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光を見ている

まるっと愛でる

不惑アイドルの未来はどこへ行く

20th Century

こんにちは。ひやチュウです。最近モーニング娘。への陥落が著しいです。モー娘はいいぞ。女の子の可愛いさと強さの両方を武器にしてる感じが好きです。可愛い女の子たちが歌って踊るという素晴らしさに感動し平伏し、某チューブで「ムキダシで向き合って」を再生する手が止まらないわ、タワレコに行ってハロプロコーナーに居座るわ、2017年はジャニヲタというか最早、アイドル全般を愛でる「ドルヲタ」という人種になりそうな予感です。ちなみに、モー娘。で惚れたのは譜久村聖さんです。自分の魅せ方をわかってるう!!かっこいい!!そして何よりかわいいいいい!!

...とか言っていますが、工藤遥ちゃんを「はるか」、小田さくらちゃんを「さくら」と呼んだりして、私の女と思う遊びをしているので、私の心の中のおじさんが目覚めつつある今日この頃ですわ。

 

 

 

 

ジャニーズ楽曲大賞」、今年もとても楽しかったです。そして今年の27位、20th Centuryの不惑。これがほんとに素晴らしい曲でして、大好きでして。不惑の名曲っぷりがマジヤバイ!!とこの興奮を何かにぶつけたい衝動に駆られたので、今回は全員40代、不惑の男たちが歌う、それ以上にトニセンという不惑のアイドルたちが歌うこの曲のこと、そしてそこから思うトニセンのことを書いていきます!!いつも通りの頭の弱いヲタクのする話なんで、じっくり読み込まないでね!!

 

 

 

 

不惑』のことを語る前に、と言うよりトニセンのことを語る上で必要な要素として、トニセンのいる状況というものがあります。

トニセンというグループは、昔から「苦労人アイドル」と語られてきた人たちです。最早それがネタ、お家芸になって、バラエティーのようなトニセンをよく知らない人たちへ向けたところでも、(昔出たやつで)少クラやTOKIOカケルのような身内だけしかいないようなところでさえも、自分たちの話として語られるのは昔の苦労話が多いです。それを面白くするだけの話術と、笑い話にすると振りきった覚悟があるのだろうから、私は彼らが面白い話として昔の苦労話をしたときは笑って聞いています。でも、ファンとして彼らのことを思うと、そうは言ってもやっぱりトニセンは苦労し続けてきたグループなんだろうな、と思います。勿論苦労しないグループなんて、引いては苦労しない人間なんてのはいませんがね。

 

 

トニセンの苦労の一つが「年齢」で。これはV6というグループの性質、トニセンとカミセンという年齢差の大きい二つのグループで出来たグループだから、というところにあると思います。V6は最年長と最年少に9歳差があります。トニセン、カミセンの平均年齢差は6歳です。最近は、グループ内で歳の差があることはそこまで珍しいことではなく、現にジャニーズWESTも最年長と最年少の歳の差は9歳です。

しかし、トニセンとカミセンの年歳差というのは、デビュー当時はそのまま差となって表れました。例えばよく語られる「MHTPのジャケットで、カミセンの足元にトニセンが小さく写っていた事件」です。はっきり言ってしまえば格差です。また、これも彼らからよく語られる話ですが、カミセン(というか剛健)はデビュー前からすでに爆発的な人気を誇ってきていましたが、*1トニセンは非常にJr.時代が長く、*2坂本くんは当時デビュー時の年齢が最年長、長野くんはJr.歴最高の記録を持っていました*3。ここまで境遇の違う人たちが集まって出来たグループがV6です。

これだけ歳が離れていて、トニセンとカミセンが区別されて見られるから、多分他のグループよりも、V6のトニセンは年齢に悩まされてきたことがあっんだと思います。年齢で、という括りの取っ払っても、ジャニーズで、一つのグループの中からこんなにオフィシャルにはっきり分かれているグループはあまりないのではないでしょうか。*4また、同じ時代を過ごしているTOKIOですが、彼らは二つのグループが合体してTOKIOな訳ではなく、ずっと「一つのグループ」なのでV6の境遇とも少し違います。考えたら、NEWSもテゴマスというグループの二人を含んだグループですが、テゴマスの対のグループはいないはず(間違っていたらすいません)なので。

 

 

 

トニセンの、ジャニーズ的な年齢の苦労、という他に、彼らにはそれぞれジャニーズでは異色の経験があります。坂本くんは、将来に悩んだ結果一回ジャニーズを辞めて就職してサラリーマン経験があり、長野くんも一回ジャニーズを辞めて学校に通っていて、イノッチはアイドルなのに平日NHKに通って毎朝働いています。これらも考えると、彼らトニセンはジャニーズとして、の他に、一人の男として一番我々の立場と近い種類の苦労を感じてきている人たちの集まりだと思います。

 

 

 

 

そんなことを踏まえて、不惑の年を迎えたトニセンの歌う『不惑』について考えていきたいと思います。

 

 

 

細かいところを話す前に、何故『不惑』が名曲かと言うと、超ざっくり言うとこの歌詞をトニセンが歌っているからなんですが。アイドルという立場の彼らが歌うのに、四十の年齢の男たちに言葉として、世の同じ年代の人たちへより近く、よりリアルなメッセージとして歌っているから、アイドルと一人の男の立場の境界が曖昧になるんだと思います。アイドルが歌うのに、この曲のメッセージの受け取り手、つまり世の中の全ての不惑の人たちと、ある種10代の自分よりも近いところにいるんです。アイドルなのに。

 

 

 

 

僕は今

求めてた未来(あした)とは違う

偶然の幸せを手にしてる

不満なんかないけれど

でも ああ

 

 

四十の男の言うこととしては、すごいリアルな悩みなんだろうけど、ちょっと待ってください。まずアイドルにこの歌詞を歌わせるのって、でもって若いアイドルじゃない、44の博に歌わせるのがもう、業が深い。ヲタクとして彼らを受けとる側として考えてしまいます。アイドルというものと違う、求めてるものだってあるんだよな、と。「でも ああ」の後にどんな言葉を続けようとしたのか、その言葉はアイドルとしてなのか、一人の男としてなのか。

 

 

 

 

 

きっと あいつがあいつであるように

そうだよ 自分は自分であればいい

それでも焦ってしまうのはなぜなんだろう

ほら遠いところから僕を呼ぶ 誰かが

「本気でもがいてみればいい」 と

滞った血を滾らせたい

もう一度

 

 

 

そして、サビに出てくる「あいつ」、これが「君」じゃないことによって、あいつというのは同僚とか、好意以外のもの、嫉妬、羨望とかそういう感情を抱えて見ている相手、自分と比べる対象になるんだろうなと思います。

 

 

歌詞が、1番では「自分は自分であればいい」の言い切りなのが、以降「~いいはず」になっていくんです。普通の、と言ったら失礼ですが、世の多くの不惑の人々の、自分を励まそうとする言葉にも、圧倒的に少数派のアイドルを仕事にするトニセンの悩みにも聴こえます。それを受けての「それでも焦ってしまうのはなぜなんだろう」で、言い聞かせても生まれてくる焦りへの悩みがあります。

 

 

 

 

 

私の周りにいる不惑の男というのは、父や世界史の先生(ちなみに両者とも坂本くんと同い年)で。自分の目から見て、彼らは落ち着いた、安定した暮らしをおくっているように見えて。無論それだって彼らの不安定の中の苦労の上に成り立って、父に関してはそれで養ってもらっている、というのもわかっていますが。それでも、同じようなことしてるよな、と見てて思うこともあって。でも

本気でもがいてみればいい と

 

という思いも抱えているのかな、と思います。想像しか出来ないのですが、10代の悩みは頭の中での悩みですが、歳を重ねるにつれ悩むことは「もがく」ことなのかな、と。子供と大人の差なのかな、と。

 

 

 

滞った血を滾らせたい もう一度

 

ここで心の内のまっすぐさを、そして「もう一度」と言う言葉が入って、泥臭い決意の言葉として一気にリアルになると思います。

 

 

 

 

ここで一つ。誰ですかまーくんさんに

希望や夢

そんな響きに酔えなくなってんのに

前の日の酒がまだ抜けない

を歌わせたのは。四十のリアルが殴り掛かってきて胸が痛くなったわ。ありがとうございます。まーくんさんが酒豪なのはV6ファンも周知の話ですが、Sr.時代、サラリーマン時代、そしてV6リーダーとして苦労しまくってきたであろう坂本くんにとって、たぶん夢に酔えなくなって、苦労の味のお酒を呑んできたであろう経験はリアルなことなんだろうな、と考えてしまいます。

 

 

 

 

そうして、苦労も焦りも悩みも抱えて歌ってきて、最後に

 

滞った血を

滾らせたいよ

もがき続けよう

赤い血をたぎらせたい

もう一度

 

と、3人の不惑の男たちは叫び、この『不惑』という曲は終わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

この曲は、「世の全ての不惑へ送る応援歌」であるけれど、でも何よりも「トニセンのテーマソング」だと思います。40歳を超えてもアイドルをやっている彼らが、グループの歴史というより個人個人の苦労を重ねながら、一人の不惑の男として、その男たちが3人集まって同じ苦労を越えてきたトニセンとして歌う、不惑の彼らにとっても光を示した曲なんじゃないかなと思います。

年齢と戦ってきて、立場と戦ってきて、共に歴史を歩んできて、苦労を受け入れて、アイドルとして立ってきたトニセンは多分誰より「全ての不惑世代」と近い思いをいだくアイドルで、だから全ての不惑の光を照らせるのだと思います。その光というのは、不惑世代の代弁、と銘打たれたものではありません。彼らだって不惑世代と同じ悩みを抱える当事者です。

何よりも、彼らは光を照らす側にいるのです。どういうことか。トニセンはアイドルなんです。近いところにいても、光を出す側の存在なんです。きっとその存在が歌うからこそ、この『不惑』という曲、そしてトニセンが希望でいてくれるのだと思います。この曲は、「不惑の男」の立場の色が強い曲で、一歩違えば悩みを吐露して頑張るぞ、というだけの曲になっていたと思います。でも、不惑「アイドル」が歌うから、最後は希望、その渇望やそれに伴う前向きにもがこうとするエネルギーまでもが生まれるのかなと思います。彼らはきっと、アイドルとしてもう一度血を滾らせようとするのでしょう。

 

 

 

 

坂本くん、博、イノッチがトニセンの立場でいる今の状況を、彼らのファン、そして博担として、全員が40代に突入してそれなりの歳になったこと、長野くんが結婚したことを受け、これからトニセンはどうなるんだろう、と、実は少し不安に思ったりしたんです。一人の人間ということを思い知らされましたので。

でも、私の大好きなV6は、トニセンは、これまで通り起こったことはきちんと受け入れ、まだアイドルをしてくれそうだな、とこの曲を聴いて思いました。もう一度、と言って、きっとまだ何かやってくれるだろう。その姿を見て、希望を受けとる人がいたら嬉しいし、トニセンの出す光を見られて嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 はい。あいも変わらずヲタクの文章は長くいぇ熱いですね。私がじっとりしてるタイプのそれだから尚更重いし。思いが重いってやつです。一言で言えば、トニセン大好き『不惑』サイコー高樹さんありがとう!!なのに、こんなになるなんて。やっぱ下書きの下書きは深夜に書くもんじゃないですね☆私は激重文章製造機☆てか仮にも10代JKが40代アイドルへこんな激重クソ熱超じっとりな深読みブログ書いてて大丈夫なんでしょうか?私アブナイ人じゃないですよね...?

最後に、「どうして2016年6月に発売したCDに収録されてる曲の話を2017年1月にするのか」って?答えは簡単!!全力で時代の波に乗り遅れてこのCD買ったのが最近だからさ!!ハッハー☆買った途端にこんな下書きの紙を3枚を使う長文書くんだから、行動力を別の所に使えってハナシですよね全く☆

 

 

 

 

 

 

 

*1:そしてオカダはジャニーズ事務所最速デビュー記録を持つ

*2:終いにはジャニーズJr.からSr.になる

*3:ついでによくネタとして上がる話に「長野くんはSMAP以降全員後輩、光GENJI(佐藤アツヒロさん)も後輩」というものがあり、「ジャニーズ事務所シーラカンス」としばしば言われる所以。いやシーラカンスて何事やねん

*4:トニセンコンサートとカミセンコンサートに分かれて行われたことがある、一枚のCDに「トニセン名義の曲」「カミセン名義の曲」がある、そもそもそれぞれに「20th Century」「Coming Century」という名前がある