でハート曇らせないよう

 

 

『ダイナマイト』(1997年リリース/24枚目)

 

痛いくらいのキスをして せつないくらいに濡れた声
さっきまでの君から想像できなくて
胸に隠せない情熱 脱ぎさったときにはじける
恥ずかしがらなくてもいい愛しておくれ wow...
昼はどんな顔で 退屈を飼い慣らして
従順な瞳 密かに夜を待つよ

Dynamiteなhoneyでもいいんじゃない
でもいいんじゃない めまい起こしそう
Dynamiteなbodyでもいいんじゃない
でもいいんじゃない 愛があふれてる
You are the Dynamite! oh…yeah!

 

 

『ダイナマイト』の「従順な瞳 密かに夜を待つよ」という歌詞が狂おしいほど好きです。SMAPの大人び方が半端ない。

改めて歌詞を起こして見ると、ジャニーズっぽいファンタジックな歌詞だな、と感じるのは光GENJIの方かなとも思います。しかし、SMAPの歌詞からは主人公の存在をより感じられるように思います。それまで歌詞は完全に台本の役割100%だったのが、少年が歌うことで生まれる説得力みたいなものが誕生したのかなと思います。

また、曲の要素として「キラキラ感」を挙げましたが、曲がキラキラするほど、なんとなく歌詞が切なく感じられる気がします。これは曲がアイドルとして非日常な分、歌詞でギャップを感じるのではないでしょうか。*6ポップソングとして多くの人に向けられているのに、歌われるのは僕と君という狭く限られた空間だったり、少年の情景や心だったりが描かれていることで、絶対的にステージの上にいると思っていた人が、もしかして自分の近くにいるのかもしれない、と感じられるのかな、と思います。アイドルが年を重ねるようになったことで、そういった身近さが生まれたのかなと思います。でもアイドルはステージの上の存在だから、キラキラは消えない。そうやって今のジャニーズ像が作られていったのかなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、考えてきたことをどうにか文章にまとめてきました。書いてみて、自分はジャニーズに思っていたより夢を見ているんだなと思いました。では、以上まとめると、ジャニーズ・クラシックとは

 

 

①踊る(ための)曲

②歌謡曲の要素を引き継ぐ曲
③キラキラ感がある音
④メッセージ性<ストーリー性重視の歌詞

⑤主人公=少年が存在する歌詞

 

 

これらの要素を持つ曲のことである、と個人的に定義づけようと思います。

 

 

 

 

 

超絶自己満足記事が終了しました。大変満足しています。しばらくぶりに書くブログの文章量ではないですね。正直大学のレポートよりいっぱい書きました。まあ構想期間もレポートの3倍くらいなんだから当然でしょう。ジャニーズ・クラシックと恐れ多くも銘打ち、こんなに書いてしまいましたが、自分用なのでオールオッケーです。9000字超えの自分用の文章ってなんかヤバい気がするけども、そこんとこよろしくお願いします5つ要素を挙げましたが、全てを満たさないと当てはまらないのか、というとそういうことではなく、あくまでもジャニーズっぽいなと思った曲について考えていったらこういうのが出てきたよ、みたいな立ち位置なので。メインは曲です!!曲ありき!!そして、ジャニーズは必ずジャニーズっぽい曲を歌わなければならない、ということを言いたいわけでもありません。というかそんなこと全く考えていません。良し悪しの話ではなく、ジャニーズっぽいとは...?という話です。

 

 

せっかくまとめたので、個人的にジャニーズ・クラシックのコードに則っていると思うジャニーズ楽曲をリストアップして最後にしようと思います。私の好みに偏っており、また私はジャニーズを全て網羅している訳ではないので、確実に知らない曲の方が多いです。よって挙げられていない曲が多くあると考えられますが、あくまで一例です。これもそうじゃん?と思った方は心の中でツッコミを入れておいてください。

 

 

 

*7

 

 

 

以上で終了です。タイトルに①と入れたので、このシリーズはもうちょい続けていきたいと思います。それぞれに関連性を持たせて書けるか自信はないですが、

 

  • 林田健司の提供曲が好き、そして楽曲提供の面白さ
  • ジャニーズのエモい歌詞に愛を叫べ

 

これらについての文章を書きたいと思っています。夏休み中にどうにか頑張ります。できっかな...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:気付いたらDVDは20枚を超えていました。ちなみに半分は『劇団演技者。』です

*2:そしてついてきたポストカード?で初めてまだ幼さの残る顔立ちの東山さんを見て、あまりの危うさにどうにかなりそうでした

*3:なお、『日本よいとこ~』自体も作詞作曲がたのきんトリオ野村義男さんである

*4:それぞれSixTONES、関西ジャニーズJr.の楽曲

*5:トニセン担としては「戸惑いの惑星」も挙げたいとは思ったのですが、あれはトニセンが演じるからこそ、というかトニセン以外が演じると舞台そのものの意味が変わってくる当て書きみたいなところがあるからちょっと違うのかな...?是非皆さん買ってねトニセンはいいぞ

*6:例えばアコースティックとEDMを比べた時、人の温度を感じるのはどっちかと言ったら多分多くの人はアコースティックと答えるのではないでしょうか。そういうことを言いたいのですが伝わりますかね?

*7:あと、ジャニーズWESTの濵田くんが歌っていた『Stay Gold』もそうだと思うのですが、あの曲は濵田くんの曲?関西ジャニーズJr.名義?分かる方がいたら教えてください...

誠実さをありがとう

今年3月いっぱいで、井ノ原快彦さん、有働由美子さん、柳沢秀夫さんは『あさイチ』の船から降りました。明日からは新しいメンバーでの『あさイチ』になります。

 

 

 

 

 

 

 

私が『あさイチ』を認識したのはV6ファンになった2015年から、しかし元々テレビを見る習慣がなかったことに加え、朝練のある忙しい部活をしていたこともありほとんど見ることはできず、毎日見れるようになったのは今年からでした。そんな毎日見ていた訳ではない私でも、御三方の降板の知らせを聞いたときにざわざわしました。

具体的には、これからの『あさイチ』のスタンスが変わってしまわないだろうかといういち視聴者としての不安と、イノッチを見る機会が減ってしまうといういちV6ファンとしてのさみしさです。

 

 

 

 

たまに見る程度だった頃は『朝にやっている、他の情報番組と比べて超ゆったりしてる空気の落ち着いた番組』という認識でした。朝ドラ受けがあって、イノッチと有働さんが軽快にトークをして。そんな私があさイチを信頼できると思ったのは、2018年2月13日『アッキー&ヤナギー韓国旅 特別編』http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/180213/1.htmlの回がきっかけです。平昌オリンピック真っ只中で盛り上がるムードの中で、その時間帯多くの番組はオリンピックの結果を放送していました。そんな中あさイチでは、会場である韓国の今を辿るという内容でした。私は昔から捻くれ者で、皆で盛り上がろう!!というムードがどうも苦手で、今回の平昌オリンピックについて、テレビやネットで積極的に情報を得ようとすることをせず、ほとんど何も知りませんでした。

それがその日のあさイチを見て、初めて知ったことが沢山ありました。日本を訪れる外国人がいること。世界史の授業で習ってもよくわかっていなかった、韓国と北朝鮮が隣り合っていること。その隣り合う国が戦争をしていたこと、軍事境界線。そういう歴史を抱えているのが国だということ。改めて自分は何も知らないし、知ろうともしていなかったんだなと思いました。知ろうとすることの遅すぎるスタートのきっかけが『あさイチ』という番組でした。大きなものの裏なんかではなく、現実として沢山の要素を抱えてあらゆるものは起こっているということを知りました。

また、番組のなかで篠山輝信さんは度々東日本大震災の被災地である宮城・岩手・福島を周っていました。このブログにも書いたことがあるのですが、母の実家がかつて岩手県宮古市にあり、幼い頃は夏休み、冬休みのたびに帰る、私にとっても安心する家でした。しかし、震災以降、スポ少や学校では行ったものの、自分の意思で行ったことはありませんでした。理由を一言で言うなら「なんとなく」でした。なんとなく足が遠のいたままだった宮古に、あさイチを見て、地元を離れる前に行かなきゃ、という思いが生まれ、今年初めて自分で宮古に行ってきました。バスで昔と同じような風景を眺め、魚菜市場で潮の香りを嗅ぎ、昔よく行っていた浄土ヶ浜の遊覧船に乗り、実に8年振りでしょうか、宮古の海をきちんと見た気がしました。そしてあさイチが望んでいるのは、ここで終わりにしないことだと思います。私も経験した身として震災を忘れることはできませんが、経験したからと言って知った気になってはいけない。考え続けなければいけない。そんな事も教えてもらいました。

あさイチは、最近だと#metooだとか、セクハラだとか、社会問題に対しても誠実に向き合う番組だと思います。大学のレポートの準備で、個人的に#metooについて調べたことがあったのですが、芋づる式に今の日本で女性の置かれている立場、弱い人たちの置かれている立場を知り、かなりショックを受けました。ここはこんなに生きづらい国だったのか、とも思いました。

あさイチのセクハラ特集を見て、ふとゲストがこんなに落ち着いて、安心してこのテーマについて話せる番組ってなかなかないな、と思いました。それは有働さんの突っ込んだ発言だったり、イノッチのフラットな立場に立ってものを言える誠実さだったり、色々な要素があっての空気が作られている空間だからこそなのかな、と思います。「イノッチがあさイチ神対応」なんて言われる度、イノッチの反論がすごいと話題になる度、少し泣きそうになることがありました。イノッチが守ろうとしているものや、大切にしているものが見える気がして、そのためにこの人は戦っているんだな、と思いました。批判が完全に悪いとは思いませんが、それでも攻撃を主とした批判がしやすいこのご時世、真っ当に戦っているんだなと。イノッチの勇敢さに励まされた人は絶対にいるのではと思います。ここにいます。

 

 

私は、あさイチのこの誠実さがキャストが交代することによって失われてしまうのが何より怖いです。新しいメンバーにいきなり「あさイチ」のこの空気を引き継げ、というのは難しいでしょう、「あさイチ」は8年かけて、日々の積み重ねがあって形成された番組ですから。全く同じようにとは言わない、でもどうか人としての誠実な考えを、その誠実さを発言する勇気を失わないで欲しいのです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、V6ファンとしての寂しさです。

だってさ、寂しいじゃないですか。だいたい私は「春は出会いの季節」だなんて思ったことは一度もありません。小中で一番嫌いな学校行事は離任式、そういう子どもでした。いつもいたあの人が居なくなるというのには何年経っても慣れません。

あさイチ」でイノッチはたいてい「イノッチ」「イノッチさん」と呼ばれていました。イノッチのことを「井ノ原」と呼ぶ人がいない、間違いなくイノッチにとってもあさイチはホームなのだと思います。それがなくなるって、見られなくなるって、シンプルに寂しい。

 

 

 

 

とは言っても、現実明日からまた「あさイチ」はあるのだ。私自身「あさイチ」から教わったように、これからも共に沢山のことを知っていって、考えていきたいです。

 

 

 

華丸大吉さん、近江さん、これからの「あさイチ」、共にどうかよろしくお願いします。

そしてイノッチ、有働さん、やなぎー、8年間ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ばらばらだから、ひとつになれる~V6 LIVE TOUR 2017『The ONES』~

どうもひやチュウです。

 

 

 

 

さくっと本題に入りますね、

 

 

The ONES最高だったよ~~~!!!

 

 

 

最高を更新し続けるアイドル23年選手V6の最新ライブがようやく円盤化しました。私は普段タ〇レコを利用するのですが(オリコンに反映される一番近い店だから)、所謂フラゲ日に行っても店頭にはなく、(まあ言うても正式な発売日じゃないしな)(だったら入荷予定3/13とか書くなよ)、明けて14日に行っても店頭になくこのク〇田舎めがァ!!と思わず10年以上暮らしてきたこの土地にメンチを切りそうになりました。ええ、別に我が街だけがが悪いんじゃありません。東西南北全てを山に囲まれた我が県が全体的に田舎過ぎるだけです。ファイッッッ

で、我慢の限界が早々に来たので違う店に買いに行きました。ようやく雪も溶けてきた道をチャリで気持ちだけは爆走し、店に着いて陳列棚に整然と並ぶDVDちゃん達ったら。あーかわいい!!!(?)

 

 

速攻帰って青のりと鰹節が大量にまぶされた焼きうどんをかっこみ、急いで歯を磨いてDVDをセットし、ひやチュウはやっとワンズコンに参戦したーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

嗚呼、川の流れのように  (訳:気づいたら5時間経っていた)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶいしっくす、すごかった。皆さんご存知だとは思いますがV6はヤバかった。全国津々浦々を宣伝して練り歩きたい。その思いを文字にしてぶつけます。つまり頭の悪い感想文です。好きな所だけをおかしなテンションで書きます。え?感想ブログにしちゃ遅くね?んなこたァ私が一番思っとるわい。いいんですヲタクは自分にハマったその瞬間が流行です。便利な言い訳ですね。どんどんネタバレを声高に叫んで購買意欲を煽っていきたい芸風なので、ネタバレNGな方は早急に戻ってください。では、始まるよ〜↑↑↑

 

 

 

 

 

 

 

OP

 

 

 

キャーーーー!!!

V6かっこいいーーーっ!!!

 

 

となればいいんですけどね。かわいいんですけどね。なんせひやチュウ、いかにもヲタクなヲタクなので、

 

 

 

ぐふっ・やべえ・パねえ

 

 

色を変えたのは気まぐれです。このようなヲタクの三段活用を画面に向かってかましてました。いいんですそこには感情の全てが詰まってますから。やべえパねえOP映像でした。あの、坂本さんが首筋に手をかけるアレあるじゃないですか。あんまりにもセクシーっつうかエロくて、「いけませんお客さまア!!!ダメですって!!!」  という最低な感想を抱きました。だってえろかったんだもん。とか思ってたら井ノ原さんでも爆死しました。一般には穏やかで癒し系の顔と認知されているイノッチですが、真顔が一番エロいのは井ノ原さんです(当社比)。長野さんの顔は宇宙一美しかった。

 

 

 

『Can't Get Enough』

『never』

今回のアルバムの中では割とテレビで披露された回数の多い曲ですが、見る度にすーんげえ踊るなこのおじさんたちと感激しながら見ています。どうして森田さんのターンはこんなに美しいんだろうと毎回思います。サビの「僕はどうしてまだここに」の上半身をグラインドさせる振りの抜群の安定感でお届けする博が大好きです。そして同じくらい、軽やかに踊る井ノ原さんが大好きです。

この曲のオソロシ(と書いて有難いと読む)ポイントに「歌割と立ち位置にシンメパートをぶち込んでくる」があるのですが、ライブで見ると本当にあそこヤバいです。剛健の声の揃いっぷりからの坂長が割って出てくるやつ、モーゼが海を割ったら宇宙でした、みたいな。そしてラスサビの「もう二度と」で一番高く飛ぶアイドル・イノッチ(41歳)に恋するしかありませんでした。なんでこんなにもかっこいい曲を「ちくたく」なぞ言ってないネタにしたのか。V6のそういうとこホント好き♡

 

『BEAT OF LIFE』

 

JIGGA JIGGA。これが全てです

 

 

 

ステップを踏みながら歩く振りを考えて下さった方、感謝御礼雨嵐です。ありがとうございました。あれはほぼ花魁道中でした。*1うっかり札束を投げ込むところでした。いや、ビートブは岡田さんが優勝していました。ジガった後にさりげなく音ハメをしていた岡田さん、アイドルしてるウ!!サラッとやる所が株爆上がりイ!!

ここで個人的に事件発生です。岡田さんが日本人に見えない。顔濃いっ!!そしてこのタイミングで気づいたんですけど、今回カミセン全員デコ出しスタイルです。カミがデコ全開なぶん夕ドロの前髪が重いんですねありがとうございます。

 

 

『SOUZO』

井ノ原さんのパート「引いてみたって」が「ひぃい''~てみたあて」になるのが大好きなのですが、聴けてよかったです。ビートブからSOUZOの流れが、女性を現役ではべらしてるおじさんinクラブみたいでかっこいいです。

でもヲタクってなんでも見つけてしまうSAGAでして。岡田さんが健ちゃん見てニヤニヤしていました。そんな光景をはいはい通常営業なんて思っていたら、10:50。全ては言いません。剛健担の皆さん、是非10:50を目を皿にして見てください。現場からは以上です。

 

 

HONEY BEAT』

『Beautiful World』

 

 

『Answer』

 

MASAYUKI is 帝王。リピートアフターミーセイ

 

これは間違いなく国が建ちます。シャウト度に坂本さんに惚れる至高の一曲です。惚れるというよりか最早崇めたい一曲。坂本さんの主人公力というか、20年以上V6の歌を引っ張ってきた人が歌い続けることを謳った曲ですから、帝王になるのは至極当然のことです。あと岡田さんの所作が美しいです。25:18の恋弾カットが最高でした。

 

『Remember your love』

『Round&Round』

 

『刹那的Night』

 

このライブの要の曲だと思っています。それまでの流れを変えて、ここから余裕、そしてV6のらしさが出てきたと思います。独特のノリ、バラバラの決めポーズ、何よりバリバリで踊り続ける姿。間奏を円形ステージでやってくれて本当にありがとうございます。当時ツイッターでは「V6が籠に入ってる...エロい...」といった声が溢れていてどういうこっちゃと思っていたのですが見て納得。あのライトGood job。なんでしょう、アイドルを飾っておきたい欲望ってやっぱヲタクの本能に刻まれているもんなんですかね(参考:セクゾ『忘れられない花』のPV)。この曲はMステで見た以来だったのですが、歌がめっちゃ上手くなってて純粋にビビりました。

一つだけ、生で見れば違うのかもしれなかったけれど、ライトが若干チカチカし過ぎてて、もう少し抑えてた方が見やすかったかも、なんて思います。でも笑顔の森田さんが映ったからプラス100000です。無邪気な笑顔のイケメンが振り返るって破壊力半端ねえです。

 

『COLORS』

『by your side』『Believe Your Smile』

 

やっぱアイドルにはアイドルソングだよね!!という流れです。この曲はトロッコで笑顔で手を振る姿がとても似合っていました。「君が君でいられるその場所で 在り続けたい」という詞が好きで、物理的にそばに居てくれたラブセンよありがとうと思いを馳せていました。NEWS担の皆様、どうか『NEWSに恋して』お楽しみください。ルールを守っていると曲ができます。

と、なんとなくしんみりしそうになった瞬間にオバドラが来ました。世界はヲタクに優しいです。かわいい。

そして公式「bys」繋がりのビリスマです。ちなみに、bysはビリスマのアンサーソングでもあります。何そのめっちゃアイドルみたいなときめかせ方(アイドルです)。V6の青春ソングはキラキラに見えるけどどこか切ない響きの曲が多くて大好きです。

 

 

『会って話を』

 

(初見の感想です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

坂本さんは早急に吉瀬美智子さんを昼ドラで略奪してください。


前作『不惑』に続く、KIRINJI堀込高樹氏提供曲です。TTTを観たあとだと、何となく続いた話に見えてくるような気がします。より詞がエグい気がする。

で、冒頭の吉瀬美智子ってなにさってことで、まああそこなんですけど。個人的な感想としては、

 

坂本さん

  • 萌え袖が萌えるってことを理解しているという事実がしんどい
  • 袖に腕を突っ込んで、自分の腕を身体に巻き付ける動作が一番エロくてしんどい
  • 本当に右半身が女性に見えてしょうがなくてしんどい

 

長野さん

  • 萌え袖を全く理解していなさそうなのが期待を裏切らないというかそれはそれでしんどい
  • 女性の右半身でがっつり自分の腕をつかむのがしんどい
  • 顔が美しくてしんどい
  • 高音が甘くてしんどい
  • 存在そのものがしんどい
  • とにかくしんどい

 

井ノ原さん

  • 抱き締める振りがしんどい
  • 前髪重めの横顔がしんどい
  • セルフ顎クイがしんどい

 

 

 

結論:  しんどいが止まらない

 

       ~20th Century is very very SIN-DOI.~

 

 

 

 

 

『足跡』

『太陽と月のこどもたち』

 

『DOMINO』

 

トニセンを踊らせてくれてありがとう世界。

 

 

『Get Naked』

 

 

 

 

 

エっっっrrrrろ\(^^)/

 

 

端的に言うと最中ソングです。最初から最後までエロいです。岡田さんの画面が揺れているのはそういうことでいいんだな...?森田さんを押し倒し、健ちゃんに抱かれ、岡田さんに揺さぶられる贅沢空間はワンズコンだけ!!(最低な煽り)

この演出の何がいいって、個人カメラだけじゃなくて全体カメラもあるってことです。特に健ちゃんは全体カメラの方が観察してる感があってよりエロいです。

そして踊るとさらにエロいです。あらゆる意味で舐めるような踊りです。『夏のかけら』を歌っていたかつてのかわいい少年たちはもういません。でも森田さんのセンター力は健在です。

 

『SPARK』

 

全ジャニヲタに自慢したいステージです。マジ。V6こんなにかっこいいんだよ!!V6担が近くにいる方は「SPARKヤバいんでしょ?」とだけ聞いて見てください、「一言じゃ語れない」「貸す。見て。死ぬから。」「損はさせません!!5800円プラス税!!*2」などと言われます。その際は是非とも買ってください。質も量も最高です。

とにかくすんげえかっこいいパフォーマンスです。超踊る。『Get Naked』からの流れってのも喝采モノなのですが、明るく妖しいエレクトリカルパレードみたいな雰囲気です。CD音源だけ聴いていたときはもっとEDM感が強くて、アイドルがこれをやるのか!!と思っていたのですが、いざ歌って踊るのを観ると、ごっつうアイドルでした。

そして、今更ですが、

 

井ノ原さんの魅力が溢れて止まらないッッッ!!!

 

 

 

見てて思わず「あれこんなに腕長かったっけ...?SUKI」と改めてfall in loveしました。V6最高。ホント勘弁して欲しい。あさイチ卒業か...とかしんみりしてた、いや今だって寂しいけども、そういうのが吹っ飛ぶくらいに井ノ原さんやべえ。もれなくイノッチとは呼べなくなったので井ノ原さんと表記していますが、何がやべえかと言うと、この曲のダンスがマジやべえんです。                                            

井ノ原さんって実はV6のシャカリキダンス担当なんですよ。もうそれだけで恋じゃないですか。ジャズダンス育ちのトニセンの一員でありながら坂本さん、長野さんよりもカミセンと年齢が近いせいかどこかヒップホップの匂いがするノリ、長い腕を巧みに操る美しい上半身、これまた長い脚から繰り出されるスパン!!スパン!!と音が聞こえてきそうな鋭い足さばき、そして井ノ原さんのダンスの特徴というかおそらく癖なのでしょう、首の角度。基本的に常に顔を正面に向かせて踊る博と対照的に、顎を引くところを誰よりも深くすることでできる表情の陰影。ラスサビの「ここに光あれ」のところで首をはね上げて前髪をファサっとやるやつ。よっアイドルしてるぅ!!最高!!何そのギャップ!!何回でも恋に落ちる。顔文字にしたら(´ε` )こんなゆるキャラみたいなのに、二次元のような身体でバリバリに踊っちゃってビブラート&独特のこぶしが効いた歌声とかもう。てか顔も大好き!!かっこいい!!

このように井ノ原さんに全力で恋をする曲となっております。あさイチきっかけでもいい、メリットきっかけでもいい、かんぽ生命でもいい、とんがりコーンでもいい、あの「イノッチ」のいい人イメージを持っている全ての人に見せたい。MajiでKoiする5秒前待ったなしです。

 

 

『MANIAC』

 

いやまだ踊るんかい      

 

(仝_仝:)どんだけ~(゚ー゚)みぞおち~(仝_仝:*)ここはっ?ここはっ?(゚ー゚)めかみ~*3

 

「マニアック」って「~狂」って意味なんですけど、何かと極めたがりなV6さんが歌って踊りながら言ってるのは、多分そういうことです。

この曲は下からのアングルがちょこちょこ入っていて最高です。感謝を込めて変態アングルと呼んでいます。

 

 

 

『レッツゴー6匹』

 

サビの一列で全員肩を組む振りのとき、隣の森田さんの背に合わせて腰をかがめて踊る坂本さんがもう。こういうスマートなところがホントダンディー坂本。そりゃ人類皆惚れる。

 

『Medley-Sexy,Honey,Bunny!~グッデイ!!~愛のMelody~本気がいっぱい~MUSIC FOR THE PEOPLE~愛なんだ』

 

箇条書きで。

  • 坂本さんの「セクシー(吐息混じり)」、森田さんの「シェキラ」を煽りに煽る岡田さんは①V6ファンの心理をわかっている②岡田さん自身がV6ファンである③ライブが楽しくてテンションが上がるもメンバーと波長が合っていない のどれでしょう
  • 森田さん「シェキラっ」岡田さん「おうっ///」はまるで我々を見ているかのようだった
  • とにかく岡田さんが自由で楽しそう
  • 『本気がいっぱい』の2番の歌詞いいんですよ(突然のステマ)
  • MFTPはレーザーが綺麗ですね
  • 無人のステージの方に特効をあげるV6さんの変態さ(=こだわり)好きよ
  • 博が美しい
  • ドリフェスでも思ったけれど、井ノ原さんの脚はなぜそんなに高く上がるのか、ゴムみたいな伸び方をするから目で追っちゃう
  • 『愛なんだ』で「どうしてこんなぁ~に...みんながかわいいんだろう!!」とさらっと歌ううちのリーダー最高
  • 岡田さんの踊りが「ぽてぽてぽて」と効果音をつけたくなる感じで、さっきget naked in my bedと歌っていたエロい人は一体どこへ行ったのか
  • 博はV6イチのコント師なのに絶妙にウブっぽさの抜けきらない芸歴31年という属性なので、ふざけたり絡まれたりすると輝く
  • ボビーブラウンの時代で止まっている博のランニングマンは、正直古い
  • それに対してキャーという訓練されたファンの皆さん大好きです
  • それを見ようとわざわざ博の正面に周る井ノ原さんがよっちゃんだった
  • 健ちゃんはメンバーにはクチビルを大安売りする系スーパーアイドルです☆

 

 

『ボク・空・キミ』

レーザー、スモーク、音、歌声、すべてが綺麗です。こんなにクセの強いアルバムのクセの強いライブのラストをこんなに静かな曲で、と思ったけれど、静かでもこの曲はあまりに壮大でした。最後に一人ひとり表情がアップで抜かれるのですが、森田さんや三宅さんはかなり入り込んでいる表情だったのに対し、岡田さんはとても深く微笑んでいたのが印象的でした。

 

 

 

『The ONE』

 

ぶいしっくすさんはいくつになってもみんなでゆらゆらするのがだいすき!って曲。かわいい。そして皆さん衣装が似合いすぎです。特に井ノ原さん。あまりに似合いすぎてて日曜日の午前中にド〇ールでコーヒーとミラノサンドを文庫本片手に優雅に食しているところにばったり遭遇したかった、もしくは温泉の庭が見える大きな窓があるラウンジでマッサージチェアでくつろいでいる姿をロビーから見ていたかったという所まで容易に妄想できます(一息)※リア恋警報発令中

 

 

『ハナヒラケ』

 

ニ〇動で(●●)とネタにされまくっているとんがりコーンの曲です(雑)。そしてV6あるあるな光景だと思うのですが、めっちゃ絡むときでも坂本さんだけが一人になりがちです。メンバーは早急に絡んでください需要は各所にあります。

 

ひろしめる#とは

 

名詞だとばっかり思ってたけど博って動詞?形容詞?何?天使?

 

 

ロッコ上ではJKノリ、ステージでは38歳男性、舞台裏では5歳児、そんな三宅健ちゃんはピーターパン☆

 

 

『WAになっておどろう』

 

V6のブリブリ系カメラ目線担当は恋弾ちゃんです。しんどい。かわいい。ありがとう。

 

『Cloudy sky』

『CHANGE THE WORLD』

 

 

 

 

 

 

以上です。書きたいところだけ書いたので欠陥だらけです。是非ともThe ONESを買ってください。

V6ってどんなグループ?と聞かれたら、私は「歌い続けて踊り続けるグループ」だと思っているのですが、続けるってだけあってやっていることの本質は変わっていないのですが、新しいこともまたやり続けているグループだと思います。異なる分野での極めたがりの職人気質な人たちがそれぞれのプロフェッショナルさを持ち寄り、一見玄人受けしそうな一面を見せたかと思えばアイドルに開けていたりする、掴みづらさのあるアイドルかもしれません。でも、そういう人たちだからこそ一つになったときに面白さが生まれるのではないでしょうか。そんならしさの出た、面白いライブです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は変わりますが、私の友人の一人がちょっと前まで入試だったんですよ。私は彼女よりも先に試験が終わっており、お互い地元を離れるからその前に遊ぼうよ、発表いつ?来週かな、わかった応援してる、なんてラインのやり取りをして一週間後でしょうか。かなり楽しみにしていたので発表当日に再びラインを入れました。まあやつは頭いいから大丈夫でしょ、なんて思ったので。そうしたら彼女からの返信です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   「今日、彼氏ができました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやお前の方がよっぽど春来てんじゃん!!!

 

 

 

 

冬に取り残されているのはむしろ私の方でした。まだ試験とか残ってるんだから、やっぱ余裕を持って応援しないとなんて思ってた私の立場よ。試合に勝って勝負に負けるってこういうことを言うんでしょうね。ちなみに彼女は無事試験にも合格しました。おめでとうSよ。君は立派に春を勝ち取ったよ。どうも私は熱い手のひら返しをくらいやすいタイプなのでしょう。嗚呼私よ、どうかbe alive。

 

 

 

*1:魁道中:『江戸時代、位の高い遊女が馴染み客を迎えに郭内の茶屋の行き帰りや特定の日に美しく着飾って遊郭の中を練り歩いたこと』-コトバンクより

*2:通常版DVD価格

*3:初回B『カミセンMC集』より

わたしのV6大賞2017

どうも。ひやチュウです。ちょいと更新の期間が空きました。今回はひやチュウ、受験生の色々を終え、どうにか大学に合格しました。来春から地元を出て新しい地で大学生ライフをスタートです。ええ、この半端な時期に結果を報告してる時点でお察しかと思いますが、自己推薦と言われるやつを使いました。数学が壊滅的なんでね...。と、そこらへんも終わり先日大学の説明会に行ってきたのですが、皆すんげえの。JK生足バリバリで皆頑張ってる。私の住んでる所は、もう普通に最低気温がマイナス二桁とかいっちゃうので、命が惜しいヘタレな私は安全第一ばりに防寒第一!!っつって着込むわけですよ。12月で生足が許されるのは小学生までで、高校生がそんなで歩いてたら二度見に凝視か「あいつはヤバい...」の称号を得るんですよ。天国か地獄とはこのこと。それがバスで3時間の距離に住むJK達は生足にマフラーだけの装備。武士かな?ユー達、JKという名のBUSHI?きらきら武士?お洒落への情熱がパない。さすがとある伊達男が治めていた土地ってだけある。あっしみたいな田舎もんは、サイゼリアすらない地域で18年過ごしてきたあっしは、こんなオシャンティシティで生きていけるのでしょうか。ところでオシャンティってもう死語らしいですね。嗚呼、私よ、グッドラック。強く生きてゆきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず言いたい。言わせてくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TTT円盤化ありがとうございます!!!Fu~~~!!!

 

ひたすらツイッターのレポやはてブを読んでは「いやわかんねえよ...!!想像だけじゃ無理...難し過ぎるてか長谷川よっちゃん見てえ...マダム博...マサ...」と、テレガイの4Pだけで頑張って自家発電してたのが、待望の円盤化。本当にありがとうございます。2/14まで生きます。

    

 

 

さて、今回のブログは、年の瀬ということで、

 

 

V6大賞2017~~!!ドンドンパフパフ(セルフガヤ)

 

 

これまたジャニヲタの皆様は聴いたことがあるであろう例のアレと酷似していますが、私が勝手にやる超超個人的な、2017年のV6ってこんなだったんだよ!!という備忘録兼布教ブログです。今年は何と言っても久しぶりのオリジナルアルバム&ライブがあり、アイドル22年選手V6のパワーが全国各地に広まった、ついでにV6の色々なヤバさも広まった年でした。マジ今年楽しすぎた。そんな沢山のブイごとの中から、私の心にブッ刺さった場面を挙げていこうと思います。あくまでもスタンスは私の備忘録です、鼻歌を歌うような気持ちでご覧ください、それでは。

 

 

 

 

 

 

【個人部門】

 

 ドライバーから王子への華麗な転職で賞:『愛なんだ2017』

ミュージカル界ではマサさんと呼ばれるほどの位置におり、今年は『君が人生の時』という作品で主演を務めました。恥ずかしながら舞台作品に詳しくないのですが、とてもすごい(語彙力の無さよ)舞台だったそうで。今も止まることなく挑戦し続ける姿は本当にかっこいいです。ですが、私の見た今年イチかっこよかったのは、『愛なんだ2017』のミュージカルです。

だって、もう、ね。察して。完成してる動き。体育館&マイク無しでも響き渡る美声とビブラート。練習ではグッダグダに噛んだのに本番でがっちりキメた

 

「世界中で、あなただけを愛しています!!

 

 

 

 

 

\キィヤーーーーー!!(揺れる体育館)/

 

JKにもバリバリにキャーキャー言われる46歳、どうよ。イケが極まってる。からの衝撃のラスト、とっさのアドリブでしょう、

 

 
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\キィヤーーーーーーーー!!(@テレビ前)/

あまりのイケっぷりと昼顔(概念)っぷりと冴え渡るバラエティーの必殺仕事人っぷりに見事にあてられました。何よりびっくりしたのは、

(・△・)「坂本くん初めての王子役らしーよ」

です。マジかよ。全国放送しちゃったよ。

 

 

 

 

 

 

 

自担賞:『Can't Get Enough』が披露される度にしんどいがヤバかった博&ライブレポで見る博

 

自担だから二つです。絞るなんてことはしませんここはライザップではありません。存在いるそのものが優勝してるという声もありますが、その中でも特にハートに火がついたものを。

パフォーマンス部門は、ドッタンバッタン披露かCGEかで迷いました。ツイッターで『長野博、ドッタンバッタン披露!!』という文字を見たときは、純粋にマジで!!という気持ちと、それだけで何が起きたか察するV担の皆様に笑いました。でもドッタンバッタンの方はavexに「どうか収録してくれッッッ...!!(※ONESコン映像化お願いします)」メールを送ったので、見る機会も多くかつ毎回新鮮に心臓が苦しくなったこちらに。だいたい、去年はずっと真っ白な衣装で「ビュ~ティフルワ~♪」ってやってたのが、一変して全身黒の衣装に椅子ゥ!!博は彫りが深いので、照明落とし気味だと角度が変わる度陰影がついてそれはもう芸術的なんですよ。さらに、ここで度々書いているように、博はカメラに対して体がきちんと正面を向くように踊るから、余すことなく全身見たいところがかっこいい。そして、CGEはあんまり速い曲じゃないから、声が甘くて聴く度昇天しました。いやいつもはまってるけど、今年リリースされた曲、全員にすごいはまってて、歌割考えた人本当にありがとうございます。セクシーサンキュー。

そしてライブ。まず、「長野くんのイイところを送ろう!!」企画にびっくりしました。メンバーの誕生日と公演が重なるのは珍しいことなんでしょうけれど、ファンがあそこまで関わるって結構珍しいことなのでは。コメントも流石というか、皆歪みねえな...みたいなのがいっぱいで笑いました。「仏」って。一語かいな。そして、ファンからの40個の上を行く、剛くんの『かわいい』を私たちは忘れない。オバドラ。健ちゃんにはでこチューされたそうで。ええ、45歳と38歳のおじさんの話です。

さらに、今年のライブ代名詞と言っても過言ではない『長野ポイント』。えっらく盛り上がってましたね。未だによくわかんないんですが、アレって何なの?とにもかくにも、今年もメンバーに好かれまくってて私は嬉しいです。つきましては早くライブ映像化してください。

 

 

 

 

 

 

大人になったね...で賞:9係浅輪くん

 

係長の姿が見えなくなって、寂しい気持ちになりましたが、でもそれだけの年月が経ったんだなとしみじみ思いました。気のせいか、ひそやかに、でもぐっと頼もしさを増した、でも相変わらずまっすぐに9係を駆け抜けた浅輪くんはかっこよかったです。仲間を大切に思うのは、イノッチも浅輪くんも変わらずにいるんだなと思った今年の夏でした。9係チームはライブにも来たそうで、愛されてんなと思います。(あととんでもなくどエロい浅輪くんを見られたときは思わず天を仰ぎました。)*1

     


そして言いたい。

はよ倫子ちゃんとくっつけ!!!!!!

あ、むらこみの進展も待ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 毎秒爆ケで賞:パーマ剛様

 

毎週テレビで動いている所を見られる喜びに震えたハロハリ、そしてライブが始まりました。ライブが始まってからしばらくは、ツアー中のビジュアルは一切知らずにひたすら参戦された方のツイッターのレポを追っては岡田さんの様子のおかしさに不安を覚えるなどしていたのですが、得られる情報が文字のみで視覚的に飢えていたヲタクが、WSだったかであのパーマの剛様をいきなり見せられた時の気持ちをSOUZOしてほしい。「ハァ?!?!?!」と叫んだ。眼を剥いたかもしれない。ゴリラに還ってたかもしれない。それくらいの衝撃でした。染めてた色を落とした時もあまりのかっこよさに手は震え足元は覚束なく大変デンジャラスな思いをしましたが、さらにイケたので私は死んだ。髪型で一喜一憂どころか発狂まで出来ちゃうんだからヲタクってちょろい。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

ド直球にかわいいで賞:『Can't Get Enough』初回B盤特典健ちゃん

 

ジャニウェブのクリスマス動画、ご覧になりましたか?健ちゃんのキャピキャピ(死語)の効果でしょう、グループとしては嵐よりテンション高めで、平均年齢41歳のグループとは俄に信じがたい桃源郷が広がっていました。V6です。つまり、健ちゃんはすごいんですよ。V6の太陽でありあざとい38ちゃいであり自由な健ちゃんの、自然な感じでかつ楽しそうに、さらにかわいいが詰まった、とんでもなくハイコスパな30分が収録されています。歳を重ねて、さすがに落ち着いてきたところもありますが、V6に帰ってくると相変わらずです。愛おしい。かわいい。ほんと面白くていい人達に囲まれててあたしゃ幸せだよ...なんて思っていたら最後に爆弾が投下され、あやっぱこいつぁフリーダムだわと再確認しました。

 

 

 

 

 

 

 

楽しそうで何よりで賞:ライブレポでの様子がおかしい岡田さん

サイン色紙を投げて、違う意味のキャーが挙がるアイドルがいただろうか。ライブレポを見る度に更新される「TMHで骨折した長野博の顔マネ(でファンサをする岡田さん)」。グループ全体を巻き込んで(よくよく考えたらファンには全く関係ない)「長野ポイント」。「仏の長野」に次ぐ新たな称号「全能の神・長野博」。全部博かよ。博大好きかよ。ほんとにこの博担強い。2015年のSONGSで「岡田の背負っているものを俺は想像出来ないから、ここにいるときくらいは何も考えずに笑っていてほしい」と言われていましたが、2年経ち「岡田は役が入っているくらいが丁度いい」と言われました。やっぱ身内から見てもテンションやばかったんですね。楽しそうで何より。

 

 

 

 

 

【シンメ/トニセン・カミセン部門】

 

 

こわいで賞:健ラヂより『Round&Round』について

 

現存する事務所最古のシンメともなると、出会って30年ほどになる現在もまだまだ深海エピが更新されます。1長野くんバースデーのライブで(●●)長野の好きなところ:車のギアチェンジが速いところ。「助手席に乗らないとわからないんだけど」という周囲へのナチュラルマウンティング、(´ε`)(・△・)のキッス公開から「坂本くんと長野くんがキスしてたら世紀末」と、公式からヤバいことを発信するなどがありましたが、私が一番ヤベえと思ったのは、健ラヂでの『The ONES』の曲紹介、『Round&Round』*2についての健ちゃんのコメントです。

 

 

 

やっぱり長野くんって、坂本くんのこと好きなんだなって感じ。

 

 

はい?!?!?!

 

何を以ってそう思ったのかもっとkwskとか気軽に言えない。聞いちゃイケナイ気がしてきた。ここに来て深海みが凄まじい。いやあ深い。坂長の怖いとこって、今挙げたエピも含めて結構周りからの言及が多いとこ...それによって醸し出されるリアリティ...So 真実は どこにあるの...?

 

 

 

 

は宇宙の真理で賞:『never』

 

デビュー当時の剛健は、ビジュアルそっくりの双子ちゃんでした。それはそれはかわいかったです。そして22年、方やV6のワイルド担当、方やV6のかわいい担当と、正反対のポジションになりました。そうでなくとも三宅・ピーターパン・健さんは顔があまり変わらない魔法にかかって狂った時間軸の中を生きているので、*3普通の人はまず同じ時空に立つこと自体不可能です。しかし、『never』でそれらはひっくり返りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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\かっ、髪型がシンメだァァァ...!!!/

 

 

こんなの三次元どころか二次元でも滅多に聞きません。辻加護以外に見たことがありません。事実は小説より奇なり。さすがジャニーズJr.のブランドを打ち立てたシンメ。画がっぉぃ。歌ったらもっとっぉぃ。

 

 

 

 

奇跡のおじさんで賞:トニセンのアレ

 

今年はトニセン担の私にとって、盛り沢山の年でした。「ライフワークとして続けていきたい」トニセンにしかできない最高の舞台『戸惑いの惑星』、堀込高樹さんとのタッグが生んだ名曲『不惑』に次ぐ名曲『会って話を』、WOWOWの特別番組出演と、色々な方向のファンに向けての活動がいっぱいの年でした。しかし、今年どうしても譲れないものがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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ギャーッ???!!!?!!!!!!!!?!?!!!?!?!!!!!   

 これも今年です。2017年始まって30分経つかどうかのうちに、今年イチの衝撃を受けました。しかも全国放送で。平均年齢43歳(当時)の台宙。ヤバくない?でもって、東山さんって何物?!平家派しよ?!?!(どさくさ)ちなみに、トニセンは来年で全員が出会って30年になります。*4すんげえグループだなあ。みつを。

 

 

 

 

The・カミングセンチメートルで賞:『The ONES』初回B盤『沖縄縦断VR対決』

 

カミセンの全てがここにあった。上がいるV6では自由でも、カミセンだとリーダーになる剛くん、反対に何処でも自由な健ちゃん、そんな二人に挟まれて「全くこのお兄ちゃん達は...」と言いたげな表情と、それでもやっぱり剛健に頭の上がらない岡田さん。さすがに全員35歳を超えたら、大人になるのかなと思ったら、行動や物の決め方、会話のテンポに関係性まで、若いときと一切変わらずずーーーっとカミセン。涙が出てくるくらいカミセン。運転中の健ちゃんにちょっかいを出さずにいられない風の剛くん、何時でも剛くんの言うことを聞いちゃう健ちゃん、「健くん剛くんの隣がいいんでしょ?」と言っちゃう岡田さん。嗚呼カミセン。

 

 

 

 

 

 

【V6ベストシーン2017】

『愛なんだ2017』より、ミュージカル部をPR

 

ミュージカル部をPRしてほしい、という依頼からまさかの「ミュージカルに出てほしい」というお願いに、それまで安定のドライバーさんだったのが、必死にセリフを入れ、動きを覚え、時間ギリギリの中練習している姿をすんごい面白そうに見ているV5。いざ始まって、モニターで舞台の坂本王子(46)を見て大爆笑するV5。怒涛の勢いでリーダーをいじり回すV5。そして、一番らしいのが、本人のいないところで「あれ出来る奴俺たちのなかにいないぜ!!」。どんだけいじってもちゃんと坂本くんを尊敬しているのがV6だし、この扱いというかお互いへの態度がV6だなあと思いました。来年もまた特番があるということで、今から楽しみです。いつまでもメンバーのことにメンバーが一番大笑い出来るグループでいてね!!

... と、何だか感動的な締まり方っぽいですが、V6ですから!!もちろん我々の爆笑ポイントにツッコミ所も山ほどありました。一番好きなやり取りは、お願いを受けて真っ先に、誰よりも早く

 

(仝_仝:)できる?

(・△・)できんの?

(´ε`)できるでしょ 

 

と了承した(させた)井ノ原組の素晴らしい三段活用です。イノッチだけ決めつけモードなのがすンごいトニセンのよっちゃんって感じでかわいいです。他にも、何となく隣で話している坂長、モニターを囲んで座る配置でセンターに置かれ、健ちゃんに話し掛けられて相槌を打つ姿がまんま親子な博、普段のバラエティーでも滅多に見ない、坂本王子を見て顔面崩壊寸前まで爆笑するイノッチと、見たいものが全部詰まった番組でした。V6っていいな!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 《総括》

 

今年はシングル、アルバムからライブと、アイドルの濃い年だったように思います。

リリースされた曲を振り返ると、楽曲に恵まれた一年だなあと思います。2017年のスタートを衝撃と共に切った『Can't Get Enough』、中毒者を大量に生産した『SPARK』、まさかの電気グルーヴ×アイドル、Mステで披露して茶の間がざわつきライブもざわついたオリジン衣装の『刹那的Night』、本家の前に関西Jr.の子*5に披露された(と聞きちょっと私は笑った)ジガジガこと『BEAT OF LIFE』、MASAYUKI・帝王・坂本さんの圧倒的歌唱力とオーラに平伏すファンが続出、ライブに行った人たちのツイッターは軒並み「坂本くんが帝王だった」「坂本くん建国してた」な『Answer』、壮大過ぎる前フリ回収曲『レッツゴー6匹』と、V6の音楽の幅が広がったように感じます。特にオリジナルアルバムは、22年目も挑戦、というような新たな試みが取り込まれており、留まらないV6の可能性を感じました。個人の仕事が多く6人全員が揃った姿をなかなか見られないから、ライブで集まってアイドルしているのを見ることが出来たのはとても嬉しかったです。V6もライブを楽しんだようで、6人でいるのを楽しんでいたようで、レポを追っかけていた私もとても楽しかったです。

また、ちょっと今年のV6さんはおかしかったように思います。知ってる範囲だと、今年V6さんキッス4回ほどしてますね?そのうち2回はマウスtoマウスですね?もしかして秩序が狂ってやがりますね?キスシーンよりも母体の方が多いってどういうことよ。いや楽しんでるなら全然いいんだけどもさ。また、ライブではますむぅさんやキマイラさんなど、健ラヂレギュラー(に近いくらいの認知度)の人たちが、そして博が話題の中心にあがり、22年もやってるのに、あくまで自然な感じで内輪での激盛り上がりをしていて、改めてどんだけ仲いいんだ、と思いました。

 

 

 

 

 

色々あったね今年もね。でもね、

 

 

\V6に言いたいことがある~~!!!/

 

 


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それでは皆様良いお年を。と言いたいところですが、ジャニヲタには紅白、CDTVにカウコンとまだまだやることがいっぱいです。元気に楽しみましょう。それでは31日に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:
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*2:長野博プロデュース曲

*3:が、私は健ちゃんに最近たまーに現れる38歳相応の目尻の皺が可愛く思えて来ました。

*4:イノッチが12歳で入所だから...合ってるよね...もし違ったらどなたかひっそり連絡ください

*5:向井康二くん。相当V6が好きで、健ちゃん担と思われる

染まる

こんにちは。ひやチュウです。皆さまは夢を見るタイプですか?私は結構見るのですが、小さい頃に悪の組織になったニャン○ュウに襲われる、という夢を見て以来、しばらく眠りに落ちるまで怖い夢を見ませんように、と繰り返し繰り返し唱えていました。早く寝付かせたい母にとっても、隣で寝ていた弟にとってもむしろそっちのが悪夢じゃねえかという感じです。月日は経ち、18歳ひやチュウ、ショッキングなレベルで怖い夢は見なくなりましたが、代わりに圧倒的に疲れる夢、理解不能な夢を見るようになりました。よく見るのは登校する夢です。ひどいときは、その夢を見て目が覚め、また眠り同じ夢を見、そして朝を迎えて普通に登校するという、6時間に計3回学校に行ったことがあります。チャリを漕ぎながら「これさっきも通ったわ...」と非常に疲れました。涙が出てきそう、最早溢れそうです。某サザンじゃないけど、誰かに抱かれた夢を見たいもんです。まあこれから冬に向かってくんだがな!!

 

 

 

 

 

 

 

きっかけはケンティーである。

私は、アイドルとはステージに立つ支配者だと思っており、まさにケンティーがその人だと感じています。それを最も感じたのが彼のソロ曲『Hey!!Summer Honey』で、もれなく私の心もケンティーガールズの仲間入りを果たしました。いやぁ、ほんとにケンティーはすごい。がしかし、今回はサマハニの話ではありません。

 

 

 

 

『Teleportation』という曲は、サマハニと同じくケンティーのソロ曲です。いつかの少クラで、このテレポの5人バージョン、Sexy Zoneバージョンが披露されていました。

それを観て、物凄くびっくりしました。あんなにケンティーワールドの広がる曲な筈なのに、実際に通常通りソロで歌っていた時はまごうことなきケンティーのソロ曲だったのに、5人でのテレポは、Sexy Zoneとしての曲へと変貌を遂げていたからです。

ケンティーはあれだけ自己プロデュースが上手いのだから、ケンティーの曲はケンティーにしか成し得ない、ある意味専売特許的な性質が特に強いのだと思います。そもそも私は、ソロ曲の醍醐味=その人にしか出来ないことだと考えています。個性も、好きなこと得意なことも、一番わかっている本人が自分の思うままにパフォーマンスするのだから、ソロ曲の持ち主がやるのが一番合うはずなのです。好みは人それぞれですが、だからカバー曲がオリジナルを超えることは難しいのだと思います。しかしあのテレポは、Sexy Zoneによる中島健人ソロ曲カバーではなく、全員がSexy Zoneとして歌っていました。あれは、テレポがSexy Zoneに染まっていて、そしてケンティーもSexy Zoneとして、4人もSexy Zoneの顔をしていました。

 

 

ということで、今回は「テレポで発見したよ!!ソロとグループって面白いね!!アイドルのパフォーマンスにおける『染まる』ということ」ことについて、毎度お馴染み主観MAXで書きます。更にものすンごい感覚の話でしかありませんので、言いたいように言っております。そんな感じでどうぞ!!ヘイ!!

 

 

 

 

 

アイドルがライブで「場を支配する」というのは、会場であらゆるものの注目の頂点に立つことだと思います。頂点なのだから、見るべきものがそのアイドルという点に集中されます。そこでは、周りの演出や構成などはあくまでもアイドルを際立たせるためのパーツでしかなく、絶対的な頂点がステージに存在すること、そういう状況が『支配』だと思います。

その『支配』に近いものに『染まる』というものがあると思います。しかし、この二人は全く違うスタンスです。

 結論を言うと、『染まる』とは、主役にならない技術です

『支配する』は、アイドル側の発信が100%の状態、一方の『染まる』はアイドル側にやや受動の空間がある状態だと思います。どう「見せたい」のか「見られたい」のか、どちらをパフォーマンスの上で選ぶのかによって、その違いが生まれるのだと思います。

 

 

 

例えば、例えばですよ。私が友人を家に招いて自室を見せるとします。ここでの友人とは、ヲタクという生態に理解があり、尚且つ当人もヲタクの気が十分にある友人です。

多分私は、まず掃除機をかけ、床に散らばっている本を片付け、万年床とまではいかなくとも2ヶ月床くらいにはなっている布団を隠し、パジャマも隠しこの2年で随分増えたDVDを己のセンスを信じて綺麗に並べ、私の部屋で唯一「かわいい」の要素を作れるぬいぐるみ(ブタさんとアシカさんとシロクマさん)の露骨なセッティングをするでしょう。*1

そして、私が友人に部屋を「見せたい」としたら、一番の目的は「綺麗な部屋だね」と言わせることであり、「見られたい」とした場合は、「綺麗な部屋だね」と思われること、そういう印象を持たせることです。何言ってるかよくわからないかと思います。私も書いてて何だかもうわかんねえっていうか恥さらししてる気持ちです。ハズカチイです。でもどうにか続けてしんぜませうっつって。

つまり、私の側が能動だったら友人は受動であり、私の側が受動だったら友人に能動の分が分けられるということです。私の部屋なので、どちらにせよ主導権は私にあります。

 

で、この公式をアイドルに当て嵌めて考えてみましょう。いよいよ本気で訳がわからなくなって参りましたがついてこれます?私が読者だったらムリですHAHAHA☆

 

 

 

はい。

件のテレポで言うと、私=セクゾ、友人=客、部屋=テレポです。文字にするともうとんでもないことを言っている気がしてきますがいいんですよいいんですよ。誰かに怒られそうではありますがね。少クラで「セクゾがテレポを客に見せた」わけですが、どうして私が今回引っ掛かったかというと、テレポがケンティーのソロ曲だからです。

そもそも私はテレポがケンティーの曲ということを最初知らず、初めて見たとき「セクゾにこんな曲あったっけ?」、「セクゾにしちゃなんかぽくない」と思いました。そう感じた「ぽくなさ」とは多分「曲中に出てくる『君』と『僕』の距離がセクゾの曲にしちゃ近すぎる」ということです。しかし中島ケンティー先生作詞のソロ曲ということを知り納得した次第であります。

それを知ってから見直しても、やっぱりテレポはセクゾに染まっていました。誰かのソロ曲をメンバー全員でやって、曲の持ち主だけが良くも悪くも浮くことはありませんでした。ケンティーが、ケンティーのソロ曲をセクゾの一員としてやった結果、ケンティーも曲もセクゾに染まっていたのが面白いと思いました。

 

 

 

テレポとケンティーはセクゾに染まっていましたが、セクゾはこのふたつを支配したわけではありません。あのテレポの歌割はケンティーが決めたそうで、恐らくどう見られたいか、というケンティーの思惑も入っているでしょう。「見せたい」=支配は、明確な主役を『点』として置くことですが、ソロ(1)をグループ(5)に分散させ、更に画面を5分割にさせたことから、はっきりとは言わずとも、言わないからこそグループで見られたいという意思を感じました。元々1だったものを分けたことで、点が定まりにくくなっているのだと思います。

この、点が定まらないというのが、『染まる』という主役がいない技術だと思います。1人分だった歌割を5つに分けて、個を個々にして、そして「個々」ままで終わらせず、点が散ったことで上手く客の視野を広げることにつなげ、ステージをセクゾの空間にし、『個が全体に染まる』を見事に表現していたのが、5人でやったテレポだと思います。

 

 

 

 

 

もちろん、支配の成す圧倒も好きです。例えば一人だけカメラに抜かれていたり、ソロアングルで見る個の放つ強さは大好きです。でも、私の好きなアイドルはほとんどがグループで、幾つかの個で構成されています。完全に私の見方ですが、一人だけを目で追おうとしても、グループが好きだから「そのグループの中のその人」という意識を消すことはあまりなく、グループを感じたい、要は点としてよりも空間としてアイドルを見たいのです。

『染まる』の達成とは、「全体を見られること」だと思います。客の視野が限定されなくなる、与えられるものが1ではなく広がるから、より色々なものが見えるし、考えられるようになり、受け取り手に自由があることだと思います。

自由であるためには、ある程度の秩序が必要です。その秩序というのが「グループ感」、バンドでいう「グルーヴ」です。歌やダンスを合わせようとする技術や努力、意思の疎通、考えの共有など、グループという「個」の集まりじゃないと生まれないし出来ないであろうことを越えて、あるラインまで「揃う」という基礎をつくり、そこにプラスアルファで個性が表れてくるのかな、と思います。各々の個性が埋没することなく、でも点々にはせず、空間を見せる。そんなことができるから、グループって面白いなあ。と思ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

二つ前のエントリーの段階でV6のライブツアーがスタートしたのに、もうファイナルが近づいてきております。参戦された方のツイッターレポを漁る日々ももう終わると思うと少し寂しいです。レポを見る度「かわいい...(ヲタク特有の破顔)」してきたのですが、さては岡田さん本気でおかしいな??(いいぞもっとやれ)みたいなのばっかりで、どの状態が通常運転なんだかわかりません。岡田さんは演者としてなのか博担としてなのか、どっちの立場で参加してんだよ......楽しそうだからなんでもいっか!!

 

 

*1:ここは読まなくて全然構わないゾーンなんですけど、私の想定した友人というのは件の艦これヲタのRという奴でして、付き合いもいい加減長いので最近では私の2ヶ月床に二人で寝っ転がってヲタク論争を繰り広げる、そんなうるわしき友情を築き上げていっている

『錦★鯉』

こんにちは。ひやチュウです。 突然ですが、皆さんは二重でしょうか。私は一重です。両親共に二重なのに娘の私はド一重。訳がわかりません。というわけで最近アイプチを購入して二重を作ってみました。やってびっくり。超目が開きやすい。一重だと瞼が重く「見える」とかじゃなくて普通に重いんだわこりゃ。Gがこんなに変わるもんかと感動しました。よっしゃこれで私もぱっちりの仲間入りか、と思ったのですがここで一つ問題発生。私は眼鏡ユーザーなのである。フレームが結構しっかりしているので、瞼が目立たないのだ。コンタクトにしてみようかな、と考えたことも過去何回かありますが、その度に母に言われた「あんた眼鏡ないと顔の主張がなさ過ぎる」がちらつき、まっ平らよりはかけてるほうがマシかな...と考え、今に至ります。見えないところのお洒落って大変ですね!!でも大人の階段登ってる気がします。君はまだシンデレラっさ~...

 

 

 

 

V6を好きになってから、色々V6関連のことを調べて行くうちに、演技者。というものを目にするようになりました。「舞台とテレビのコラボレーション」のキャッチコピーをうたい、ジャニーズが外部の劇団とタッグを組んで芝居をするらしい。と、何だか面白そうじゃないかとググってみると、興味をそそられるタイトルと、そして演者の組み合わせ。見るしかないと思い、DVD BOX3を購入しました。これを選んだのは、『錦★鯉』が入っているからです。長野くんと坂本くんが出てるなんてナニソレ最高じゃーん!!みたいなノリで見たのですが

 

 

 

 

        やべえ。

 

 

 

全て引っくるめて「演技者。」やばかった。ストーリーも画も何もかもやばかった。見終わって呆然とした。これがテレビで普通に放送されていたなんてうらやましすぎる。ということで、感想というかひたすら凄かったんだよというのを書きます。長野担の主観です。それでも作品として凄かったです。内容にがっつり触れますので、そこんとこよろしくおね!!

 

 

 

 まず、演技者。最大の特徴は何と言っても「舞台とテレビのコラボレーション」というところだと思いますが、いいとこ取りに留まらない、相乗効果が止まんねえって感じでした。舞台の利点は客に全体を映せること、テレビの利点は見せたいところだけを映せることだと思います。空間を撮るか、点を撮るかの違いです。漫画で言う集中線の役割がアップのカットです。そうやって生ものである舞台では出来ない演出をしているので、ドラマかな、とも思いました。しかし、作品自体に漂う何とも言えないアングラ感と、舞台っぽいノリと、*1劇場で観劇したときに感じる、肉眼で見ている目の前のステージで異世界が広がっているような感覚と、普通のドラマと比べ明らかに少ない演者とセットとで、確かに演劇でもある。とても面白いです。目の前で起こっているのにテレビよりも非日常という感覚でした。

 一幕、二幕というような区切りこそあれ、全て流れとして繋がっており、ちりばめられた伏線をスピーディーに回収し鮮やかに展開していく、明らかにドラマとは違ったものでした。最もそれを感じたのが終わり方です。いい意味でとても唐突な終わりで、話は終わってもその後を考えさせられる余裕、自分の考えを交ぜて想像させてくれる余白をくれるようなラストでした。映画を見た後や舞台を観劇した後椅子から立ち上がれなくなるような、あの感じです。ストーリーも勿論ですが、空気を楽しんだな、というあの感覚です。

また、ドラマというのは基本的にストーリーを楽しむものだと思うのですが、舞台というのは伝えたいメッセージありきで作られるものです。ストーリーを追って行くうちにそれにたどり着いたときのワクワクが堪らないところです。

 

 

 

 

 

 

ということで、感想を書こうと思うのですが、内容がわからなすぎると何も伝えられない気がするので超絶ざっくりあらすじを、というか話の流れを書きます。※ネタバレになるので気をつけてください!!

 

 

 

《(主な)登場人物》

水野(長野博):赤星組・組長。先代に見込まれ、サラリーマンから転身することになった。

 

吉田(坂本昌行):水野の幼なじみ。フリーターだったが、水野が組長になったことをきっかけに赤星組に入り浸るようになった。何かと水野に張り合う。

 

裕子(中山エミリ):水野の妻。

 

赤星(尾方宣久):先代の息子。赤星組の組員。

 

坂口(大河内浩):古い任侠。赤星組の組員。

 

小田島(きたろう):狭山組から赤星組の組員になった。

 

安那(佐藤江梨子):吉田の彼女。中国人。

 

老ヤクザ(ミッキーカーチス)

 

パオさん(本間しげる):謎の中国人

 

 《(ざっくりとした)あらすじ》

先代に見込まれて赤星組の組長となった水野は、小中高大ずっと一緒の幼なじみ・吉田、赤星組の組員、赤星・坂口、妻の裕子と共に組長としての日々を送る。しかし、元々サラリーマンだった水野は、ヤクザのルールというものがわからず上手くいかない。しかし水野は「本物のヤクザになりたい」、そして「爪の先までいっぱいになりたい」と、背中に入れた錦鯉の入れ墨を見せる。しかし錦鯉には赤い色はまだ入っていない。そんな時、思わぬ刺客が赤星組にやってきて発砲、水野を庇い坂口が撃たれる。頭に血が上った水野は狭山組に殴り込みに行くも、あっさり捕まって一年刑務所のお世話になる。その刑務所の中で出会った老ヤクザに「睨めっこ」を教わる。「自分の命を投げ出すつもりで睨みつけろ。」すると、段々と水野の眼が変わっていく。一年経ち出所しした水野は赤星組に向かうが、組は看板を下ろし堅気として中華料理屋になっていた。破門状が回っていてもう赤星組はどうすることもできない状態だったのだ。そのことを知り驚愕する水野。せっかく堅気になったのだから、と言われても「俺はヤクザなんだ」と。すると、急に狭山組が襲撃をかけてくる。うろたえる面々の中、一人慌てずにいる水野。その眼差しは赤星組の組長のもの。「ヤクザは結局ヤクザ」と、赤星組として抗争をすることを決めた小田島・赤星・坂口は水野と盃を交わして事務所を出て行き抗争に向かった。吉田も盃を交わそうとするが、水野に止められる。そして水野も抗争へ向かう...

 

 

 

 という話を、4週に分けて放送していた、らしいです。ヤクザ用語や独特の言い回しがいっぱい出てきてちょムズでした。

 

でもって、ここから感想です。ほぼ水野と吉田の二人のことしか書きません。ご了承あれ。

 

 

 

 

 

 

まず、私の考えるテレビドラマ作品と演劇作品の違いは、先述したようにストーリーを一番に伝えるかメッセージを伝えるかのどちらに重きを置くかだと思います。『錦★鯉』は劇団MONOという劇団の作品なのですが、*2そちらのサイトには『ルールとは何か』がテーマであると記載されています。その通り、この話には沢山のルールが張り巡らされています。

 

 

 

水野は「本当のヤクザになりたい」と望み、だからヤクザのしきたりもちゃんとしようとしています。その一つに立場のあり方が見られます。

星組の組長とは言え、一番の新入りなので水野は赤星や坂口、小田島には敬語を使っています。盃を交わした後でもそれは変わりません。また、赤星達も、組長である水野には敬語を使います。

しかし、吉田は違います。前編通して吉田が水野に敬語を使ったのは一回きりです。水野は吉田にも「俺は組長だぞ」と組である以上自分の方が立場が上であることを示し、組の人間として立場をわきまえない吉田に怒っていましたが、吉田はずっと水野に対して幼なじみのままの態度を取っていました。

 

堅気から再びヤクザに戻り、狭山組と抗争をするとなったとき、水野は三人と盃を交わします。小田島と交わす時は、二人とも両手でコップを持ち、底を手で支える丁寧な持ち方をしています。続く赤星と坂口のときは、二人は片手でしたが、*3水野は小田島のときと同じように両手でコップを持ちます。ここからも、水野はヤクザのルールをきちんと守っていることが窺えます。

三人が抗争へ行った後、吉田は「お前には絶対負けねえからな」と言い、ものすごく怯えながらコップを二つ水野の所へ持っていき、酒を注ぎ、震える手をコップに伸ばし盃を自分から交わそうとします。

ところが、それを水野が止めます。「止めとけ。元々向いてなかったんだ、ヤクザ」と吉田の手を押さえ言い、水野は盃を一人であおり、抗争へ向かいます。

 

ここ。と言うよりこの一連の流れ。水野はもう赤星組の組長で、刑務所のなかで老ヤクザに鍛えられたこともあって、眼差しがすごいんです。一番の新入りから一気に組長の凄みを持つ眼差しになって全てを見ています。最初はどこかサラリーマン風情の消えない様子だったのが、正真正銘の組長になっているのです。堅気になって一年以経ち、その間ヤクザ業をしていなかった赤星組が抗争で勝てる筈がありません。それをわかっていて、ヤクザだから赤星達は向かい、水野は送り出したのです。ヤクザのルールに則り、彼らは抗争へ向かいます。

そんな水野が、吉田の盃を止めさせた。それには「お前はヤクザではない」というメッセージが込められています。この二人は小中高大からのずっと幼なじみですが、吉田は就職の所から水野に差をつけられ、より張り合おうとしています。自分も組の人間として闘って認められて、水野に追いつこうとしたのだと思います。それを止めさせたということは、水野は吉田を認めていないということであり、また今まで通りの幼なじみの関係でいてほしいという気持ちの表れなのかなと思いました。

 

 

そして、一人盃をあおり狭山組の元へ向かう水野。その道は、一年前に殴り込みに行った時に通ったのと同じ道です。恐れた様子は一切なく、向かいにいる狭山組の人々を睨みつけながら進んでいく。そして上着を脱ぎにシャツを脱ぎ、上半身裸になった水野は背中に錦鯉を背負い、歩みを止めずに向かって行きます。

水野は銃で撃たれます。しかし止まらず、水野は睨みつけたまま狭山組へと向かいます。

 

 

 

ここで、水野を追いかけてきた吉田が映されます。膝は震え、水野とは正反対に怯えた様子が隠し切れません。それでも、水野と同じように進んでいきます。

そして吉田も撃たれます。膝から崩れ、立とうとしても叶わず、その場に倒れ込みます。そして吉田は、最期に自分の目の前で事切れて倒れている水野の背中を見ます。水野の背中には、撃たれ、自らの血で赤く染まった錦鯉が鎮座していました。それを見て、吉田は「錦鯉、なったじゃねえか」とつぶやいたのでした。そのBGMに、真心ブラザーズがカバーした、吉田拓郎さんの「流星」が流れています。

 

 

君の欲しいものは 何ですか

僕の欲しかったものは 何ですか

 

 

 

 

シーンは変わり、残された裕子と安那がオセロをしています。コマをひっくり返された安那は納得いかない様子で「ひっくり返して面白い?」と問い掛けます。裕子は「面白いわよ?...ううん、面白くない。ルールに乗れた人だけが面白いのよ」とつぶやきます。そして裕子が目をやった先には、血まみれのコップが五つ並んでいます。四つは割れて原型を留めていないなか、一つだけ、形を保ったままのコップ。

 

 

 

 

 

 

 

 

吉田の台詞「錦鯉、なったじゃねえか」は、ニアイコール「組長になったじゃねえか」の意味だと思います。吉田は、水野の望みである「本当のヤクザになる」ことを認めたと同時に、友人の望みが叶ったことをわかったのかなと思います。

水野が最後まで崩さなかった「命を投げ出した眼」の強さ、そしてそれは組長の条件であり、組長はこうでなければならないという不文のルールです。錦鯉で赤星組を背負い、眼差しで組長と認められたのだと思います。

 吉田は盃を交わしていないので、厳密には赤星組ではありません。任侠のルールでは水野に認められず追いつくことも出来ませんでした。しかし、幼なじみとして水野の望みを見届け、吉田だけは盃の酒を飲まないで来た、水野の任侠の世界に入ってくるなという思いを汲み取った上で来た、つまり水野の友人としてついてきた、ただ一人の人物なのです。

 

 

 

 

 

 

ルール。水野と吉田は、この中でルールで繋がっていない唯一の関係です。組長と子分でもない、古顔と新入りでもない、敵と味方でもない、夫と妻でもない、幼なじみです。しかし、二人を取り巻く環境は変わっています。それでも水野は変わりたくなかった。対する吉田は変わりたかった。水野は組のルールに吉田を組み込み、友人という関係が変わるのが嫌で、吉田は組のルールに従って生きる水野に追いつきたかった。そして、水野が吉田を変わらせないままで終わり、吉田はその思いに気づき、友人としてルールを守りきったのです。

 

 

 

一番ズーンときたのは、やっぱり吉田の最後の台詞です。ルールの中で生きていくと覚悟を決めた人の、そのルールに組み込まれる目的であり原動力を一番理解していたのが、そのルールの中にいない人だったということです。一番の理解者が、ルールを超えた所にいたというのもそうですが、吉田が水野の思いを理解していたというのに感動しました。感動というか、嬉しかったです。

水野は、自分の決めたルールに賛同して、一緒に従ってくれる人がいる、というところまではわかっているけれど、組長になる前から自分を知っている人も、自分を組長として認めてくれた、ということに気づいているかどうかはわかりません。水野の、ルールを守りたいというのは、それはヤクザになるためにもちろん必要なことですが、「爪の先までいっぱいになる」ための手段です。組員はその水野の望みは知らずあくまでも組長として水野に接しました。それは任侠の人間として当たり前のことです。組のルールとして水野に求められているのは、赤星組の組長として存在することだからです。でもだからこそ、水野の望みを理解出来たのは、任侠のルールの中にいなかった妻と友人だけであり、最後に見届けたのは、友人の吉田だったのです。

 

 

 

ここからヲタクの私情が入ります。ズバリ、『水野と吉田を長野・坂本が演じたこと』についてです。

まず、この二人は「ジャニーズ事務所で現存する最古のシンメ」の称号を持つシンメということです。この二人の出会いは、『錦★鯉』とは逆で、同じ事務所に所属しているという制約から始まっています。そこからSr.を経て同じグループになり今までいるわけですが。水野は組長なので、彼に並ぶ人はいません。しかし吉田には並んだままでいることを望みました。それがV6では、30年近く並んでやって来ているのです。*4かたやまっすぐに、かたや曲がりくねりしながら。*5そんな二人が、たぶん同じようなところから、同じように夢を見てグループをやっているんだろうなと考えると。この二人は互いをあまり語らず、特に博は言わないので、わからないですけど。わからないんすよほんと。だからこじらせてブログ書いちゃったんですけど。でも、『錦★鯉』を見て、水野と吉田な二人を見て、この作品では見せなかった関係が坂長にはきっとあって。安定感や信頼があるんだと思います。

つまりね、二人でいてくれることが尊いってことです。作品では一人で進んでいった水野ですが、演じている長野くんは隣に相方がいる関係でずっとやってきて、これからもきっとやっていくんだろうなと思うともう涙そうそうです!!

 

 

 

 

 

 

さて。ここまで読んでくださった方、大変恐縮です。くっっっっどい文章になりました。ともかく「演技者。」すごいおもしろかったです。舞台は今まで観たことがないのですが、これから何か見てみようと思います。何より『錦★鯉』に坂長二人を起用した方!!ありがとうございました!!涙も感動も吹き飛ぶ言い方をしますが、シンメの片割れが死んでいくのを見届けさせるラストっすからねこれ。激しくとんでもない作品です。また、「血まみれの自担が見たい」という欲望が叶っちまいましたからね。長野担大勝訴案件です。

 

 

 

 

『 錦★鯉』を見たあと、どうも心が落ち着かなくなったので、ライブDVDを見ると、歌って踊る長野くんの姿がありました。○コ動なんかを漁ると、バラエティで輝いている姿があり、笑っている姿があり。それを見て、唐突に「嗚呼...私博好きだわ...」と、しみじみと心臓が苦しくなりました。この感覚こそがアイドルを好きでいる醍醐味なのかなと思います。アイドルを好きでいることは幸せです。ジャニヲタ楽しい。そう思った今日この頃でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:例えば、数人での会話シーンの場合、テレビ番組では、いっぺんに話して会話の内容が全く聞き取れないのはあまりよろしくないことだと思います。しかし、演劇は空間を見せるものなので、極端に言えば会話のシーンはその仕草がわかっていればいいのだと思います。

*2:なお、赤星を演じている尾方宣久さんは劇団MONOの団員です

*3:両者とももう一方の手に物を持っていたから仕方がないのかもしれない

*4:坂本くんはリーダーですが、ご存知の通りバリバリに引っ張っていくスタンスではないので

*5:二人とも、というか誰もが羽陽曲折しているのは承知の上でね!!坂長ってヤンキーと優等生が仲良くなったっていう二次元設定が過ぎるぞみたいな馴れ初めじゃないですか!!意外とマサが真面目で博がヤンチャだったことも含めね!!

深夜の文章はまるで重いラブレターのように

※今から書くのは、深夜テンションのヲタクが綴るとってもポエミーな文章です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

V6の特番、「V6の愛なんだ2017」を見た。V6が、そして何より学生が生き生きしている様子を見、とても楽しんだ。相変わらず坂本くんはドライバーで、博は助手席で、イノッチは騒ぎまくりで、剛くんは岡田さんをいじり回して楽しそうで、健ちゃんはスターで、岡田さんは剛健のオモチャだった。

 

しかし見終えた後、何故か私はどうしようもなく不安になった。とても楽しかったのに、どうして?と思ったが、多分それは、番組は変わっているのに、V6が変わっていなかったからだ。それに気づき、そう思った自分に動揺した。

 

 

この「V6の愛なんだ2017」は、かつてV6の冠番組学校へ行こう!」ととても似ている。というか「学校へ行こう!」スタッフが制作に携わり、放送曜日も一緒、内容だってそうだ。

そう、内容。「大告白大会」という名前を聞いたときに私は動揺したのだ。だって、それって「未成年の主張」じゃん。どうして「未成年の主張」じゃだめだったのか。そもそもどうして「学校へ行こう!」じゃだめだったのか。レギュラー番組として終わったから当然のこと、大人の事情だ、というのは百も承知である。それでも、V6はずっと私の知っている見てきたV6だった。メンバーの関係が変わらないね、というエピソードには尊いとか言うくせに、状況の変化にはいちいち動揺してしまうのだ。私はあまり変化に上手に対応できるタイプではない。この不安を上手く乗りこなせる方がほとんどなのだろうけれど、いちいち動揺してしまうし、つっかかってしまう。

 

 

 私はV6が変わってしまう、V6が歌って踊らなくなることが非常に怖いのだ。私はブログで、「アイドル」という言葉の前によく「歌って踊る」という言葉を付ける。これが私にとってのアイドルの意味だからだ。このことを思う度、私は坂本くんのことを思う。

 

 

このブログでも度々触れている通り、V6は年齢差が大きいグループだ。9歳差は、どうしたって埋まるものではない。坂本くんは46歳、岡田さんは今年37歳になる。46歳の坂本くんはバリバリ踊っているが、岡田さんが今の坂本くんの年齢になる頃には、坂本くんは55歳になる。その時、果たしてV6は踊っているのだろうか。V6はいつまで続くのだろうかと考えてしまう。それが坂本くんに、V6に失礼なことかもしれないとわかってはいるが、でも考えてしまうのだ。以前『Answer』で坂本くんはまだステージに立つのだろうと思う、と書いたが、頭の片隅で、あとどのくらいのことなのかな、と思うことがある。

V6は現在、現役ジャニーズのなかで踊っているグループの最年長だ。そのことはとても誇らしい。でも、前例がないので、先がわからない。未来がわからないことは、誰だってどのグループだって同じである、それは当然のことだ。でもそれならば、きっと誰もがこんな不安を抱えていることだろう。あなたたちはいつまでそこにいてくれるの、と。

 

 

話が逸れるが、私はジャニーズを好きになる前はEXILEのUSAさんが大好きだった。型にはまらない、何が飛び出してくるかわからない、でも「ダンスが大好き」という気持ちは一目でわかるようなあのダンス、ダンスに懸ける愛情と情熱、世界中を踊りこなそうとする広い心、誰からも愛される穏やかな人柄が大好きだった。しかし、USAさんがEXILEパフォーマーを引退する、という知らせを聴いたとき、私のなかでEXILEに対する思いは止まった。「EXILE」という存在そのものをずっと遺そうとしているのだろうHIROさんには申し訳ないが、私はUSAさんのいないEXILEは耐えられなかった。そんなことがあり、私は好きなグループから好きな人が見えなくなることはどうしても耐えられないことを知った。

 

 

 

私は、誰かがいなくなったとして、V6を今まで通りに愛せるかどうか、自信がない。逆も然りであるが、その人個人を好きだと思っていて、それと同じくらいV6が好きで、でも個人は「アイドルのその人」が好きだ。アイドルをしている姿を好きになったのだから、アイドルを背負ったその人を超えることはない。しかし、続いている以上いつかは終わりが来る。起こってみなければわからないが、その時私はV6をどう思うんだろう。

 

 

 

 

そう思いながら、何かにすがる思いでスマホに録ってある二本の動画を開いた。長野くんの結婚発表後のベスアと、アニバコンの『HELLO』だ。

長野くんの発表の動画は、まるで『出せない手紙』のように残している。見るのは怖いが、ファンクラブに入っていないので会報の内容はわからないが、それ以外で長野くんは報告のファックスでしか「結婚」の文字を使っていない。それを見ると、長野くんのなかにあるであろうアイドルを守り、続けていくという思いが見えた気がするのだ。

『HELLO』は、切ないメッセージを持ちつつ、「私は変わらないでここにいる」というV6のメッセージなのかなと思っている。

 

 

 

 

長いこと書いたが、結局私は変わっていくであろうこれからが少し怖いのかもしれない。V6を信じられない、ということではない。自分も同じように時を重ねているからこそ、その流れが続いていくことを。自分が歳を取ったら、その分V6も歳を取ることを。

ならば、出来ることは今をきちんと見ることかな、と思う。同じ時代を生きている者どうし、V6がアイドルをしている限りは私は彼らを見ていきたいと思う。その思いが届いても届かなくても、私がV6を好き、という気持ちはずっと記憶していたい、そう思う。