光を見ている

まるっと愛でる

のえパラ2020がやばかった

マジでタイトルに尽きるんですけど、Travis Japan川島如恵留さんのソロコン、通称のえパラ(でいいんですよね)がやばかった…いろいろな都合で12時公演が私の最初で最後ののえパラ2020なので、感想だけ投げさせてくれ…当たり前のようにネタバレしてきます…ツイッターとかにトラジャ担の表記がないときはお前は何者だっつーのを書くのがテンプレだと思うんですけど、マジ俺のことはいいからのえパラを見てくれ…驚異の1500円だから…とんでもない感情が返ってくるから…一言でいうと、ジャニーズJr.ではのえるくんが好きだな~最近トラジャにはまり直してるな~という自覚を持っているジャニヲタが、のえパラを見てヤッバ!!!!!!!と思った話~!!!ただのヲタクの感想~!!!セトリに思いっきり触れるのでネタバレ嫌な人は自衛してください!

ツイッターにセトリと誰の曲かのメモ流してくれる人本当にありがとう…書くのにメッチャ重宝してるし感情を反芻するのにとても役立ちます…

 

 

いきなり堂本光一堂本光一プレゾンドリボえび座というジャニーズの“原液”で攻めてくる最初のブロック、開始早々にこの人本気で殺る気だ...と思いました。私がトラジャを認識したときにはすでにプレゾンは終わっていて、えび座にも行けず、ましてや堂本光一ソロコンなんて行けるはずもなく。そんな中怒涛の勢いで「ジャニーズエンターテイメント・ショー」を見せてくる気概にやられました。初めてのジュニアソロコンのトップバッターに、舞台を丸々背負うような劇中歌を持ってくる、自信とプライドとプレッシャーとどんだけのものを抱えてやるんだよ…と、ただ事ではないものを見せられていることを悟りました。気迫と圧がすごくて、前のめりになりそうだけどそれはアカン…後ろの人の迷惑になる…という体の中を拮抗するエネルギーで、座席に背中を押し付けられるようなあの感じがありました。そして全部似合うからすごい。ステージの申し子か、というくらい手の使い方、目線、どう見せたいか、どう見られたいかのビジョンが明確にあって、とにかく美しく映える。すこぶる歌が上手くて、その高貴な顔や姿も相まってDIVA(歌姫)か…?と思ったんですけど、姫というにはやってることがいろいろハードすぎる…でも少年、青年というには足りなすぎると考えた結果、姫ねえさまの最終形態かもしれない、というところに行き着きました。「「掌握」」感が半端ねえ。開始10分経たないうちに最終形態とかヤバ…

そしてサポーターズ!!!!!ショーブロック最後に応援屋の曲を持ってくるのアツいな~!!!(応援屋映画化&舞台化します!!!!!よろしくお願いします!!!!!)舞台の中で、背負っていたものはそのままに、同じものを背負ってくれる仲間ができて、その上で「君をサポートしたい」「僕も君に救われたんだよ」と歌う歌なんですよね…いしけん…ナユタ…アイドルの側から僕も君に救われたんだよ、と言ってもらえるの、本当にクるものがあるんですよね…そして説得力がある。そんな、歴が全然浅い私にもいいんすか?と問うまでもないほどの説得力。ひとりだったいしけんと、一人で立っている、立つことになった、(ある意味)立つしかなかったのえるくんとが重なって、そして歌声と笑顔で、なんかうっかり泣きそうになりました。

 

とらチューブでしずやくんが「振付をたくさんしてる」と言ってたからてっきり自分のセトリ用なのかと思ってたら、まさかのメンバーの振りもつけてたのか~~~!!!コレオグラファー吉澤閑也の文字がねえ…しずやくんの何も言わないプライドと、のえるくんが寄せている信頼感とプライドとがぶつかり合ってて熱かったです。

そして『TAMER』よ。椅子の背もたれの柵を檻に見立てて手をぐっと伸ばした時、控えめに言って卒倒するかと思った。解釈と表現の天才。似合いすぎてヤバい。

アンダルシアをやることは事前に明かされていましたが、そんなネタバレとか関係ねえ!!ってくらいすごかった。ジャズ感の強いアレンジ版→ジャケットプレイ→バリバリに踊れる通常版→台宙で締め、のこの展開の作り方よ。台宙ENDなんて東山紀之であり坂本昌行やん!!!今もこれが見れるのか!!!と感動しました。そこまでアンダルシア事情(?)に詳しいわけではないので今はどの版が主流なのか知らないのですが、SPARK×PICK IT UPのマッシュアップをおやりになったことがあるというのを聞いたことがあるので、このバージョンで行こうと決めたのものえるくんなのかな?こんなに1曲に幅を作れると思ってなかった。

 

衣装チェンジをオンステージでやること、シャツを脱いで着替えるというチョイス、そしてあくまでも着替えだよ~と笑う表情、もしかしなくてものえるさんとんでもないぶりっ子だな…?と察しました。最年長のぶりっ子スキルが総じて高いジャニーズという集団が大好きです。もっとやってくれ。

名脇役』で、自分を「私」側にして思いっきりお芝居チックな演出にしたの、マジ天才…となりました。細かい箇所は忘れちゃったのですが、確かラスサビ前に急にぱっと振り返った時の表情から歌声から空気感からもうすべてが神がかってた。表現者なんだけど限りなくノンフィクションに近い、生々しいというにはあまりにも美しい瞬間だった…個人的に、恋愛系のシチュエーションを演じられて、その中に自分が組み込まれるような演出がすごーく苦手でして。自分が「君」になる状況にウッとなるタイプのヲタクなんですけど、のえるくんと檜山くんの二人だけで完結している物語を読んでいるように錯覚するあの演出はとても好きでした。偶像力高めなんだけど、本人のキャラと似合いすぎてるから作りものっぽくならない、アイドルだからできる絶妙なところを突いた表現だな~と思いました。でも、ハッピーには向かわない美しいエンドが似合うのが本人のキャラと似合うというのはまた別の意味でしんどくなるよね…てか少年忍者元カレ(概念)多すぎないか?グループ名と実態が合ってなくて焦った。今回の私のベストオブ元カレ(概念)は青木くんです!

 

 

メドレーブロック。私は手話話者ではないし、のえるくんがどんな思いや経緯で手話を習い始めたのか、何より聴覚障害を持っている手話話者の方がどんな思いで手話を使っているのかはわかりません。しかし、手話を使って伝えるのは感情や思いや言葉である、手話は言語でありコミュニケーションツールであるというのは勉強の過程で学びました。伝えたい相手がいて伝えたい言葉があるから使うんですよね。このメドレーで選ばれた曲は愛や好きなどがメッセージとして入っている曲ばかりで、ここに口語だけでない言語を使ったのは、本当に誰も取りこぼすことなく愛を伝えたかったのかなと。優しいというか、ぶれない人だなあと思いました。後、非常にピンポイントですが『背中越しのチャンス』でステージに寝そべった時、つま先が踊っててとてもかわいいなあ、好きだなあとなりました。

 

 

メドレーからの少年忍者ブロックでパリマ二をやって、急な方向転換上手いなーと思ったらいきなりトンチキな曲がやってきて、何故かああのえるくん「ジャニーズエンターテイメント」好きなんだな…と思いました。この情緒のない感じ、まさにジャニーズエンターテイメント。そして皆かわいい。

僕だけのプリンセスが始めっても「め!め!」と楽しそうに(そしてぶりぶりにあざとく)(褒めてる)やってるのを見てああこの人はぶりっ子だ、と改めて確信しました。ロングコートが似合うな!!

 

 

そしてよ!まさかソロコンでメンバー紹介曲をやるとは思わなかった!!!そんなことある??川島如恵留のソロコンだけど、自分はトラジャのメンバーでもあるのだ、というのは知識としては知っているんですよ。でもソロコンでグループの曲をやるときにまさかこれを最初に持ってくるとは思わなかった。広報の意味も兼ねてるんでしょうけど、自分はこのメンバーと一緒にいるのだ、自分はTravis Japanというグループが大好きなのだと、愛の重さを知らしめるのにはこれしかないといった、パフォーマンスの内から出てくる思いがすごかったです。

 

挨拶でちょっと目が潤んでいたように見えたけど、あれはそうだったのかな。メンバーへのメッセージを聞いて、いつか7人のパフォーマンスを目の前で見たいな、トラジャの中の川島如恵留を見たいなと強く思いました。私はのえるくんを愛されたいし愛したい、どちらにも貪欲な人という印象を持っているのですが、その求める力がのえるくんを動かして考えさせて支えているんだろうな…と思いました。なんか、ユニークタイガーのメンバー紹介部分を6人分歌い上げたのえるくんと、以前とらチューブで「俺はのえるを支えられる自信はある」と言っていた元太くんとの関係に思いを馳せました。10年たってもしめのことはよくわからない、ファンもメンバーもよくわからないと思うけど、自分が一番わかってるというしめちゃんへのメッセージが特にぐっときました。

 

Travis Japan、始まりの歌です。」からの『夢のHollywood』、かっこよすぎた。夢ハリを前にするとクソデカ感情しか出てこないので逆に何も書けないんですけど、いつもだとラスサビ後のタップって全員の足元が映されることが多いじゃないですか。それが今回は一人しかいなくて、グループって一人ひとりが集まってできてるんだな、という当たり前のことに気づかされました。正直夢ハリをやると思っていなかったので、1番ではなく2番を歌い、一人で背負って見せるという気迫も相まって、軽快なタップとは裏腹に一番重いシーンだったのかもしれないと感じました。

 

そして最後の曲、『Together Now』。初めて聞いたため、ただただのえるくんのフェイクに圧倒されていたら急に7人出てきてウワーーーとなってしまいました。のえるくんの情念が見せた幻か?というくらいの、トラジャブロックの、そしてのえるくんのこのソロコンの締めとして出来過ぎていました。ソロコンなんだから、個人の見せたい姿ややりたいことで構成されるはずですが、「結局、自分の帰る場所はTravis Japan川島如恵留である」というトラジャへの愛とプライドで立っているのだと、7つ並ぶスポットライトの一番左側で歌うのえるくんを見て思いました。

 

 

 

 

 

いや~超楽しかった!!!!!!!ジュニアのライブのスタートということでプレッシャーもあっただろう中で、のえるくんの好きなジャニーズ、見せたいパフォーマンス、届けたいもの、自分の居場所、プライドを美しく、色濃く、綺麗だけれどそう簡単には語らないステージでした。語らないからこそ、どうか見てくれ。あと1時間後にまたやるなんて正気の沙汰じゃないけど、次が最後の公演なんです...のえるくん、トラジャが好きな人はもちろん、ジャニーズが好きな人、愛されたいし愛したい人、Travis Japan川島如恵留さんのソロコンをみてください!!!!!!!そして事務所は円盤化して記録に残してください!!!ぶっちゃけ今回のを見て採算が取れないからと言われたら納得するしかないな...と思ったけどアーカイブ残してくれ!!!

 

 

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