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アイドルは行くよどこまでも ~A.B.C-Z「Going with zephyr」ライブ感想、そして~

A.B.C-Zライブツアー「Going with zephyr」参戦してきました!初A.B.C-Z、最高でした!!!!!なんかもう、色々ヤバくて!!!!!冒頭から語彙力を置き去りにするスタイルですが、そんな情緒のまま感想を書かせてください!!!!!感想というか主にメンバーの印象ですね!記憶力が皆無なのでふんわりしている上に、私ライブに入ると全体を見る余裕がなくてうちわの人ばっかりをガン見してしまうタイプのヲタクなので、色々偏りがあります。そもそも器用だったらこんなにこねくり回した文章を書いていないので...私の記憶を垂れ流していくスタイルです。本当にヤバかったので...

 

 

 

はっしー

なんだろう、顔がかわいいことを自覚している顔のかわいさでした。思ったよりA.B.C-Zの皆さん小柄で、真ん中に立つはっしーがすげえでかく見えました。シュッとして足が長くて顔もちっちゃいのに、永遠にほっぺがかわいいタイプの人ですね...前から見ても後ろから見てもかわいい。全身から溢れる「俺、全人類から愛されてるんで」オーラが最高でした。かわいい人をかわいいと言うのは大変気持ちがよろしいです。

A.B.C-Zの中に立つはっしーを見て、圧倒的センターという存在を、初めて実感しました。はっしーがセンターに立つことで、A.B.C-Zの枠を決めて、歌い踊るアイドルグループになるんだな、と思いました。ある種職人のような4人の真ん中に入ることで、華やとっつきやすさが生まれるなと思いました。センターを任されることで、他の4人が思いのままに広がることができるのがA.B.C-Zの形なのだと感じました。そして、4人の広がりに比例して自分自身も大きくなる、スケールがでかい人だと思いました。

センターは橋本くんじゃないとダメなんだなと思いました。自然に真ん中にいる、押しやられるのは人たらし五関くんだけど、バランスとして、中心点として立つのは橋本くんなんだと思いました。ブレてはいけないところでは絶対にブレない、グループでのバランス感覚がすごい人だと思いました。

橋本くんの歌を聴けてよかったです。最初ちょっと音が伸びきれなくて困ったように笑っていたのが見えたのですが、時間が経つにつれどんどん歌が伸びやかになって、歌はいきものだと知りました。

 


とっつー

日頃から顔のいい男たちを沢山見ていますが、改めてマジで整った顔をしている...

そして、あの顔にロックスターの魂を宿らせているのがとっつーの魅力ですね...体が雄弁に感情をメッセージを語る人だと思いました。「幸あれ」で、すごい切実な目で客席に向かって腕を振り指差して歌っていて、改めて言葉の力を信じている人だと思いました。あと、「リンネ」の時、ボックス(と呼ぶにはややでかすぎるアレのことです)に腰掛けて、隣にいる塚ちゃんに軽くぶつかりながらずーっとゆらゆら揺れていて。ビジュアルや言葉のセンスのせいで飄々としたような印象を持っていたけど、もしかして誰よりも一人が似合わないというか、コミュニケーションを取りたい人というか、寂しがりやというか、ジャニーズの後輩に信者がいっぱいいる理由の片鱗に触れた気がしました。自分に人を巻き込む力がある人ですよね...それを人は魔性と呼ぶのですね...とっつーは好きになるというか狂わされるの方が近いかもしれない...そして当の本人は五関教の信者という...類は友を呼ぶ(?)

会場の距離の問題なのかもしれないけど、たぶんとっつーのおうっ!とかはっ!みたいな声がめっちゃ聞こえてきて、自由とわかって自由をやるみたいな、そんな矛盾を持ったままがんじがらめの中で表現するのがすげえなと思いました。でも、感情と身体のアクセスが誰よりいいから、ギリギリで自由が先行して、それが表に出るのこの人の面白さだと思いました。

 

 


塚田くん

 

いきなり「塚田くん」と書いては、文字面だけでニヤニヤしています。先に書いておくと、そういうことです。

 

あの...天使...天使だった...双眼鏡覗いたら天使がいた...うちわが大変““男性””で、(精一杯の婉曲表現)*1開演前から「無理!!!無理です!!!(興奮)」とご一緒した隣の方に興奮をぶつけてしまっていたのですが(そして「ホントに今回の彼はヤバイよ」と忠告を頂いて顔面蒼白に)、いざ始まって双眼鏡で見たら、なんと少年の顔をした金髪の天使が立っていて。なんであんなに変わるの?髪型が大きく変わったわけでもないのに(前髪が上がっていたらだいぶ大きい変化だけど、全体的な丸みだけであそこまで変わりますか?最高)、すっごい可愛かった...

ライブの中では、飛び道具なんだけど誰よりも周りを見て意識的に出たり引いたりする人だなと思いました。はっしーとはまた違うバランサーだなと。空間を作るのは4人に任せて盛り上げる人でした。やっぱ思っている以上に冷静な人だよね...

純真無垢な少年の顔をしておいて、ダンスがすごい!!!舞台映えするだけの動きじゃない、どのシーンでも通用する踊るをするし、ダンスを武器に持っている人だと改めて知って最高でした。曲によって雰囲気が全く違って、本当に目が離せなかったです。「FORTUNE」でストリートっぽくバッキバキに踊っててもれなくぶっ倒れそうになりました。ダンスで言うと、塚リカちゃんの存在は知ってたけど、まさかリカちゃんがスピンするとは思わなかったよ...アルティメットダイナミックガール...エンターテイナー...

「Saw me tight 」だったかな?ステージの向かって右上ブロックの椅子に座ってるやつあったじゃないですか。あの曲で、ピンライトが当たっていなくてステージライトでぼんやり照らされている中、一切動かず座っている時のオーラが忘れられないです。深くゆったりソファに腰掛け、腕をだらんと床に垂らし、余裕を操ってて本当にもう無理でした...ハッ...としちゃった。静止をあんなにものにする人だと思わなかったです...ヤバかった...

そしてですね...わたくし、まさかの塚田くんにハイタッチしてもらったんですよ...ツイートの方でそんときのことを書いているのですが、まさか初めて行ったライブで、自分の席が出入り口とめっちゃ近い席で、そこから大好きな人が来て、ペンライトに気づいてくれる確率ってちょっともう涙で前が見えねえ。

最初マジで理解が追いつかなくて固まっちゃったのですが、手伸ばしな!と言ってもらって向けた手のひらに、思っていたよりそっと合わせてもらった、温かくて厚くて、表面はさらっとしていて体の内側から出てる熱を感じた手は忘れられないし、持っていたペンライトを見つけてくれた眼差しも、マイクを通さずに聞こえた「ありがとう!」も忘れられないです。

 

 

 

河合くん

まず、河合郁人が何者かって、“美“なんですよね...A.B.C-Zのライブに初めて行った人が言う感想ランキング第1位らしいですが、私も典型的なそのパターンでした。I‘m チョロいヲタク

今でも走馬灯のように思い出すんですけど、髪がありえないくらいさらさら。綺麗な茶色の髪が、動きに合わせてさらさらふわふわする光景は、まるでサラブレッドのたてがみでした。もしくは風に揺れる稲穂。*2

グループではチョける役割を担っているというか、笑わせようとするサービス精神の持ち主だと思うのですが、目の前で見るとそういうのが全部吹っ飛びました。ジャニヲタだからというのも何割かは助けているんでしょうけど、ジャニーズモノマネでやるようなあのアイドルのカッコつけ、あれを自然に随所でやるんですよ。あれ実際に見てみ?素でやるからあんたは誰よりかっこいいんだよ!!!と心のうちわを振りまくりました。天然の二枚目とはこのことなんですよ...そしていじられじゃなくて愛されキャラというのが似合う、「か〜ぁわいいねぇ〜♡♡♡」と撫でくりまわしたくなる瞬間がいっぱい。

とか思ってたら例のベッドシーン(壮大な語弊)よ。あれ見ていいの?全体的に「Saw me tight 」の刺激が強すぎたんですけど、あの観客の見たいものがどんなものかをわかりきっているゆえの「私(観ている者)の思い通りになりそう感」ヤバかったですよね...あれを自覚して操っているか、感覚としてやっているかで色々変わってくるよ...言葉を選ばずに書くと「被・支配者」を演じるのがうますぎる。きっとそれが河合くんのアイドル適性であり凄さなんだなと思います。

 


五関様

なんか今あそこですごい動きした人がいた...と思ったら五関くんだったというのが何回もありました。目立つとはまた違う、残像まで魅せるというか...単に速いだけの動きだったら別に惹かれないじゃないですか。表現ってすごいな、身体ってすごいなと思いました。

実際に姿を見ると、すっげえ浮世離れした人でした。目も体の線も鋭いのに滑らかで、その身体から放たれる動きは全身のバネがすごくて、ステップは鋭くて、そして歌うとあの声なんですよ...?マジで五関くんをデザインした神は最高に仕事ができると思いました。ありがとう。五関くんがあのビジュアルで小柄な世界があまりにも正解だと思うし、あの踊りを繰り出す五関くんが歌うこの世界が優勝だと思いました...OPで眼帯で出てきたとき、本気で次元が違う世界にきたのかと思って、うっかりデカい声で(今目の前にいる彼は)現実?!?!?!と叫びました。(近隣の皆様にはご迷惑をおかけしました)クラッシュのソロダンスを生で見たときは思わずステージに財布を投げ込みたくなりました。流石にそんな下品なことをしたら蔑みの眼差しを浴びそうだったので、全力で「フォー!!!!!!」と叫ぶだけに留めました。あの時の感情に一番近い言葉が叫びしかなかったんですよね。すごいものを見ると人間の語彙力は消し飛ぶ。マジであれヤバかった...

私が入った回のMCは怒涛の三津谷回で、「五関くんに対する各メンバーの感じ」をフルコースで見たのですが、私は塚五の感じが好きです!!!五つ星でそれは確信に変わりました!!!*3塚ちゃんが急に可愛くなるあの感じもさることながら、パフォーマンスにおける塚五の強さが好きです。シンメ位置で踊った時の、安定感ではない両翼になりうる、違う方向を向いた同じパワーの強さがすっごい好き...五関くんに対応する踊りは塚ちゃん、並んだ時収まりのいい空気感は河合くん、可愛いの好きと俺は特別だから!の好きの世界ははっしー、狂愛と受け止める度量(というか肝の座り方)はとっつー...なんか、こういう描き方をする時点で私もだいぶ沼ってますね?私は会話は少なくとも楽屋でずーっと五関くんを見続けて、MCとかで「ずっと俺のこと見てるんだよね」「気づいたんなら反応してよ!」と噛み付くも、嫌がられてる...?と不安になるタイプかな...どことなく河合くんに近いな...

 

 

 

 

 


1曲目の「Welcome to the Night」の登場の時、全員が布!ゴテゴテのジャケット!ハット!グラス!と盛りに盛りまくった衣装で出てきて最高でした。その盛りまくった中でもひときわ異彩を放つのに誰より似合いまくった眼帯五関様は...もうね...本当に現実か?と今でも思います。最高だった。

 

新体操パートの神聖さが凄かったです。あれがジャニーさんの追悼なのか初見のわたしにはわからないけど、祈りというか、あれをライブでできるのができるのがジャニーズエンターテイメントでありその流れを汲んだA.B.C-Zだと思いました。一切おふざけにならない、会場も真剣に見入っている感じが、すごいなと思いました。

 

「Man and Women」で、あんなにがっつりファンに振りを与えられているとは思ってなかったし、あそこに塚リカちゃんが出てくると思ってなかったし、全員の女装が映像で流れるなんて思ってなかったです。でも、カラフルなカオスこそ我らヲタクの故郷...って感じで、馴染みがいいというか、本能が楽しいと叫んでいました。初見でやるには難易度の高すぎないか?てかなんでえび担さんそんな踊れんの?と思いながら必死で着いていったのですが、振りを踊るって楽しいですね!今回が初参加だった者としては、昔からある曲で振り付きの曲だと、一体感に置いて行かれてちょっと寂しさを感じるのですが、新しいアルバム曲からだとスタートラインがみんな同じで、同じ熱量で楽しめてありがたかったです。...それにしたってえび担はなんであんなに踊れるの???訓練されすぎですよ皆さん

 

 

 

 

 

 


以前表紙を飾った「PERSON」に、「圧倒的平和なグループ」というようなことが書かれていたと思うのですが、実際にライブ中のコミュニケーションやMCの感じを見て、仲がいいというか、互いを好きという気持ちでうまく言ってる人たちなのかなと思いました。とんでもない拗らせはありますけど、全部本気でやっている感じがとでも愛おしかったです。 A.B.C-Zの関係性はは横一列というより、文字通り五つ星として存在していると思いました。

改めて、色々なものが詰め込まれたライブでした。歌って踊ることを軸に、様々なジャンルを自由に行き来する、ジャニーズのエンターテイメントで生まれた人たちの力を知りました。

A.B.C-Zはアイドル「なのに」じゃない、アイドル「だから」できることを詰め込んだ集団なのだと思いました。アイドルらしくないと語られるようなものも全部やってしまえるのは、アイドルは自由だから何でもできることの証明なのだと思います。これだけ個性的な人が集まって完成するライブだから、EDMも林田ポップスもみんなで振りを踊る曲も眼帯もタップもロックスターも同時に存在する姿が楽しく面白く美しかったです。同じものを見てきた人たちが同じものを作り上げようとする美学が通った人たちだと思いました。

 

「ジャニーズらしいグループ」として A.B.C-Zを認識し興味を持ち、ラブバトルで A.B.C-Zって面白いな?好きかも?となった状態で参加した今回の「Going with zephyr」。結論から申し上げますと私はA.B.C-Zが好きです!!!!!A.B.C-Zのポップスが好きで、エンターテイメントは予測がつかなくて面白くて、もっと追いかけたい!見たい!聴きたい!ということで、ファンクラブ入会いたしました。お察しの通りかと思いますが、塚田くんの名前にチェックを入れました。ハイタッチをしてくれたのが確かに最後の一押しではありますが、私は塚田くんの歌とダンスと笑顔が好きなんだ!えび担の皆様、これからよろしくお願いします!A.B.C-Zのライブを見られてよかった~~~!!!!!

 

 

 


【A.B.C-Z】「DAN DAN Dance!!」ミュージッククリップ

 

9/25発売の新曲です!最高に楽しいです!「再生回数多いとカッケエんでしょ?」と河合くんに言われたのでぜひ!五関くんの「最高のアト~ラクション!」の「こうのーあと」の音の上り方がヤバいです!

 

 

 

 

急募:塚田くんのおしゃれな私服が見られる媒体がありましたら教えてください...

 

 

 

 

*1:お察しの通り、ここで隠そうとした単語は「オスみ」「セクシーが大気圏突破」「エロい」等です

*2:例えが田舎者でごめんなさい、でもめっちゃ褒めてる!すっごい綺麗な風景なんですよ!!!

*3:ライブ終了後、塚ちゃんとのハイタッチを反芻し半泣きの状態で◯ュンク堂に駆け込みました