光を見ている

まるっと愛でる

不惑アイドルの未来はどこへ行く

こんにちは。ひやチュウです。最近モーニング娘。への陥落が著しいです。モー娘はいいぞ。女の子の可愛いさと強さの両方を武器にしてる感じが好きです。可愛い女の子たちが歌って踊るという素晴らしさに感動し平伏し、某チューブで「ムキダシで向き合って」を再生する手が止まらないわ、タワレコに行ってハロプロコーナーに居座るわ、2017年はジャニヲタというか最早、アイドル全般を愛でる「ドルヲタ」という人種になりそうな予感です。ちなみに、モー娘。で惚れたのは譜久村聖さんです。自分の魅せ方をわかってるう!!かっこいい!!そして何よりかわいいいいい!!

...とか言っていますが、工藤遥ちゃんを「はるか」、小田さくらちゃんを「さくら」と呼んだりして、私の女と思う遊びをしているので、私の心の中のおじさんが目覚めつつある今日この頃ですわ。

 

 

 

 

ジャニーズ楽曲大賞」、今年もとても楽しかったです。そして今年の27位、20th Centuryの不惑。これがほんとに素晴らしい曲でして、大好きでして。不惑の名曲っぷりがマジヤバイ!!とこの興奮を何かにぶつけたい衝動に駆られたので、今回は全員40代、不惑の男たちが歌う、それ以上にトニセンという不惑のアイドルたちが歌うこの曲のこと、そしてそこから思うトニセンのことを書いていきます!!いつも通りの頭の弱いヲタクのする話なんで、じっくり読み込まないでね!!

 

 

 

 

不惑』のことを語る前に、と言うよりトニセンのことを語る上で必要な要素として、トニセンのいる状況というものがあります。

トニセンというグループは、昔から「苦労人アイドル」と語られてきた人たちです。最早それがネタ、お家芸になって、バラエティーのようなトニセンをよく知らない人たちへ向けたところでも、(昔出たやつで)少クラやTOKIOカケルのような身内だけしかいないようなところでさえも、自分たちの話として語られるのは昔の苦労話が多いです。それを面白くするだけの話術と、笑い話にすると振りきった覚悟があるのだろうから、私は彼らが面白い話として昔の苦労話をしたときは笑って聞いています。でも、ファンとして彼らのことを思うと、そうは言ってもやっぱりトニセンは苦労し続けてきたグループなんだろうな、と思います。勿論苦労しないグループなんて、引いては苦労しない人間なんてのはいませんがね。

 

 

トニセンの苦労の一つが「年齢」で。これはV6というグループの性質、トニセンとカミセンという年齢差の大きい二つのグループで出来たグループだから、というところにあると思います。V6は最年長と最年少に9歳差があります。トニセン、カミセンの平均年齢差は6歳です。最近は、グループ内で歳の差があることはそこまで珍しいことではなく、現にジャニーズWESTも最年長と最年少の歳の差は9歳です。

しかし、トニセンとカミセンの年歳差というのは、デビュー当時はそのまま差となって表れました。例えばよく語られる「MHTPのジャケットで、カミセンの足元にトニセンが小さく写っていた事件」です。はっきり言ってしまえば格差です。また、これも彼らからよく語られる話ですが、カミセン(というか剛健)はデビュー前からすでに爆発的な人気を誇ってきていましたが、*1トニセンは非常にJr.時代が長く、*2坂本くんは当時デビュー時の年齢が最年長、長野くんはJr.歴最高の記録を持っていました*3。ここまで境遇の違う人たちが集まって出来たグループがV6です。

これだけ歳が離れていて、トニセンとカミセンが区別されて見られるから、多分他のグループよりも、V6のトニセンは年齢に悩まされてきたことがあっんだと思います。年齢で、という括りの取っ払っても、ジャニーズで、一つのグループの中からこんなにオフィシャルにはっきり分かれているグループはあまりないのではないでしょうか。*4また、同じ時代を過ごしているTOKIOですが、彼らは二つのグループが合体してTOKIOな訳ではなく、ずっと「一つのグループ」なのでV6の境遇とも少し違います。考えたら、NEWSもテゴマスというグループの二人を含んだグループですが、テゴマスの対のグループはいないはず(間違っていたらすいません)なので。

 

 

 

トニセンの、ジャニーズ的な年齢の苦労、という他に、彼らにはそれぞれジャニーズでは異色の経験があります。坂本くんは、将来に悩んだ結果一回ジャニーズを辞めて就職してサラリーマン経験があり、長野くんも一回ジャニーズを辞めて学校に通っていて、イノッチはアイドルなのに平日NHKに通って毎朝働いています。これらも考えると、彼らトニセンはジャニーズとして、の他に、一人の男として一番我々の立場と近い種類の苦労を感じてきている人たちの集まりだと思います。

 

 

 

 

そんなことを踏まえて、不惑の年を迎えたトニセンの歌う『不惑』について考えていきたいと思います。

 

 

 

細かいところを話す前に、何故『不惑』が名曲かと言うと、超ざっくり言うとこの歌詞をトニセンが歌っているからなんですが。アイドルという立場の彼らが歌うのに、四十の年齢の男たちに言葉として、世の同じ年代の人たちへより近く、よりリアルなメッセージとして歌っているから、アイドルと一人の男の立場の境界が曖昧になるんだと思います。アイドルが歌うのに、この曲のメッセージの受け取り手、つまり世の中の全ての不惑の人たちと、ある種10代の自分よりも近いところにいるんです。アイドルなのに。

 

 

 

 

僕は今

求めてた未来(あした)とは違う

偶然の幸せを手にしてる

不満なんかないけれど

でも ああ

 

 

四十の男の言うこととしては、すごいリアルな悩みなんだろうけど、ちょっと待ってください。まずアイドルにこの歌詞を歌わせるのって、でもって若いアイドルじゃない、44の博に歌わせるのがもう、業が深い。ヲタクとして彼らを受けとる側として考えてしまいます。アイドルというものと違う、求めてるものだってあるんだよな、と。「でも ああ」の後にどんな言葉を続けようとしたのか、その言葉はアイドルとしてなのか、一人の男としてなのか。

 

 

 

 

 

きっと あいつがあいつであるように

そうだよ 自分は自分であればいい

それでも焦ってしまうのはなぜなんだろう

ほら遠いところから僕を呼ぶ 誰かが

「本気でもがいてみればいい」 と

滞った血を滾らせたい

もう一度

 

 

 

そして、サビに出てくる「あいつ」、これが「君」じゃないことによって、あいつというのは同僚とか、好意以外のもの、嫉妬、羨望とかそういう感情を抱えて見ている相手、自分と比べる対象になるんだろうなと思います。

 

 

歌詞が、1番では「自分は自分であればいい」の言い切りなのが、以降「~いいはず」になっていくんです。普通の、と言ったら失礼ですが、世の多くの不惑の人々の、自分を励まそうとする言葉にも、圧倒的に少数派のアイドルを仕事にするトニセンの悩みにも聴こえます。それを受けての「それでも焦ってしまうのはなぜなんだろう」で、言い聞かせても生まれてくる焦りへの悩みがあります。

 

 

 

 

 

私の周りにいる不惑の男というのは、父や世界史の先生(ちなみに両者とも坂本くんと同い年)で。自分の目から見て、彼らは落ち着いた、安定した暮らしをおくっているように見えて。無論それだって彼らの不安定の中の苦労の上に成り立って、父に関してはそれで養ってもらっている、というのもわかっていますが。それでも、同じようなことしてるよな、と見てて思うこともあって。でも

本気でもがいてみればいい と

 

という思いも抱えているのかな、と思います。想像しか出来ないのですが、10代の悩みは頭の中での悩みですが、歳を重ねるにつれ悩むことは「もがく」ことなのかな、と。子供と大人の差なのかな、と。

 

 

 

滞った血を滾らせたい もう一度

 

ここで心の内のまっすぐさを、そして「もう一度」と言う言葉が入って、泥臭い決意の言葉として一気にリアルになると思います。

 

 

 

 

ここで一つ。誰ですかまーくんさんに

希望や夢

そんな響きに酔えなくなってんのに

前の日の酒がまだ抜けない

を歌わせたのは。四十のリアルが殴り掛かってきて胸が痛くなったわ。ありがとうございます。まーくんさんが酒豪なのはV6ファンも周知の話ですが、Sr.時代、サラリーマン時代、そしてV6リーダーとして苦労しまくってきたであろう坂本くんにとって、たぶん夢に酔えなくなって、苦労の味のお酒を呑んできたであろう経験はリアルなことなんだろうな、と考えてしまいます。

 

 

 

 

そうして、苦労も焦りも悩みも抱えて歌ってきて、最後に

 

滞った血を

滾らせたいよ

もがき続けよう

赤い血をたぎらせたい

もう一度

 

と、3人の不惑の男たちは叫び、この『不惑』という曲は終わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

この曲は、「世の全ての不惑へ送る応援歌」であるけれど、でも何よりも「トニセンのテーマソング」だと思います。40歳を超えてもアイドルをやっている彼らが、グループの歴史というより個人個人の苦労を重ねながら、一人の不惑の男として、その男たちが3人集まって同じ苦労を越えてきたトニセンとして歌う、不惑の彼らにとっても光を示した曲なんじゃないかなと思います。

年齢と戦ってきて、立場と戦ってきて、共に歴史を歩んできて、苦労を受け入れて、アイドルとして立ってきたトニセンは多分誰より「全ての不惑世代」と近い思いをいだくアイドルで、だから全ての不惑の光を照らせるのだと思います。その光というのは、不惑世代の代弁、と銘打たれたものではありません。彼らだって不惑世代と同じ悩みを抱える当事者です。

何よりも、彼らは光を照らす側にいるのです。どういうことか。トニセンはアイドルなんです。近いところにいても、光を出す側の存在なんです。きっとその存在が歌うからこそ、この『不惑』という曲、そしてトニセンが希望でいてくれるのだと思います。この曲は、「不惑の男」の立場の色が強い曲で、一歩違えば悩みを吐露して頑張るぞ、というだけの曲になっていたと思います。でも、不惑「アイドル」が歌うから、最後は希望、その渇望やそれに伴う前向きにもがこうとするエネルギーまでもが生まれるのかなと思います。彼らはきっと、アイドルとしてもう一度血を滾らせようとするのでしょう。

 

 

 

 

坂本くん、博、イノッチがトニセンの立場でいる今の状況を、彼らのファン、そして博担として、全員が40代に突入してそれなりの歳になったこと、長野くんが結婚したことを受け、これからトニセンはどうなるんだろう、と、実は少し不安に思ったりしたんです。一人の人間ということを思い知らされましたので。

でも、私の大好きなV6は、トニセンは、これまで通り起こったことはきちんと受け入れ、まだアイドルをしてくれそうだな、とこの曲を聴いて思いました。もう一度、と言って、きっとまだ何かやってくれるだろう。その姿を見て、希望を受けとる人がいたら嬉しいし、トニセンの出す光を見られて嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 はい。あいも変わらずヲタクの文章は長くいぇ熱いですね。私がじっとりしてるタイプのそれだから尚更重いし。思いが重いってやつです。一言で言えば、トニセン大好き『不惑』サイコー高樹さんありがとう!!なのに、こんなになるなんて。やっぱ下書きの下書きは深夜に書くもんじゃないですね☆私は激重文章製造機☆てか仮にも10代JKが40代アイドルへこんな激重クソ熱超じっとりな深読みブログ書いてて大丈夫なんでしょうか?私アブナイ人じゃないですよね...?

最後に、「どうして2016年6月に発売したCDに収録されてる曲の話を2017年1月にするのか」って?答えは簡単!!全力で時代の波に乗り遅れてこのCD買ったのが最近だからさ!!ハッハー☆買った途端にこんな下書きの紙を3枚を使う長文書くんだから、行動力を別の所に使えってハナシですよね全く☆

 

 

 

 

 

 

 

*1:そしてオカダはジャニーズ事務所最速デビュー記録を持つ

*2:終いにはジャニーズJr.からSr.になる

*3:ついでによくネタとして上がる話に「長野くんはSMAP以降全員後輩、光GENJI(佐藤アツヒロさん)も後輩」というものがあり、「ジャニーズ事務所シーラカンス」としばしば言われる所以。いやシーラカンスて何事やねん

*4:トニセンコンサートとカミセンコンサートに分かれて行われたことがある、一枚のCDに「トニセン名義の曲」「カミセン名義の曲」がある、そもそもそれぞれに「20th Century」「Coming Century」という名前がある

100ミリちょっとのカラッポを

こんにちは。ひやチュウです。遅ればせながら、CDTVのNEWS「EMMA」を見たのですが、わたくし、興奮しております。ええ、シンプルに興奮しております。曲が鬼かっこよくて激エッロいのはもちろんですが、注目すべきは小山さんでしょう。Say\よっ!!NEWSのセックスシンボル!!エロの権化!!/見た感じ、テゴマスの二人はすごいオラついていたのですが、そこで敢えて(かどうかはわかりませんが)動きを抑えめに踊る小山さん。エッッッロ!!エッッッロい!!露出も4人の中では控えめだったのに、一番、よかったです(言い方よ)。

あとね、シゲなんですよ。赤の衣装で、よく目立つんですよ。しかもこの曲で赤なんて、よりどエロくなるじゃないですか。のはずなんですが、なんか、「けがれを知らない少年」のように見えたんです。どうしてだろう。表情からなのか、あまりにまっすぐにパフォーマンスしている姿からなのかわかりませんが、シゲの可能性ってすごいなと思いました。

 

 

 

これだけジャニヲタ臭の強い話を最初にしておいてなんですが、今回はジャニーズのことではなく、私の好きなバンドの一つ、フィッシュマンズについて書こうと思います。

 

今でこそジャニヲタなわたくしですが、中学生のときはロックしか聴かねえぜ!!という、考えの凝り固まったロックな中学生を過ごしていまして。ギターがガンガン鳴っている曲ばかりを好んでいたのですが、フィッシュマンズに出会って、ロックに限らずとも面白い音楽はいっぱいあるという、興味の幅が広がりました。そこからジャンルを問わずに色々聴くようになりました。フィッシュマンズは私の価値観を作ってくれたバンドの一つです。元々ヲタっ気があったので、フィッシュマンズにハマって聴きまくっていて。高校生になると同時に興味の対象がジャニーズに移りましたが、ふと聴きたくなったり、今自分の中でブームが来ているので、ちょっと書きたいなと思ったので、書こうと思います。あの、音楽の知識もないし、ただ、本当にただのフィッシュマンズの曲が好きなだけのやつが、一個人のこういうとこが好きなんデス!!と愛を奮って書いているだけなので、見当違いがあってもツッコミは心の中だけでお願いしますね...そしてものすごく抽象的な概念だけで書きますが、ヲタクのひとり言ですんで、マジでふわっと流し見する感じでお願いしますね...

 

 

 

いきなりですが、 メンバーとか、歴史とかは正直ちょっと複雑なんでwikipedia先生に任せますね。http://www.https.com/ja.m.wikipedia.org/wiki/フィッシュマンズ本当に知識も意識もなくて申し訳ないですが。ひたすら曲のことを書いていく所存でありますはい。

 

 

 

とやかく言う前に、某チューブなりCDを借りるなりして曲を聴くのが一番なんですけど。フィッシュマンズの曲を一言で表現すると、「独特」なんだと思います。

 

 

まずサウンド面、いや、サウンド面なんて通ぶれる器ではないのでざっくり音の話ですが、私が一番に感じるのは、「心地よさ」です。音そのものも、歌声も。浮遊しているふわふわさとも違う、人肌、人の体温が感じられて、さらにその曲の場の温度までも感じられるような。そのときの温度や空気をとても上手く切り取るバンドだと思います。フィッシュマンズを知ってからしばらくはフィッシュマンズに夜のイメージを持っていたのですが、以外と言ったら失礼ですが、昼っぽい曲、朝方っぽい曲、夕方っぽい曲と幅広いです。ただし、温度も空気も、それぞれの境界は曖昧で、それがフィッシュマンズ特有の心地よさを生むのかな、と思います。

また、フィッシュマンズの音の特徴、それは「東京感」があることです。お洒落=都会的と言うならそれとはまた違う、きらびやか、華やかという言葉より東京の空気、そこに生きる人の気持ち、全てが曲の中に漂っている、というのが似合う表現でしょうか。*1*2

その洗練された音、東京の音というものを、アンダーグラウンドで静かに響かせて、フィッシュマンズの空間は存在しています。そして、メロディーはとてもポップなのです。歌いやすく、また歌っていて気持ちいいです。気持ちよく歌えることで親しみが沸いてくるので、異世界のような空気の中でも突き放されはしない、そういう意味でも、やっぱり優れたポップを奏でるバンドだなあ、と思います。

 

 

 

続いて歌詞の話です。歌詞も不思議な感じではありますが、そんなに突飛なことは言っていないと思います。多分掘り返してみれば、自分も感じたことのあるような感覚や、傍にあるような感覚を感じると思います。それでいて、あ、こんな感情ってあるようでなかったかもしれない、という気づきもあります。こういう見え方をしていたら、もっと世界が美しく綺麗に見えるんだろうな、と思いました。

先程、音から温度や空気を感じられると書きましたが、詞からもまた然りです。曲も詞もそうですが、私は夜、とか暗いというイメージを最初持っていたのですが、全てがそうではなく、むしろポップな曲も沢山あります。しかし、ポップと明るいは必ずしもイコールではありません。強烈だったり静かだったりするフィッシュマンズの曲に乗せられる歌詞は、日常にあるような、自分の知っている感覚を歌われているように感じます。特別とも平凡とも違う、誰にでもある日常をとびきりのポップな曲で、そこに漂う空気までもまるごと乗せている、そういう曲を歌うバンドなのかな、と思います。混ざっている、とか漂っている、とかの曖昧さが心地よさにつながるのかなと思います。

 

 

あと、個人的にもう一つ好きなところがあって、きんちゃんこと茂木欣一さんのドラムがすごい好きで!!フィッシュマンズでだけでなく、東京スカパラダイスオーケストラでもドラムをしているのですが、欣ちゃんのドラムって、他のドラムと比べて響きが軽いと思うんです。断じて悪い意味ではございません!!あの、私の感覚100%の話ですので言葉にするのが非常に難しいのですが、ドラムの重く低く鳴る感じではなく、重さをどこかにやって軽くなっていて、中々できるもんじゃないよなーと思いながらいつも聴いています。

 

 

 

 

 では、もしこんな文章を読んで興味が沸いてきたぜ!!と言う方へ、おすすめの曲というか私の好きなフィッシュマンズ・ソングを紹介します。本当は某チューブのリンクでも貼っておけばいいんでしょうけど、なんせスマホを使いこなせていない旧人なので、どうかご自分で見てくださいすいませんね...てか私も買うから皆でCD買いましょ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Go Go Round This World!

 

このゆううつな顔もきっと

笑顔に変えようぜ

 

の歌詞が好きなのですが、世界に対して希望を持とう、と歌っている訳ではなく、相手というただ一人に向かって歌っているのが、フィッシュマンズらしいポップだなと思った曲です。

 

 

 

 Just Thing

 

教訓めいたというか哲学めいたというか、そんな歌詞です。嫌味なくちゃっかりやっていこうぜ、そうやって楽しく生きていこうぜ、と言っているような。この歌詞を乗せられる曲というのは、バラードでもゴリゴリのロックでもなく、この奇妙な明るいポップなんだろうなと思います。

 

 

SEASON

 

このSEASON=季節は、自然の中で感じる季節ではなく、東京の街の中で生きる人の感じる季節の情景なのかなと思います。音が外気に溶け込んでいるような、境界が曖昧になって心地よい曲です。

季節の中を走りぬけて もうすぐ秋だね

という一節が好きで、季節を走りぬけるってなんて美しい表現なんだろう、と思いました。GET ROUND IN THE SEASON.

 

 

 

 

いかれたBaby

 

暗い音ではないのに、「悲しい夜」という言葉が乗るとそう聴こえる曲です。言葉の揺らぎってこういうことを言うのかな、と思います。「いかれた君」に対する思いが不思議と優しげで愛おしげがあって、ふわふわした幸せさの中に漂っているような。村上春樹を今読んでいるからか、彼の小説に出てくる女の子ってこんな感じな気がします。「ダンス・ダンス・ダンス」のキキのような。

 

 

 100ミリちょっとの

 

フィッシュマンズで一番好きな曲です。これはすごいポップな曲、夕方っぽい明るさのある曲だと思います。あったかい曲です。「100ミリだけのカラッポ」の言葉で、心がぽっかり空いちゃって悲しいね、と言い合う恋人たちの気持ちのようだなと思いました。恋人たちが、互いの気持ちが見えなくてなんだか悲しいね、と二人で話していて、そういう話でも穏やかにされながら未来へ進んで行っている、二人の日常の情景が浮かびました。一人ではなく、二人の気持ちだから、互いがわからないからこの切なさがあるのかなと思います。

 

 

 

 

 

 さて、書きたいことを書きたいように書いて参りました今回。中々話せる相手がいなくてずっと抱えてきた思いというかフィッシュマンズ愛をここで出せて満足です。フィッシュマンズって、ポップな曲を歌い鳴らすのに、歌われる世界はごく狭い、自分だけだったり二人だけだったりの間で、そのギャップや、大きな範囲を歌われていないから身近さを感じられて、でも大きく漂うフィッシュマンズだけの空気が好きです。あまりメディアに出ないので、これを機に興味を持たれた方は是非聴いてみてください。締め方がいつもの勝手通りにいきそうにないので、これにて終了です!!以上!!

 

 

 

 

 

書いていて、普段書いていてものと内容が全く違うのに、考え方や見方はいつも通りヲタクでした。結論:ヲタクはどう転んでもヲタク、多分転生してもヲタク。解脱しなけりゃきっと一生ヲタクなんだろうな...

 

*1:地方の人間の抱えている東京という街への憧れ、または上京などをして東京で活動する地方出身のバンドの歌う東京という街の感じを「東京感」と言う、と私は解釈しています。バンド好き、音楽好きの独特な感覚の話なので、言葉にするのは非常に難しく、また的確にもならないんだなこれが

*2:ということでここで一つ違うバンドの「東京感」を勝手に紹介しますが、サカナクションの「DocumentaLy」というアルバムが、東京感を感じやすいかな、と思います

明けましておめでとうございます

こんにちは。ひやチュウです。2017年、あけましておめでとうございます。いーっぱい色々なことを抱えたまま年明けしたわけですが、今年もヲタクを楽しむぞ!!という抱負のもと、早速カウコンの雑感を書きたいと思います。新年早々ヲタクのジトっとした、湿っぽくかつ頭の沸いた感想ですので、必要以上に重い、勝手な内容ですので、気楽にご覧ください。

 

 

 

そもそもカウコンを見るのが人生で2回目でして(テレビでね、現場は何にも行ったことのない地方民ですツラァ☆)、まあよくわかってないまま見ましたが、超楽しい!!ジャニーズしか出てこない!!しかも前編ライブ!!神かよ!!って感じです。カメラワークがどう、選曲がどうという思いもそりゃゼロではないですけど、や、超イイ...ってやつです。ってことでつらっと、印象に残ったものの感想を書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずTOKIOの「愛!wanna be with you...」です。これいい曲ですよね。長瀬さんの作った曲だからか、TOKIOというバンドに合っていて気持ちいいです。高音の伸びがきれい。ぐっさんとリーダーの構えもかっこよかったです。そして長瀬さんがデカい体でピョンピョン跳ねてて、おおベイベとなりました。

 

 

NEWS「フルスイング」。最初に思ったのは「手越いいいいいいいい!!」です。まずここで墓が1つ建ちました。カラコンと金髪ってマジ最強なんですね。私は果たして何次元見てるんだろう、と感動を覚えました。

また、24HTVを越えた年の最後にフルスイングという物語を語り、改めてNEWSの2016年の位置を示しつつ、24HTVでは真っ先に泣いたまっすーが、唯一NEWSで笑顔で歌う姿を見て、NEWSはちゃんと笑顔を選んで区切ったんだなと思いました。

あと、以前も似たようなことを書いた気がするのですが、シゲの高い音を出したときの歌声って、凄い少年、子供っぽい響きを持っていて、いいエモさを生む、ストーリーテラーを体現するような声だな、と。好き!!

 

 

JUMP「ウィークエンダー」。光くんんんんんけいとおおおおお薮様アアアアア(墓2つ目)ここで語彙力とIQを根こそぎ吸われました。

 

 

嵐「マイガール」。相葉さんの「今日も」の表情がいい。松潤が今日も天使でキャワイイ。

 

 

A.B.C-Z「Za ABC~5stars~」。とっつー顔が素晴らしくかわいい。塚ちゃんずっと手というか腕振ってて、アピールうまいなと。塚ちゃんのキャラクターのもと成り立つかわいさって感じ。ふみとは2016年もやっぱり仕事人でした。

 

 

タッキー&翼「夢物語」。このハモりを待っていた2016&このトンチキを待っていた2016W受賞ですおめでとうございます。たきつの曲って曲そのもののキャラクターが濃くて、それをザ・ジャニーズな二人が歌うんだからもういい!!好き!!そしてタッキーかわいさ!!

 

 

山下智久抱いてセニョリータ」。山Pは人類の奇跡(ドドン)。うちのテレビよく画面割れないでもつな、ってくらいお麗しい。

 

 

Sexy ZoneSexy Zone」。聡ちゃんが先頭でマリの所に行くのがもう。胸が。苦しい。2016年最後に最高の雪見だいふくを見られて本望!!そして勝利くん、最後までツッコミご苦労様でした、今年もよろしく頼んだよ...

 

 

ジャニーズWEST「ええじゃないか」。一回パッと見ただけでもう(墓)。急に髪色、髪型変えるなんて聞いてない、心臓がもたない。

 

 

関ジャニ∞「NOROSHI」。本当に和装は素晴らしいなオイ!!7人の横一列後ろ姿が本当にかっこよかったです。

 

 

Kis-My-Ft2「Thank youじゃん!」。玉ちゃんかわいい横尾さんかっこいい。今年はキスマイの映像買おうと早くも財布を開かされた。

 

 

Kinki Kids「愛のかたまり」。ライブに関わらず、ふざけないキンキって新鮮です。すいません。最後まで二人っきりでいたんだから、キンキの存在のしかたとしては、らしいな、と。

 

 

V6「Beautiful World」。ひろしイイイイイ!!(墓)衣装が皇帝!!勝訴!!ありがとう!!この曲の時にね、結婚発表があったから、色んな思いを持って聴いているんですけど、「君となら 世界はこんなに美しい」と歌うこの曲がやっぱり大好きです。

が、またケツ狩るか?...狩らんのかい!!*1とか思うくらいには、2016年見た限りずっとこの曲でケツ触ってたのに、ちゃんとしやがって、とも思いました。しょうがないよね!!(急なポジティブ)最後までちんまりするおじさんたち愛おしみしかないです。

 

 

 

ちょっとここまで全部書いちゃった、長いので、こっからちゃんと選びます。

 

 

 

つづくシャッフルメドレー、何と言ってもまずは年男組でしょう。岡本オオオオオ!!!!!!!!(敬称略)DNAって偉大だね。知念くんがこういうロックをやると、日頃かわいいをやっている分、凄まじいかっこよさをキメてくるから最&高、なのに顔はベリーキュートだから。マジ。だーやま様は、トサカとあの衣装とペイントとでかわいいとかっこいいとがゴチャついてるのに、それらを捩じ伏せてるのが顔面なんだからスゴイ。

 

 

アンダルシアは、ケンティーが本当によくやったと思いました。あんなに手震えてたのに、あんな挑戦的な鋭い表情でやりきったんだから、すごいなと。

 

 

で、個人的MVP、仮面舞踏会by東山さん&トニセン死んだ。冥土も極楽浄土も見えた。表情見た感じ、坂:楽しんでる・長:溢れる出来ジュ感・井:珍しくド緊張、って感じでした。サビ前の坂本くんの「get down!!(ドヤッ)」が、滅多に見られない、いい表情をしてました。色々な人やグループがカバーしてる曲だけど、この曲をモノにする、という点では、ある程度年を重ねないとでないオーラとか時代感が、この4人で完璧に出てたなと思いました。そして台宙ですよ。まさかやるなんて思わなかった。不惑おじさんすごい、尊敬します。最年少40歳のあの4人マジヤバイ!!やることやってくれるから、彼らのパフォーマンスに期待しちゃう。

結構スルッとやってたけど、坂本くん台宙の前緊張してイノッチ触りに行ってたとことか、最後のキメポーズまでしっかりキメてやっぱり出来ジュだった博とか、いいトニセンが見られましたありがとうございました!!舞台がんばってね!!

 

 

 

次、グループチェンジメドレー。関ジャニ∞による「Everybody Go」。ドーム中にエイトの能力を知らしめたやつでした。すばるくんのガヤが天才だったし、あんだけゴチャついたなかやりきっているやっさんと亮ちゃんすごいし、でもちゃんとやるほどボケにつながったやっさんに、盛大な拍手を送りたいです。ひっそりとはさまれた宮玉は見逃しませんでした。

 

 

Sexy Zoneによる「Moonlight walker」。

 

       勝利様。

 

ケンティーもふうまろも聡ちゃんもすっごいかわいかったんですけど、やっぱり顔面人間国宝は伊達じゃない。

 

 

で、V6による「前向きスクリーム!」。このイントロみたいな、細かい振りだとオカダがこんがらがるってあれほど言ったじゃないか...*2V6がこれをどう歌うんだろう...と思ったのですが、坂本くんが美声で歌いはじめたので、「あオッケー了解でーす」と思うことにしました。最後の剛くんのキメポーズがかわいかったから10000点です!!

 

 

 

 

 

 とまあ、新年元旦から暑苦しいヲタクの雑感、以上です。あいも変わらず文章が長ったらしいですが、どうにか終わりです。もう4回しくらい見ました。パフォーマンスに説得力を持っているグループっていいなと改めて思いました。よし、今年も自分のペースで楽しくヲタクをしていこうと思いました。でもって、今年は語彙をもっと増やして、自分で読んでも面白いと思う記事を書けるようにするよう努力していきます。では皆さん、今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

ちょっと最近、女の子アイドルにも突っ込みかけてて、どうしようヲタクの沼が増えちゃう...と危惧しています。カウコンの前は、家族の揃うリビングで紅白を見ていたのですが、私があまりに女の子に「かわいい~」を連呼するもんですから、母にものすごい変なものを見る目で見られました。視線を感じてから言葉数を減らすようにしましたが、心の中はエンドレスでかわいい~を言っていましたので、ブログに出てきたら、そういうことかと思っといてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:V6内で、ケツを触ることを「ボンタン狩り」と言うんです、そしてそのターゲットは大概博です

*2:参照:V6アニバコン「グッデイ!!」

ラスト

色々と自分の中で思うことが先月から重なって、少しジャニーズと距離を置いていました。でも、やっぱり書いておくべきだと思ったので書こうと思います。

 

 

 

 

スマスマの最終回、見ないつもりでいました、あまりに辛すぎたから。でも、どうしてか我慢できなくなって、途中から見はじめて、結局最後まで見ました。

最初見ないつもりでいたときでも、ずっと引っ掛かっていた、「世界に一つだけの花」。それを見たとき、一番に思った事は、「やっとSMAPSMAPの曲を歌っているところを見られた」です。そのことがが本当嬉しかったです。

でも、それぞれの表情を見せられて、中居くんの顔を、キムタクの顔を、吾郎さんの顔を、つよぽんの顔を、慎吾ちゃんの顔を、中居くんの手を見せられた時、悲しすぎるなと。本当に嬉しかったのに、最高に悲しかったです。どうして終わるのか、どうして笑顔で終われなかったのか、最後までわからずじまいだったなと。

 

思えば、今年ずっと渦中の中にいながらも、誰一人倒れることなく、今までSMAPでいてくれた5人には感謝しかありません。この期間、色々な方々の色々な意見、思い、推測を見てきました。その時に、「声を上げる」ことと「声を荒げる」ことの違いだとか、ひっそりと希望を持つことと期待を押し付けることの違いだとかを考えましたし、思いを発する以上自分も気をつけねばと反省したり、そうは言ってもやっぱり納得できなくて、本当のところどうなのか探ろうとしようとしたりしてきました。そういうものが、あの「世界に一つだけの花」を見て、静められたような、受け止めなきゃなと思わされたような気がしました。アイドルの彼らを愛しているので、あれだけ気持ちの渦巻いている、気迫のこもったパフォーマンスを見たら、歌って踊る姿を見たら、あれを締めに選んだのならば、私もけじめとして受け止めるべきなんだろうなと思いました。多分受け入れることはできなくても。

 

 

できることなら、SMAPの口から本当の、本当の思いを聞きたかった。テレビやネットで色々な憶測が飛び交う度に、知りもしないくせに勝手なことを言わないでくれ、と何度も思った。でも、私だって何も知らないやつなのだ。私の思いだって、憶測でしかありません。

ただ、時間は短くとも、私はSMAPファンとしてSMAPを見てきたし、SMAPが大好きだ。いつもと違う、なんて感覚論でしかないが、ファンだから、SMAPの見せてくれる姿だけを信じて来ているから、この終わり方に納得がいかないし、裏にあるものを考えてしまってしょうがないです。いつまでも華麗なる逆襲を待ってしまう。

 

 

今日を以てSMAPは解散します。でも、私は自分の中でSMAPを諦めないし、これからもSMAPという存在と共に過ごしていこうと思います。それぞれを見ることはできても、5人が揃ったところは、次いつ見られるのかわからないけれども。どうか5人が、SMAPでいたことを誇りに思ってほしいです。四半世紀以上も日本の時代と大衆に寄り添い続けたここまでのポップスター、アイドルはいません。それだけ大きな存在を消すことなんてできないから、これからもSMAPを好きでいようと思います。

 

 

 

「Last」、ラストという単語は、「最後の」、「最後」という意味があります。でも実は、この単語には「続く」という意味もあるのです。私の中でSMAPはまだ続いていく存在だから、これからもSMAPへ希望を持ちつづけていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またね、と会いたかったけど、一つの区切りとして。

 

 

SMAP、ありがとう。中居くん、キムタク、吾郎さん、つよぽん、慎吾ちゃん、ありがとう。皆さんの幸せを願います。SMAP、大好き!!

 

 

 

 

 

 

長野くんおめでとうございます、と、寂しさを感じた話

こんにちは。ひやチュウです。

 

 

前回はちょっと取り乱しました。失礼しました。改めて、長野博さん、ご結婚おめでとうございます。本当におめでたいです。

 

 

長野博さん、いいやもう博は私にとってのいわゆる「自担」と言うポジションの方です。私は自担が結婚をしたという、ジャニヲタ的には割と珍しい体験をすることになりました。ガチで叫びました。「えええええええええええええ?!」と。出かけ先の屋外で。一緒にいた友人に「今までで一番叫んでた」と飽きれられました。

 

 

まじでびっくりしました。しかし、ジャニヲタの友人たちには(修学旅行を経て奇跡的に増えた、二人)「ひやチュウ大丈夫?」と心配されましたが、意外と大丈夫でした。

 

博と歳が27歳離れているので、また、私のアイドルの応援スタンスは「私はあくまでもファン、彼らを見たい時に見たいように見る」が基本なので、正直そこらのことにどうとかいう気持ちは沸いて来ません。てかどうとか言うべきではない。

 

ベストアーティストを見ましたが、グループを超えて愛されているし、ファンに愛されているし、メンバーに愛されている。それを見れたので私は安心です。あと、主役に押し出されているのに慣れていなくてどうもどうもしまくってる姿を見て安心しました。何より、あの場の主役にして、誰より丁寧に紳士に話していて、その佇まいが私の見てきたV6の長野博、だったので、私はまだ彼を追いかけることを許されている、追いかけることができると思えました。だから、私の担当はこれからもきっとV6の長野博さんです。そんなのどうこう以前に、博が一番好きなんだから、担当は変わらないです。

 

 

 

 

 

 (ここから私のうじうじした気持ちが書き連ねられます、そういうのを見たくない方は読まないようにしてください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、寂しさの話です。私は、博が結婚したことで、何か離れていっちゃったなあ、ああ寂しいなあ、と感じたという気持ちはないです。いや、ないと思います。なんか、その冷めた感じの見方に自分で寂しいなと思いました。

私は、ジャニヲタをしていく上で彼らからは喜びや楽しさを享受したいと考えてヲタクをしているので、基本TV上、ステージ上以外の姿にさほど興味がありません。また、楽しくなくなる情報は、防御本能のようにカットしています。嫌な思いをされる方がいたら申し訳ないのですが、例えばフライデーなどをされたのを知ると、結構あっさりフェードアウトします。ですが、帰ってくるのも割と早いです。他のジャニヲタと話していて、その子は長野くん担ではないのに私よりも悲しんでいて、そういうもんなのか、とか多分どうして彼を担当としている私よりも悲しんでいるのか、とか、悲しくならないのってどうなんだろう、と、何となく熱量の差を目の当たりにした気がしました。DDという、誰にでもふらふら移る自分が初めてどうなんだろうかと思いました。この応援スタンスに、軽さを感じて。

 

 

いやあ、自担の結婚ってすごい複雑な気持ちになります。いくらDDとは言えど、やはり長野くんは担当です。今までだらだらと書いてきたことも、改めて読み返すと、結局結婚したことへの寂しさもしっかり感じているのだと思います。安心して追いかけていたのが、環境が大きく変わったので。ジャニヲタをしていて疲れないように、のスタンスに打撃をくらった感じです。びっくりしたもん。

 

 

 

 

はい、これで以上です!!書いてちょっと整理できました。驚いたし複雑に思いましたが、でも一番は本当におめでとうございますの気持ちです。あなたの人生がさらに幸せなものになるように、陰ながら祈ります。そしてできたらこれからも私たちにV6として幸せをくれたら嬉しいことこの上ないです。

 

 

長野博さん、ご結婚本当におめでとうございます。

 

 

 

NEWSのファンタジー

こんにちは。ひやチュウです。だいぶ前ですが、NEWS担の子にWhiteのライブDVD借りて、小山さんのロメオのPV見ました。どういう設定なのか全く知らずに見たのですが、あのストーリーって「嫉妬深く狂おしいほどあの女性を愛している小山さんと、その重過ぎる愛と束縛に恐怖と疲れを感じ死を選んだ女性、二人の悲劇」の話だと思ってました。束縛男コヤマ。激重コヤマ。合ってますかね?

 

 

少クラプレミアムの、ダイノジ大谷さんプロデュースのPREMIUM SHOW。「NYARO」以外、初めて聴いた曲でした。それでも本当に楽しかったです。ああいう弾け方を見たことがなかったので、面白いと思いました。

 

そのショーの前、大谷さんによるセトリプレゼンが、非常に面白かったです。NEWSをよく知っていて、尚且つNEWSを愛していなければ出来ない話、考えられないセトリだなと思いました。そして、プレゼンの中で大谷さんの言っていた言葉に、今回のテーマを考えるきっかけがありました。

 

 

 

NEWSはファンタジーをずっとやってきて、物語性を出さなかった。そして24時間テレビで物語を見せた

こんな内容のことを言っていました。

 

 

 

「NEWSのファンタジー」って何だ?

 

...ということで、今回は「NEWSとファンタジー」について私の考えたことを書きます。勝手に喋っているだけですので、至極真剣に考えて書いていますがどうか間に受けないでください。では。

 

 

 

 

 

 

この話題を自分のなかで考えた時、NEWSのファンタジーというのは、NEWSの曲、特にも造語の曲タイトルがその一翼を担っていると思います。そして、そんなNEWSの曲たちを、NEWSの4人が歌うことこそが、ジャニーズっぽさよりもNEWSらしい、ファンタジーを作り上げているのです。

 

 

4人以降のAL、「NEWS」「White」「QUARTETTO」しか持っていないので、そして4人になって「ファンタジー」が生まれたと考えるので、この3枚から話します。

この3枚の中で、造語だろうと私が思う曲タイトルは、

 

  「ポコポンペコーリャ

  「チャンカパーナ

  「NYARO」

  「愛言葉」

  「チュムチュム

 

です。また、造語ではなくとも、何かすげえなと感じたのは、

 

  「渚のお姉サマー」

  「ベサメ・ムーチョ~狂おしいボレロ~」

  「KAGUYA

  「BYAKUYA」

  「NEWSKOOL」

  「四銃士

 

です。造語だとより顕著になりますがトンチキみが凄い。ポコポンペコーリャとか最初読めなかったもん。

 

曲タイトルと詞の世界観がマッチしたときの快感が好きなので、既存の単語一語のタイトルも大好きです。NEWSだと「シリウス」とか。

しかし、NEWSの曲によるNEWS感というのは、上にある造語系や何かすげえ系のような、普通に生活したらまず使わない・そもそも出会わない言葉、曲から生まれると思います。

 

 

ジャニーズらしい曲というのは、曲中に「君」の居場所があることが多いもんだと思っています(もちろん私が勝手に思ってるだけです一概に言えませんすいません)。この要素が、NEWSの上記の曲は「君」の割合は薄めで、さらに君の相手である「僕」よりも、その曲での世界そのものが歌われているように思います。完全に叙事に振りきっている訳ではなくとも、どこか情景描写っぽさを感じました。

 

「君」、つまり受け取り手、我々の入る隙がなくなった曲たちによって、ファンタジー=幻想世界は成立します。この幻想を作ったのは曲たち、そしてNEWSです。あまりにもNEWSを確立しているから、ジャニーズっぽさとか、そういうNEWS以外のものが入りにくいのかなと思います。

 

 

 

 

ここからは、NEWSのファンタジー、そして大谷さんの言っていたNEWSのもう一つの要素、「物語性」はどう関係しているのか、また3枚のALから考えていきます。

 

 

 

「NEWS」、これは物語とてもを包えているALです。「4+FAN」でファンへ向かい、「渚のお姉サマー」~「HIGHER GROUND」でカラフルに、そして全てを照らす、力強く明るい「チャンカパーナ」。

その「チャンカパーナ」のカップリング曲、NEWSの物語を、強く大きく語る「フルスイング」、その後に続く「CRY」。フルスイングの後にCRYを持ってきた流れが、NEWSを語っているなと思いました。明るさや強さの中に、少しだけ本音を零していった、そういうALだと思います。

 

続く「White」は、明るい、というより、より鋭いALです。「KAGUYA」というSG、そして「BYAKUYA」という曲の存在がこのALの在り方を固めたと思います。また、「愛言葉」という笑顔で愛のメッセージをファンに向けて歌い、そこからのソロで、NEWSはNEWSの思いを表現しています。

 

「QUARTETTO」では、AL曲の一つとして、このAL、NEWSの世界観を構成する1曲として「四銃士」や「チュムチュム」があります。またソロでは各々の世界が確立していきます。

そして、前2作の「フルスイング」「愛言葉」のポジションに「ヒカリノシズク」があります。この曲で、NEWSは自身の物語から、NEWSが作った物語を歌うようになっていきます。

 

 

NEWSのALは、ポップで明るさがあります。しかし、特に「QUARTETTO」で感じたのですが、明るいのにどこか閉鎖的というか、NEWSに興味があれば曲やそれの発するストーリーなどの深さやメッセージを感じるけれど、そうではない人には、「NEWSっぽい」という明るさだけが届くような、ある意味聴く人を選ぶようなところがあるように感じました。

ここで言った「閉鎖的」とは、他のものは入れない、つまりはNEWSの世界が確立している状態のことです。そして、そのNEWSWの世界こそがファンタジーであると思うのです。

私の思う「ファンタジー」を説明するのは、言葉にするのは難しいのですが、ファンタジーを作り上げている曲、というので、NEWSの曲以外でパっと思いついたのが、嵐の「Face Down」です。これは大野くんのドラマのタイアップ曲ですが、これのように、曲の中で既に世界観があって、歌い手に歌われることによって完成する、そんな曲です。

 

 

で、NEWSのファンタジーというのは、

 

俗に言う「トンチキ」の一言でファン、以外、もしくはファンにでさえも言われるような「チャンカパーナ」「チュムチュム」のようなブっ飛んでいる曲の印象

 

各ALに入っている「フルスイング」「愛言葉」のようなNEWS自体の、そして「ヒカリノシズク」という、新たに生まれたジャンル、NEWSが語る「物語」を持つ曲の印象

 

 

という二つから成るまとまりであり、物語を抱えながらも明るくポップであるNEWSという世界だと思っています。

 

ファンタジーはポップで明るいです。一方物語は悲しさだって含み、色々が渦巻くものです。この二つが同時に存在すると、リアルそうなファンタジーが出来上がると思います。だから、大谷さんが言っていた、NEWSがやったことがないのは、伝えて来なかったのは「ブチ上げ」、客も参加する形だというのは、とても正しい、そうだなと思ったのです。

 

 

 

ここまでひたすら、NEWSの、主に曲の持つ物語性とファンタジーについて勝手に考察してきましたが、ここからは、この二つを抱えるNEWSと、ファンとの関係についてです。

 

 

 

4人は、個人だとそれぞれ外を向いているのに、NEWSとして表現をするとき、それが最も現れるであろう曲やALでは、意識してかどうかは、または狙ってかどうかはわかりませんが、全員がNEWSという内へ向かう、NEWSで冒険しよう!!よりも創り上げよう!!に近い方を選んでいるような気がします。テレビやライブなどで人の前で歌うときには表、外へ向かっていますが、世界観を作るときは、こちらの感覚に近いと思います。

これだけ確立した、そして独特な閉鎖感とも言える空気を纏うNEWSを追いかけるというのは、彼らの世界を共に見ることに繋がると思います。見ている世界はファンタジーである訳ですから、NEWSはファンを含めて彼らのファンタジー、彼らの世界の内へ内へ向かっていく感覚に近いと思います。この内へ行く感じが、閉鎖感、NEWSのファンタジーっぽさを作り上げているのかなーと、思いました。

 

 

最初の方で言った、NEWSはジャニーズっぽさが薄い、というのは、NEWSはNEWS色があまりに強すぎるということ、そしてその強さは別に押し付けがましくはないのです。ジャニーズの曲はポップスです、ポップスは大衆へ向けられたもののはずですが、NEWSの曲は、NEWSを知るファンが聴くと、彼らの物語、それはNEWS自身のものであり、NEWSの語る物語でありますが、それらが見えることでファンタジーを見ることができる。しかし、そこまで知っている訳ではない人には、いいポップス、おもしろいポップスに聞こえる。この、大衆への対応力とファンへの、ファンとNEWSとのファンタジーの共有のバランスが絶妙なのだと思います。

 

 

 

 

 

以上で、私の考察というか考えたことレポートは終了です。楽しかった!!やっぱ言葉にするとすっきりします。ポップとファンタジーと物語という言葉に引っ掛かって、その勢いだけで書いたのですが、NEWSらしさ、NEWSのもつファンタジー性について何となく自分のなかで整理できた気がします。大谷さんありがとうございました!!

 

 

というのを、親が入れた入浴剤のお陰で、ゴボウの香りの風呂に入ったDDからでした。もう気分は煮物です。