皆さんこんにちは。前回やりたいこととか書いといて、ほとんどやってない三日坊主選手権日本代表ひやチュウです。いや、進級したらなんか宿題が増えてね...起きる!!学校!!数学!!部活!!帰る!!飯!!スマホ!!寝る!!を繰り返してます。しかしそこはジャニヲタ、自分の中では盛大なテーマ及び考察を考え、授業中下書きしていたものが一段落したので、書こうと思います。
タイトルに書いたように、わたくし、3年前までEXILEファンでした。お茶の間でしたが、CDはほぼ全部借りて聴き込み、ライブDVDも買い、新聞記事の切り抜きもしてましたし、PCサイトは熟読してました。某チューブも見まくってましたし、なんなら5曲くらいは練習して踊れました。そんだけ好きだった奴がどうやってジャニーズを追いかけるようになったのか。ざっくり言えば、「それぞれのエンタテイメントが違って、今はジャニーズのエンタテイメントが好きである」からです。たぶん。なら、ジャニーズとEXILE、それぞれのエンタテイメントというものを、両方のファン経験がある者の視点で考えてみようじゃないか。ジャニーズとEXILE、全くの別物であることは重々承知していますし、なら何で比べるんだって話ですが。両者とも、「エンタテイメント」という言葉を使うんですよ。他のグループからはあまり聞かないような言葉を使うなら、目指すもの、体現するものが違っても、何を届けようとしているのか、目的は近い所にあるんじゃないかと。ということで、100%ひやチュウの主観で、①組織②メンバー③音楽④ライブの観点から考え、そこからまた色々考えます。ええ、完全なる自己満足記事です。以下、クソ長くなることが予想されます。さらに、偏見、偏り、知識不足により、EXILEファン、ジャニヲタの皆さまに不快な思いをさせてしまうかもしれませんので、冷やかし程度に覗く方のみ、お進みください。...ホントに長くなるからね...?長いよ...?下書きルーズリーフ4枚でそれ相応にくどいよ...?いいのね...いくZ☆
また、今現在ジャニヲタなので、少しジャニヲタの視点に偏るかもしれません。しかし、あくまでもわたくし個人の見解、つーか単に思ってることです、深く読み込んで考えるという行為はやめてくださいましまし。すいません先に色々謝ります(前置きが既に長い)。
最初に、今のそれぞれの印象です。
ジャニーズ
日本の男性アイドルと言ったら、ジャニーズ以外で表すのは難しいと思います。それくらい日本のアイドルの顔であり、アイドルの王道を創ってきた人たち。王道を通っているのに、アクロバットに特化?精通?しているA.B.C-Zや、ジャニーズの中で1番に歌がメインとなっているであろうKinKi Kids、面白い、関西と言ったら、を担いつつある関ジャニ∞のように、同じ事務所所属でも非常に方向は多様。でも、どのグループもアイドルを好きになって初めてわかるかっこよさ、アイドルらしさを必ず持っている。
EXILE
アスリートと言われるくらい、とにかく踊る。ダンサーとヴォーカルがいて、そこが分かれているグループの中で、ダンサーがヴォーカルの前に出ているフォーメーションを取るくらい、ダンスが武器として大きい割合を持つ。
踊る人たち「ダンサー」を「パフォーマー」と呼ぶ所からも、踊りへのプライドは大きいし、実際ダンスヤバい。すんごいかっこいい。憧れた。で、皆男らしい。筋肉。間違っても伊野尾ちゃんみたいな人はいません。ガンちゃんだって、顔はかわいいけどダンスはクランプと呼ばれる超ゴリゴリだし。最大の特徴は、
ヴォーカルとパフォーマーが区別されていること。
では、わたくしが勝手に決めた観点ごとに、わたくしの思う特徴、一方との違いなどを書いていきます。
①組織 -デビュー、Jr時代-
ジャニーズ
ジャニーズ事務所所属であり、社長は皆さんご存知ジャニーさん。ジ〇リーさん、メ〇ーさんのことはよく知らないのですが。そこらへんの透明化を求めたいもんです。ハア
オーディション→合格したら入所→Jr期間→デビューというのが主流の流れでしょうか。それぞれ様々な経緯でグループを組み、デビューします。我らがV6は、「急に集められて結成してデビュー」組です。
ジャニヲタになってジャニーズのことを知ってから一番びっくりしたのは、「
Jrってホントに働くし、マジで何でもやる」ことです。テレビなどでちらっと見たときに、ライブでバックで踊ってるのは知っていましたが、バックダンス、演出によってはマジックやア
クロバットなどで華を添えるどころか我々の記憶に爆弾を残し、衣装替えで先輩の思い出を作ってデビューして共演して暴露大会、更には滝沢歌舞伎の舞台装置ってJrの子が動かしてんの?!え、マサってヒガシさんの付き人してたの?!付き人って何よ?最近聞かないよ付き人!そして、デビューしていないJr内でもグループを組んだり、少クラという番組に出ていたりと、Jrの時からジャニーズのブランド、所属タレントとして活動しています。Jrのファンもいます。つか好きになったらそんなの関係ねぇ!!
EXILE
LDHという会社に所属しています。LDHとは、「Love,Dream,Happiness」の頭文字です。で、社長はHIROさんです。2013年の紅白で勇退されましたが、その日まで社長しながらバリバリ踊ってました。パフォーマー兼リーダー兼社長です。なかなかに超人です。マジリスペクトしてます。ヤバイ。
デビューまでにはそれぞれ様々な経歴があります。いわゆる第一章メンバーはHIROさんがスカウトしたりして集まりました。そこにヴォーカルオーディションでTAKAHIROが入って第二章スタート、さらに弟分グループである二代目JSBメンバーを入れて第三章、さらにメンバーオーディションで加入したメンバーで現代の第四章という体制です。
ジャニーズでいうジャニーズJrを無理矢理当てはめてみると、おそらくEXPG生が近いと思います。LDHが経営するダンススクールの生徒たちのことです。ももクロの有安ちゃんや板野友美ちゃんも生徒でした。ライブや歌番組でバックで踊ったりしますが、芸能事務所所属ではなく、ポジションはスポ少と同じような感じ(だよね?!)なので名前が出されることはあまりありません。ライブなどには結構出ますが、舞台装置をやることはありません。衣装替えもしません。あ、EXPGには男女共に入れます。
②メンバー -メンバーというか呼び方、組織内の年齢問題-
ジャニーズ
ほぼ全員が本名とされています。芸名は
関ジャニ∞の横山さんだけです。基本ヲタには「〇〇くん」呼びされます。担当は名前呼び捨てされがちです。かく言う私も、「長野くん」と呼んでいたのは初期だけで、現在はひろし呼びです。三宅の健ちゃんは健坊呼びです。どっちも35オーバーのおっさんですが、担当は永遠のアイドル☆という思想で今日もヲタしとんじゃこっちは。なんか文句あっか。...誰に何をキレているんだか迷子になりました。どれもこれもV6のせいです(アニバコン試聴済み)。あと、愛称は公式ではないのに、そっちが浸透してる人はそっちで認識される。キムタクとかイノッチとかまーくんとか剛つんとか。いや剛つんは違うけど。アニバコンのうちわに「剛つん」って貼ってた人見つけたけども。愛称の認知度も高いです。あ、でもタッキーは公式か。グループ名に入ってるんだもんね。
本人たちも言うように、しっかりした縦社会です。が、オカダと大野くんのように、年齢、入所時期、デビューなどが複雑に、非常に複雑に絡んでいるのでゴチャつきます。私の見る限り年齢→デビュー→入所時期の順で上下が決まる感じだと。よってヲタクは名前と年齢関係を叩き込む必要があります。え、丸ちゃんと亮くんってどっち上?いのちゃんと大ちゃんは??とかなってる所にぶち込まれるV6・新旧コンビ。9コ上にタメ口をきけるのだろうか。いや、できない。そんなことが許されるのだろうか。いや、許されない。では、どうなるのか。盛大に萌える。ジャニストの中間・小瀧コンビもこの現象が起きてるらしいですな。要チェックやで。
うーんなんというか。今の呼ばれ方がよくわからないので第三章の呼び方で考えますが。基本的に苗字より名前だったり、名前をいじった愛称が多いかなって感じです。でもって、基本呼び捨てでした。アツシ、とか
タカヒロ、みたく。皆さんこんな感じじゃないでしょうか。マッチャン、うっさん、マキさんたちは愛称呼びで、HIROさんはHIROさんです。ちなみに
AKIRAは芸名です。KENCHIは名前をいじった愛称です。
こっちはバリバリでゴリゴリでボリボリの完璧縦社会です。年齢順です。同じグループでも敬語きっちりしてます。年上が年下を楽しそうにかわいがり弄ぶ、もといイジる図がよく見られます。
③音楽 -リリースされる音楽たち-
ジャニーズ
歌とダンスでいったら、歌、歌うことの比重が大きい気がします。だからなのかどうか知らないけど、ジャニーズの曲がヒットすることは結構あると思います。クラスの人も何となく知ってる的な。で、ジャニーズの曲はいわゆる「速い曲」が多いです。テンポが速い。
アイドルだから、なのかもしれませんが、曲をカバーしてリリースすることはあまりありません。いや、堂本のお
つよさんとかすばるくんが個人でカバーアルバム出してんのは知ってるしなんなら試聴したけど。
Gスポットのカバーはすごいよすばるくん。カバー曲を公に出すのはあんまりないと思います。嵐が少年隊のカバーして、それは取り上げられてたけども。権利諸々厳しそうだからなあ。
好きな曲は「Change My Mind」「Together」「Giver」「SUPER SHINE」「僕へ」「I Wish For You」などです。結構な
EXILEファンだったんですよ誰に言うつもりも特にないですけども。
Choo ChooTRAINがカバー曲なのは有名な話でしょう。他にも、「
銀河鉄道999」や「
真夏の果実」もカバーしてます。エクスプレスはライブでは盛り上がる場面でパフォーマンスされることが多いです。ヴォーカル陣はソロアルバムを出してますね。やっぱATSUSHIはうまいっす。
あと、
EXILEの歌は、「ハモり」があります。ジャニーズはユ
ニゾンが多く、ハモをさせるのは結構珍しいと思うのですが(CD音源はバッチリハモってるよ)、
EXILEは例えばATSUSHIがメロディーの時はTAKAHIROがハモを、みたいなのが普通です。ライブでも音楽番組でも。
④ライブ -ファンサにMC、文化の違いが出てきたぞ-
ジャニーズ
ジャニヲタになって驚いたもの、ファンサ。顔写真のうちわに既にファ?となっていたのに、「ピースして」「撃って」「山Pは人類の奇跡」...カオスか。こういうセンス大好きです。この文化って、最初ヲタの自己満で終わりだろうなとか思ってたんですけど(すいません)、思っている以上にうちわを、というかこちらを見てくれるんだねジャニーズって。向こうにもファンサという文化が認識されているくらいだから、アイドルとファンの目に見えるつながりはわかりやすい方だと思います。最上級はキンキかな、もう色々含めて。
ジャニーズのライブの面白さは、アイドルたちの歌とダンスのほかに、装置や小道具、衣装替え、フォーメーションチェンジなども見せ場になっていることがあると思います。華やかです。
そして、
EXILEにはなかったもの、MCです。クオリティーが無駄に高いどいつもこいつもいや失礼皆様非常にお話がお上手で。これも立派な演出の1つ、ライブの色になっています。まあ、バラエティーに鍛えられたり、名MCがいたり、話の構築係がいっぱいいたりするんだからそうなるわな。
EXILEのライブは、ダンスと歌に結構限定されてるかもしれないです。ガシガシに踊って、歌う。その中で、
パフォーマーだけの見せ場、ヴォーカルだけの見せ場、TRIBEのライブだと
JSBコーナー、EGコーナーがあったりします。「
EXILE」で考えれば、8,9割がたヴォーカルと
パフォーマー、それ以外でオーカルだけ、
パフォーマーだけって感じです。
ファンサの概念はありません。確か。サインボールとかはありますが、うちわはないです。というか、
EXILEはジャニーズと比べて、ライブ時のファンとのコミュニケーションは拍手、歓声ぐらいでC&Rの種類も頻度も少ないです。手とかは振るけど、おそらく向こうにいわゆる「ファンサをしている」意識はないと思います。
MCも、DVDでしか見たことがないので、カットとかされていたらわかりませんが、ジャニーズほどのお笑い要素はありません。というかMCはライブにおいてそこまで大きな重要ポイントではないんですね。あくまでも基本はダンスと歌であり、全てはそれであるように感じました。
では、今まであげてきた点を踏まえ、私の思う両者の違いを考えていきます。ここからは更に事実無視、100%私の考察だけで成立していますので、そのつもりでどうぞ。
違いその1 『TVを戦場にしているか』
ただ、あくまでも両者とも一番大事にしているのはライブです。それを踏まえてです。
ジャニーズは、ライブのすぐ次ぐらい、ほぼほぼ同じくらいにTVなどのメディアなどの重要度が来ていますが、
EXILEはライブほどTVに力を入れていないように感じます。
それは会社の企業理念といいますか、何かで読んだか聞いたか忘れましたが、ジャニーさんは少年隊が表現したような、歌と踊りだけではなく、様々なものを求めるショーが目的なので、だから表現も広く、その表現を発信するメディアも広いところへ向けられているTVを大きな割合にしたのでしょうか。
EXILEは、HIROさんを始めストリートで踊ってきたような、生の現場出身の人たちがダンスをエンタテイメントにしようとしてきたから、生で見ることができるライブの場が最重要であり、TVはそこまで押さえようとしていないのかなと思います。
違いその2 『著作権』
これは、
EXILEが普通に自由で、個人の
Twitterなどもあったりするのに対し、ジャニーズは厳しいです。というかこれについてはジャニーズが特殊なんだと思います。
コラ画像を防ぐのが最初の目的だったらしいですが、
Twitterをしないことで、言葉や写真などの情報が制限されて、アイドルとファンを区別し、プライベートを見せないことでアイドルの特別さを出しているのかなと。TVにはバンバン出ているのに
著作権が厳しいって、時代の流れには乗っていないけれどもメリットもあるんだろうなと思います。
違いその3 『メンバーの新陳代謝がされるかどうか』
EXILEは今第4章で、第1章とはメンバーがかなり変わっています。グループとして、第1章でSHUNの脱退を経験しており、HIROさん、MATSU、USA、MAKIDAIたちは
パフォーマーから退いています。HIROさんは、「
EXILEを進化させるため」として、
パフォーマーを卒業していきました。新陳
代謝をして、若い世代を入れていくことでずっと
EXILEの名前を、存在を残し続けようと、
EXILEをずっと活動させようとしているのだと思います。でも、HIROさんが退くと聞いた時はものすごく悲しかったです。
ジャニーズは、どのグループも「新メンバー加入」の経験はありません。
光GENJIは2つのグループが合体してできたらしいので、新加入はないものとします。一回グループを組むと、解散や脱退をしない限りずっと一緒です。そしてそのグループの名前を背負うのはそのグループの人たちだけです。グループでいる限りずっと歌い踊り続け、ずっと同じ仲間とい続けます。前提で「いなくならない」ことがあるからこそ、脱退がとことん悲しまれるのだと思います。
エンタテイメントの特色
ジャニーズは入口が広く進むにつれ細かく狭くなっていき、
EXILEは入口は狭く入っていくと広く大きくなっていると思います。
ジャニーズを好きになる方はアイドルの面から入ったり、ドラマやバラエティーなどのTVの面から入る方が多数だと思います。そして入口はほとんどの方が、最初好きになるのは誰か1人、個人からだと思います。そのアイドルの王道さや、かっこよさ、大衆へ向けられた所から入って追いかけていき、とことん彼らのアイドル性や俳優業で輝く姿、バラエティーでの面白さを主にTVで見ていきます。
が、アイドルの面にしろ演者の面にしろ、彼らは表面を見せるプロであり、故に内側を見るのはなかなか難しいです。その見えない所を見ようと深く追いかけたくなり、探ろうとしていく過程で、より好きになっていくのかなと思います。
また、彼らはアイドルですから、歌とダンスがエンタテイメントの基本ですが、TVなどに映りづらいエンタテイメントに、SHOCKやジャニワ、プレゾンなどのショーや舞台など、完全独自の文化を持っています。舞台は
EXILE以外の人たちもやっていますが、特にジャニワはジャニーズを背負った舞台です。ジャニーズを切り離さないでエンタテイメントを生み出すのは、ジャニーズ独自のものかなと思います。
EXILEは、ヴォーカルと
パフォーマーを分けることで、本格的な入口に見える、いや実際プロですけども、その入口を通って見ると実はとてもポップで大衆向けなエンタテイメントが展開されています。どんなポップな曲でもかっこよく踊る彼らに憧れ、憧れから好きになります。ジャニーズに対する「好き」や「かっこいい」と若干違いがあるのかもしれないです。
EXILEも、ライブのほかに
劇団EXILEという演劇団やDJ、DANCE EARTH PARTY、俳優業などがあります。でも、やっぱり
EXILEは全員基本はダンスと歌がエンタテイメントであるんだと思います。
結局それぞれのどこを、何を好きになったのか
私が
EXILEを好きになったのは小学5年生の頃で、その時の私の物の見方、考え方は限りなく少年寄りでした。男の子目線でした。その目線で
EXILEを見て、抱いた思いは「かっこいい」「ああいう風になりたい」という憧れでした。憧れることから、好きになっていっていました。
ジャニーズを好きになってから、アイドルが魅せるアイドルらしさが好きになりました。ああなりたい、という憧れではなく、彼らが見せてくるかっこよさを好きになりました。
EXILEを好きだった時は、まるで一緒に進んでいくような、彼らに憧れている後輩のような、ある種当事者の気持ちで追いかけていました。
それからジャニーズを好きになってからは、追いかけて並ぼうとするのではなく、完全に見る者、受けとる立場から追いかけるようになったんだと思います。
さて大変長くなりました、ジャニーズと
EXILEのエンタテイメント考察、よーやっと終了です。なんか説明チックだったり、文章量の割にぼんやりしてたりと誰得な内容になりましたが。いいんです俺得ですこんなのは。色々考えて書きましたが、結局は「好きなものは変わるし、そりゃ組織が違うんだから違いがあって当ったり前田のクラッカー!!」ってことです。人それぞれ好みはあるけどどれもみんなきれいなんですよ。ね。
EXILEとジャニーズ、両方のファンを経験をしている私としては、興味を持ったら何でも飛びこんでみてください、ってことを言いたいです。彼らのエンタテイメントは面白いし、輝く彼らは最高にかっこいいですからね。