光を見ている

まるっと愛でる

長野くんおめでとうございます、と、寂しさを感じた話

こんにちは。ひやチュウです。

 

 

前回はちょっと取り乱しました。失礼しました。改めて、長野博さん、ご結婚おめでとうございます。本当におめでたいです。

 

 

長野博さん、いいやもう博は私にとってのいわゆる「自担」と言うポジションの方です。私は自担が結婚をしたという、ジャニヲタ的には割と珍しい体験をすることになりました。ガチで叫びました。「えええええええええええええ?!」と。出かけ先の屋外で。一緒にいた友人に「今までで一番叫んでた」と飽きれられました。

 

 

まじでびっくりしました。しかし、ジャニヲタの友人たちには(修学旅行を経て奇跡的に増えた、二人)「ひやチュウ大丈夫?」と心配されましたが、意外と大丈夫でした。

 

博と歳が27歳離れているので、また、私のアイドルの応援スタンスは「私はあくまでもファン、彼らを見たい時に見たいように見る」が基本なので、正直そこらのことにどうとかいう気持ちは沸いて来ません。てかどうとか言うべきではない。

 

ベストアーティストを見ましたが、グループを超えて愛されているし、ファンに愛されているし、メンバーに愛されている。それを見れたので私は安心です。あと、主役に押し出されているのに慣れていなくてどうもどうもしまくってる姿を見て安心しました。何より、あの場の主役にして、誰より丁寧に紳士に話していて、その佇まいが私の見てきたV6の長野博、だったので、私はまだ彼を追いかけることを許されている、追いかけることができると思えました。だから、私の担当はこれからもきっとV6の長野博さんです。そんなのどうこう以前に、博が一番好きなんだから、担当は変わらないです。

 

 

 

 

 

 (ここから私のうじうじした気持ちが書き連ねられます、そういうのを見たくない方は読まないようにしてください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、寂しさの話です。私は、博が結婚したことで、何か離れていっちゃったなあ、ああ寂しいなあ、と感じたという気持ちはないです。いや、ないと思います。なんか、その冷めた感じの見方に自分で寂しいなと思いました。

私は、ジャニヲタをしていく上で彼らからは喜びや楽しさを享受したいと考えてヲタクをしているので、基本TV上、ステージ上以外の姿にさほど興味がありません。また、楽しくなくなる情報は、防御本能のようにカットしています。嫌な思いをされる方がいたら申し訳ないのですが、例えばフライデーなどをされたのを知ると、結構あっさりフェードアウトします。ですが、帰ってくるのも割と早いです。他のジャニヲタと話していて、その子は長野くん担ではないのに私よりも悲しんでいて、そういうもんなのか、とか多分どうして彼を担当としている私よりも悲しんでいるのか、とか、悲しくならないのってどうなんだろう、と、何となく熱量の差を目の当たりにした気がしました。DDという、誰にでもふらふら移る自分が初めてどうなんだろうかと思いました。この応援スタンスに、軽さを感じて。

 

 

いやあ、自担の結婚ってすごい複雑な気持ちになります。いくらDDとは言えど、やはり長野くんは担当です。今までだらだらと書いてきたことも、改めて読み返すと、結局結婚したことへの寂しさもしっかり感じているのだと思います。安心して追いかけていたのが、環境が大きく変わったので。ジャニヲタをしていて疲れないように、のスタンスに打撃をくらった感じです。びっくりしたもん。

 

 

 

 

はい、これで以上です!!書いてちょっと整理できました。驚いたし複雑に思いましたが、でも一番は本当におめでとうございますの気持ちです。あなたの人生がさらに幸せなものになるように、陰ながら祈ります。そしてできたらこれからも私たちにV6として幸せをくれたら嬉しいことこの上ないです。

 

 

長野博さん、ご結婚本当におめでとうございます。

 

 

 

NEWSのファンタジー

こんにちは。ひやチュウです。だいぶ前ですが、NEWS担の子にWhiteのライブDVD借りて、小山さんのロメオのPV見ました。どういう設定なのか全く知らずに見たのですが、あのストーリーって「嫉妬深く狂おしいほどあの女性を愛している小山さんと、その重過ぎる愛と束縛に恐怖と疲れを感じ死を選んだ女性、二人の悲劇」の話だと思ってました。束縛男コヤマ。激重コヤマ。合ってますかね?

 

 

少クラプレミアムの、ダイノジ大谷さんプロデュースのPREMIUM SHOW。「NYARO」以外、初めて聴いた曲でした。それでも本当に楽しかったです。ああいう弾け方を見たことがなかったので、面白いと思いました。

 

そのショーの前、大谷さんによるセトリプレゼンが、非常に面白かったです。NEWSをよく知っていて、尚且つNEWSを愛していなければ出来ない話、考えられないセトリだなと思いました。そして、プレゼンの中で大谷さんの言っていた言葉に、今回のテーマを考えるきっかけがありました。

 

 

 

NEWSはファンタジーをずっとやってきて、物語性を出さなかった。そして24時間テレビで物語を見せた

こんな内容のことを言っていました。

 

 

 

「NEWSのファンタジー」って何だ?

 

...ということで、今回は「NEWSとファンタジー」について私の考えたことを書きます。勝手に喋っているだけですので、至極真剣に考えて書いていますがどうか間に受けないでください。では。

 

 

 

 

 

 

この話題を自分のなかで考えた時、NEWSのファンタジーというのは、NEWSの曲、特にも造語の曲タイトルがその一翼を担っていると思います。そして、そんなNEWSの曲たちを、NEWSの4人が歌うことこそが、ジャニーズっぽさよりもNEWSらしい、ファンタジーを作り上げているのです。

 

 

4人以降のAL、「NEWS」「White」「QUARTETTO」しか持っていないので、そして4人になって「ファンタジー」が生まれたと考えるので、この3枚から話します。

この3枚の中で、造語だろうと私が思う曲タイトルは、

 

  「ポコポンペコーリャ

  「チャンカパーナ

  「NYARO」

  「愛言葉」

  「チュムチュム

 

です。また、造語ではなくとも、何かすげえなと感じたのは、

 

  「渚のお姉サマー」

  「ベサメ・ムーチョ~狂おしいボレロ~」

  「KAGUYA

  「BYAKUYA」

  「NEWSKOOL」

  「四銃士

 

です。造語だとより顕著になりますがトンチキみが凄い。ポコポンペコーリャとか最初読めなかったもん。

 

曲タイトルと詞の世界観がマッチしたときの快感が好きなので、既存の単語一語のタイトルも大好きです。NEWSだと「シリウス」とか。

しかし、NEWSの曲によるNEWS感というのは、上にある造語系や何かすげえ系のような、普通に生活したらまず使わない・そもそも出会わない言葉、曲から生まれると思います。

 

 

ジャニーズらしい曲というのは、曲中に「君」の居場所があることが多いもんだと思っています(もちろん私が勝手に思ってるだけです一概に言えませんすいません)。この要素が、NEWSの上記の曲は「君」の割合は薄めで、さらに君の相手である「僕」よりも、その曲での世界そのものが歌われているように思います。完全に叙事に振りきっている訳ではなくとも、どこか情景描写っぽさを感じました。

 

「君」、つまり受け取り手、我々の入る隙がなくなった曲たちによって、ファンタジー=幻想世界は成立します。この幻想を作ったのは曲たち、そしてNEWSです。あまりにもNEWSを確立しているから、ジャニーズっぽさとか、そういうNEWS以外のものが入りにくいのかなと思います。

 

 

 

 

ここからは、NEWSのファンタジー、そして大谷さんの言っていたNEWSのもう一つの要素、「物語性」はどう関係しているのか、また3枚のALから考えていきます。

 

 

 

「NEWS」、これは物語とてもを包えているALです。「4+FAN」でファンへ向かい、「渚のお姉サマー」~「HIGHER GROUND」でカラフルに、そして全てを照らす、力強く明るい「チャンカパーナ」。

その「チャンカパーナ」のカップリング曲、NEWSの物語を、強く大きく語る「フルスイング」、その後に続く「CRY」。フルスイングの後にCRYを持ってきた流れが、NEWSを語っているなと思いました。明るさや強さの中に、少しだけ本音を零していった、そういうALだと思います。

 

続く「White」は、明るい、というより、より鋭いALです。「KAGUYA」というSG、そして「BYAKUYA」という曲の存在がこのALの在り方を固めたと思います。また、「愛言葉」という笑顔で愛のメッセージをファンに向けて歌い、そこからのソロで、NEWSはNEWSの思いを表現しています。

 

「QUARTETTO」では、AL曲の一つとして、このAL、NEWSの世界観を構成する1曲として「四銃士」や「チュムチュム」があります。またソロでは各々の世界が確立していきます。

そして、前2作の「フルスイング」「愛言葉」のポジションに「ヒカリノシズク」があります。この曲で、NEWSは自身の物語から、NEWSが作った物語を歌うようになっていきます。

 

 

NEWSのALは、ポップで明るさがあります。しかし、特に「QUARTETTO」で感じたのですが、明るいのにどこか閉鎖的というか、NEWSに興味があれば曲やそれの発するストーリーなどの深さやメッセージを感じるけれど、そうではない人には、「NEWSっぽい」という明るさだけが届くような、ある意味聴く人を選ぶようなところがあるように感じました。

ここで言った「閉鎖的」とは、他のものは入れない、つまりはNEWSの世界が確立している状態のことです。そして、そのNEWSWの世界こそがファンタジーであると思うのです。

私の思う「ファンタジー」を説明するのは、言葉にするのは難しいのですが、ファンタジーを作り上げている曲、というので、NEWSの曲以外でパっと思いついたのが、嵐の「Face Down」です。これは大野くんのドラマのタイアップ曲ですが、これのように、曲の中で既に世界観があって、歌い手に歌われることによって完成する、そんな曲です。

 

 

で、NEWSのファンタジーというのは、

 

俗に言う「トンチキ」の一言でファン、以外、もしくはファンにでさえも言われるような「チャンカパーナ」「チュムチュム」のようなブっ飛んでいる曲の印象

 

各ALに入っている「フルスイング」「愛言葉」のようなNEWS自体の、そして「ヒカリノシズク」という、新たに生まれたジャンル、NEWSが語る「物語」を持つ曲の印象

 

 

という二つから成るまとまりであり、物語を抱えながらも明るくポップであるNEWSという世界だと思っています。

 

ファンタジーはポップで明るいです。一方物語は悲しさだって含み、色々が渦巻くものです。この二つが同時に存在すると、リアルそうなファンタジーが出来上がると思います。だから、大谷さんが言っていた、NEWSがやったことがないのは、伝えて来なかったのは「ブチ上げ」、客も参加する形だというのは、とても正しい、そうだなと思ったのです。

 

 

 

ここまでひたすら、NEWSの、主に曲の持つ物語性とファンタジーについて勝手に考察してきましたが、ここからは、この二つを抱えるNEWSと、ファンとの関係についてです。

 

 

 

4人は、個人だとそれぞれ外を向いているのに、NEWSとして表現をするとき、それが最も現れるであろう曲やALでは、意識してかどうかは、または狙ってかどうかはわかりませんが、全員がNEWSという内へ向かう、NEWSで冒険しよう!!よりも創り上げよう!!に近い方を選んでいるような気がします。テレビやライブなどで人の前で歌うときには表、外へ向かっていますが、世界観を作るときは、こちらの感覚に近いと思います。

これだけ確立した、そして独特な閉鎖感とも言える空気を纏うNEWSを追いかけるというのは、彼らの世界を共に見ることに繋がると思います。見ている世界はファンタジーである訳ですから、NEWSはファンを含めて彼らのファンタジー、彼らの世界の内へ内へ向かっていく感覚に近いと思います。この内へ行く感じが、閉鎖感、NEWSのファンタジーっぽさを作り上げているのかなーと、思いました。

 

 

最初の方で言った、NEWSはジャニーズっぽさが薄い、というのは、NEWSはNEWS色があまりに強すぎるということ、そしてその強さは別に押し付けがましくはないのです。ジャニーズの曲はポップスです、ポップスは大衆へ向けられたもののはずですが、NEWSの曲は、NEWSを知るファンが聴くと、彼らの物語、それはNEWS自身のものであり、NEWSの語る物語でありますが、それらが見えることでファンタジーを見ることができる。しかし、そこまで知っている訳ではない人には、いいポップス、おもしろいポップスに聞こえる。この、大衆への対応力とファンへの、ファンとNEWSとのファンタジーの共有のバランスが絶妙なのだと思います。

 

 

 

 

 

以上で、私の考察というか考えたことレポートは終了です。楽しかった!!やっぱ言葉にするとすっきりします。ポップとファンタジーと物語という言葉に引っ掛かって、その勢いだけで書いたのですが、NEWSらしさ、NEWSのもつファンタジー性について何となく自分のなかで整理できた気がします。大谷さんありがとうございました!!

 

 

というのを、親が入れた入浴剤のお陰で、ゴボウの香りの風呂に入ったDDからでした。もう気分は煮物です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたとあたし

こんにちは。ひやチュウです。寒いっすね。寒くなると道ゆく人のカプウ率、いえ、カップル率が上がって心がより一層凍えて来ます。私は菩薩を目指しているので、彼らとすれ違うときにはなるべく「そうさあくまでも微笑ましい!!心がハートフル!!」と思うように自己暗示をかけているのですが、やっぱり無理でした。嫉妬というか、とにかく自分が悲しい。別にそういう空間を壊そうとは思いませんが、マキシマムザホルモンの「恋のスペルマ」歌ってやろうかなとはちょっと思いました。

 

 

 

 

さて、おそばせながら、SONGSのKinki Kids回、ご覧になりましたか?もうね、NHKに脚向けて寝られません。

で、あれを見て、改めて「愛のかたまり」の良さというか、すごさを思い知りまして。いや、Kinki Kidsの奇跡みにやられまして、今更ではありますが、感想とか、「愛のかたまり」好きだなあとか、その辺諸々を書きなぐりたいと思います。全くタイムリーな内容ではありませんが、どうぞ軽い気持ちで眺めてやってください。

 

 

まず、最初に「硝子の少年」を見て感じたことです。イントロで、腕をクルクル回す振りの前、停止しているところ、光一さんは膝の角度まで固定して、微動にせずにいるのに対し、剛さんは音にノり、リズムにのって動いていました。この差っておもしろいな、と思っていたのですが、後に出てくるライブリハで、何も決まっていないのが、光一さんは「怖い」、剛さんは「楽しい」と捉えているようで、全く正反対で。ソロになると、更に差は如実なものになり、光一さんのソロは「音楽を視覚化」、つまり一目でわかるものへ昇華させたパフォーマンスを、緻密な計算で以って作り上げていて。一方剛さんのソロは、自分を表現する上で音楽は「感じるもの」であり、むしろ一見しただけで理解される、わかりやすいものはあまり使いたくなさそうだなと。だから、わかりやすいポップスではなく、ファンクという手法を選んだのだろうなと思ったりしました。

これは完全に邪推ですが、剛さんって反骨心というか、10代の、若い時に感じていた「大人への反抗心」をずっと抱えていそうだなと。「どうして?」という気持ちを、「なんでこうしなくてはならないんだ」という苛立ちへ敏感に感じ取って変換させていそうだなと。

 

こういうのもあって、剛さんのソロは、観客≧自分たちのような、割と広いところへ向けた表現だなと思います。その場の空気やノリを自分も感じ、共有するべき、そして、そのバンドや観客たちといる一つの空間でも、自分が「堂本剛」である以上、その場の中心に立たなくてはならない、と自然に中心に立っているように感じました。

光一さんは、多分観客がいる以上は、観客>自分です。光一さんにとってライブやショーはあくまでも自分が観客へ見せるもの、という悪い意味ではなくショーへの観念がガッチガチな感じだなと。観客に踏み込ませない代わりに完璧なものを提供するものだと思っているのだろうな、と思いました。

 

 

そして、一人だと表現への考え方が全く正反対な二人が、一方が作曲を、もう一方が作詞をして生まれた曲が「愛のかたまり」です。SONGSを見るまでは、何となく、恋愛ソングかな~と軽く思っていました。全くもってそんなことなかったです。以降、激重深読み野郎が色々喋ります。要約すると「尊い」に四文字に集約されるので、読んだことにして飛ばしてくださって全然オッケーです。重いヲタクの気がある方はどうか、軽い気持ちでどうぞ。

 

 

 

 

この曲は、間違いなく「二人の間だけの歌」です。1番は、あなたを追いかけてしまうあたしの歌(と私は解釈しています)ですが、2番になると、これがもう、キンキを知っていると、ヲタク心が燃え上がってしまうんだなあ。Kinki Kidsのことを歌っているようにしか聴こえません。

 

 

どんなにケンカをしても 価値観のずれが生じても 

1秒で笑顔作れる 武器がある あたしたちには

 

2番の一節ですが、この部分はこの曲で唯一恋愛から遠いところにあるような気がします。恋愛というより、相手を思う気持ちってこうなんだよ、と言っているような。

 

歌詞を見るまでは、「武器」を「とき」だと思っていたのですが、武器と知ってからよりキンキのことだわあと思いました。武器って相手に対して使うものじゃないですか。武器があるということは、「二人VS誰か」もしくは「あなたVSあたしの対峙」なのかなと。

武器をとる、または持っているというのは、経験のことなのか、相性のことなのか。どれにしろ、二人で、二人だけでないと生まれません。1番で、平熱であなたにすがるあたし、が描かれていて、とことん二人以外が排除されて、閉鎖的になっているのが、ここからさらに閉じこもった世界になっていくように思います。あと、このあたりの間奏で鳴っているギターも閉塞感たっぷりに響いていて、よりキンキ感があるなと思いました。

 

 

そして、

変わっていく あなたの姿

どんな形よりも愛しい

 

の歌詞です。キンキやべえと思ったのはここです。

変わっていくあなたの姿が、どんなあなたの形よりも愛おしい。「形」は決まったもの、「姿」は変わり行くものです。恋愛であれキンキのことであれ、相手にそこに留まることを望んでいないのです。ずっと一緒にいる、いたい相手にどんな美しい形になったとしてもそれを留めないで、変わっていってね、そう言っているのです。ここの歌割りは光一さんです。剛さんが、SHOCKを「やり続けて」いる光一さんにあてたメッセージだと思ったら、もうヲタクは崩れ落ちました。すごいなあ。ずっと二人組ゆえに、中々キャラクターなどの変化を作りづらいだろうに、変わらないものを抱えるのが条件としてありながら、それでも動き続けることを、一人の相手へ向けて言ったのか。この思いを共有しあっているKinki Kidsは、やっぱり二人ぼっちを歩き続けて来たのだな、と思いました。

 

 

この曲は、歌詞を見るとなんてキンキのことを歌った曲なんだ、と思わされたのですが、同時にしっかり「あなたとあたしの歌」であるのです。そこのすり替えが非常に上手く、そしてその二人以外は到底入れない世界が確立しているのです。これを作った二人は、一人だと互いに全く違う世界を持っているのに、その二人で作った曲は、もう二人だけの居場所となっている。相手を恋い焦がれるように思い続け、静かにメッセージをたたえるこの曲を改めて好きになった、そしてずっと、二人でやってきたKinki Kidsが好きになったと、そう思いました。

 

 

 

シンメに尊さを感じるのって、少なからずこういう二人だけの世界を持っているからだよなあと。「二人」って不思議な魅力がありますね。そして、キンキへの思いが見事にバーニングアップした私は、Endless SHOCKの申し込みを、このご時世ハガキで無事済ませたのでした。はて、当選するかね。まだ親に言ってないし。ウホォ全部引っくるめて怖い。

 

関係ない話ですが、今回の下書きはまた数学のノートに書いていたのですが、わたくしちょっとテストのお点が悪くて、40人弱のクラスから精鋭部隊に選ばれて、10人しかいないコースに突っ込まれまして。必死にこの下書きを書いていたら、先生に「黒板見ろー」と見事に目を付けられました☆内職の時間返して☆割と顔整ってる人だけど松岡修造を薄めた感じの先生だからツライ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャニヲタ、初めてドル誌を買(ってもら)う

こんにちは。ひやチュウです。

 

遡ること約2ヵ月。JUMP担の友人との会話です。

友人「ひやチュウってどの雑誌が好き?」

私「(なにその急な質問)...雑誌ってドル誌?」

友人「うん」

私「(これは私を試しているのか?もしかして今ジャニヲタとしてなんか危ない瀬戸際にいるのか?正解は何?誰かタスケテ)」

というのを、時間にして2秒でしょうか、しかしたっぷり考えた末、私の捻り出した答えは、

 

「うーん、う、WINK UPとか?(何となく言ってみたけど合ってるのか?さあいざ来いファイナルアンサー?!)」

「何か雑誌っぽいし」

友人「WINK UPいいよねー、王道っぽいもんねー」

私「ねー」

 

最後の方は黙殺されましたが、キョドった私に優しい対応、ありがとう。

 

 

 

そして、私の誕生日。その友人が満面の笑みで、

友人「誕生日おめでとう!!学校で開けるとニヤつきが止まらなくなるから家で開けてねー!!」

そして渡された、明らかに本の形になっている包装紙。いくらボーっとチャリを漕いでいて標識に顔からぶつかったことのある鈍い私でも、期待のボルテージが上がります。待ち切れず部室で開けると、

 

      

         
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WINK UP先生がいらっしゃいました。という、仮にも17歳JKのバースデイとしてはヲタクが過ぎると一瞬思いましたが、ジャニヲタとしては100点のプレゼントをいただきました。ヲタクの闇を感じた気がしないでもありませんが、流星くんが爆イケすぎるから何も言いません。いや嬉しかった!!ありがとね友よ!!ちなみに、今月誕生日の彼女に、私はセクゾの「よびすて」をあげました。ジャニヲタレベルはもうどっこいどっこいです。

 

ジャニヲタを1年やっていながらドル誌を買ったことがないのにはちゃんと理由がありまして。収集癖があるので、一回買ったらやめられなくなりそうだったり、単純に金がねェ!!だったり。あと、私は動いている、歌って踊っている彼らが好きであるのであって、言われてポーズを取っているのはあんまり興味の対象ではないかな、と。雑誌を買うならCD買いたい。と思っていたのですが、

 

ドル誌は素晴らしいですよ、皆さん。

 

700円でこの情報量とかわいさとかっこよさと萌えはお釣りどころか余分に払いたいくらいだぜ持ってけドロボー!!と、初めてのドル誌にテンション上がった私によるドル誌レポです。ドル誌レポって何やねん...今回は、WINK UP2016年11月号を一緒に読むと、実況動画みたいな感じで読めると思われます。

 

 

 

[ドル誌を読んでびっくりしたこと]

 

①あの子もいる、この子もいる

まさか大西風雅くんに再び会えるとは(まいジャニで見たって話です)。デビュー組ももちろんいるけど、なにしろJr.がいっぱいいる。こんな小さいJr.もお仕事してるんだよな...しっかりしなきゃ...と戒められました。あ、君らがClassmate Jか...

 

②目次がない

確かに、ひたすら人名が並ぶ目次は異様の極みだけども、どうやって探すの?ジャニヲタって超能力習得してるの?だから、全ぺージぱーっと見て、止まらなくなるね。

 

③超絶ファンシーやな

合法で少年たちに白衣着せたり切なさ表現させたり制服コーデさせたり枕投げに夜通しおしゃべりの世界観を、こう言わずして何と言いましょう。ありがとうございます私切なさ表現のやつ癖にどストライクです!!そして、

 

④その「ー」はなんだ

「こーた」「ゆーり」「ゆーや」、「しょーた」「りょーへい」...いやゆーやって誰やねん。あ、ゅぅゃか。下の名前+ひらがなって萌えなんですかね。私むしろ漢字表記の方が好きなのでわからないんですけど。

 

 

 

こっからは、ページを追ってだらだら書いていきます。本当にだらだらと。

 

 

 まずページを開くと知念さんとキスマイポスター。ちいちゃんかわうぃー。そこから重岡&流星くん、キスマイJUMPジャニーズWEST、NEWSセクゾA.B.C-Z。デビュー組だけでもこんなにいるなんて。「ありたか」コンビに萌えたちょろいヲタクがここに一匹増えました。ゅぅゃこの顔、このキャラで3月生まれとか。もう全てがギャップです。

ジャニストはあれっす、

淳太ー!!美人ー!!

のんちゃーん!!バブーい!!

照史ーー!!付き合ってーー!!

 

と軽率に叫びたい。最後のはふざけましたすいません。いやイケ具合がすぎて本気の心の声だけども。失礼しましたサーセン。

 

セクゾちゃんは、もうこういう白い衣装だとただただ勝利くんの顔が美しい事実を突きつけられます。拝観料払う?値上げしちゃう?(ヤメテ)風磨くんのコメント、どことなく厨二臭がして微笑ましいとか思う私はババアの気が若干あります。ハイ

 

えびちゃん、何か色々なテーマで撮影してるらしいけど、これ大正解!!カッコイイ!!特に塚ちゃん!!黒衣装だと金髪が映えていいし、横顔も後ろ姿もかっこいい。無論正面も素晴らしい。衣装的にはふみとのくらいバッサバッサしてるのが好みです。とっつーは安定のかわいい顔です。

 

 

 

そして未知との遭遇、Jr.ゾーンです。少クラみてるから顔と名前はあらかたわかってるつもりですが(出ましたジャニヲタの闇)、ちゃんと対面ということで、緊張しております。いざっ。

 

Mr.KING。はいかわいい。まいジャニ見てたから紫耀くん廉くんは結構知ってるよな、と思っていたら海人くんに堕ちました。すごいかわいい。てかこんなイケメン部活にいねえわ。はい、わかってます彼らはジャニーズです。ジャニーズだからかっこいいんです。

 

Princeですね、はい。ねえ岩橋くんなんで名札チューリップなの...? 写真からでもわかるWゆうたのイケ具合。神宮寺くんのグループ末っ子特有ののびのび感がある気がして、好き(急)。

 

HiHi Jetはs付くの?(素朴な疑問)おお瑞稀くん!!えび座で見たよ!!大きくなったね...!!

 

SixTONES来ちゃいました。北斗くんこのまま歳とったら、イケてる30歳OLっぽい見た目になりそう。メンバーカラー決定してるのかわかんないけど、黒、すごくいいよ。...京本くん、じゃあ君は小学生のとき、チャボにミミズを素手であげたこともないな...?慎太郎くんが髪色落ち着いたら好きになる気がする。

 

Snow Man。ふっかさんて顔年齢が不明ですね。表情ですごく子供に見えて、不思議。あと阿部ちゃんは赤が似合うと思います!!お願いしますオノさん!!

 

Love-tune。先日ブログで書くくらいアツイ奴らだぜ☆やっぱり萩ちゃんCAWAII☆安井くんは、あれかなちょっと撮影にお邪魔した女の子かな?そして怜央くんの笑顔、最高。

 

関ジュ。大吾くんかわいい...。ホントにかわいいマジかわいいどうしよう。そうだ、ごちそうさん観よう。そして、まいジャニの影響でしょうか、うっすらと(と自分に自己暗示をかけて)Funky 8が気になるんですよね...どうします?大橋くんと今江くんが、何かもう、さあ。どうします?

 

 

 

ちょっと細かく書ける量越えたのでさらに雑になりますが、おっす宮近!!という心の中でナゾのノリなり、君らが松松...!!琳寧...!!

 

 

 

そして、レポやオフショット、個人やグループでの連載コーナー、読者コーナー、宣伝等です。まさかイノッチのコーナーがあるなんてびっくりぽん。とにかく、

 

ドル誌はいいぞ!!!!!

 

 

 

ほんといい。ではここで、私の勝手な好きだよ!!チョイスを。今月のベストショットは、P88の

 

『ピシっとイケてる玉ちゃんと、ピシッッ!!としすぎて七五三かな...みたいになってる勝利くん』

 

で、ベストコメントはP142、なんでも大調査より「Q:女子がブログなどにあげる料理写真で一番好印象なのは?」に対する、

 

『「和食。なんかリアルでいい」とドル誌でのたまわれた加藤シゲアキ

 

で、ベストオブツッコミを入れたいショットは、P90ドリボレポの宮田氏に対してで

 

『(微笑みがもはや)お母さん!!』

 

で、ベストオブ気になったJr.は

 

『ごめんなさいやっぱり松村北斗に敵わなねェ...』

 

 

でした。変なテンションにお付き合いいただき、ありがとうございました。今度一回、出演者全員オーバー35の特集、是非お願いします。表紙は79年組で待ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Love-tuneはいいぞ、すっげぇぞ

こんにちは。ひやチュウです。最近「部室で全力で『私のオキテ』を踊る」という夢を見ました。今日も私は元気です。

 

皆さんは、Love-tuneをご存知でしょうか。ええ、そうですラブトゥーンです。彼らはジャニーズJr.内で結成された7人組グループです。

私の彼らとの出会いは、例によって某チューブで少クラを見ていたとき、Prince、SixTONES、そしてLove-tuneの新オリジナル曲が披露されていて、順に見ていって「CALL」に出会ったのが始まりです。その「CALL」で、とてもLove-tuneに惹かれました。Love-tuneは面白いグループです。「CALL」で感じた、「Love-tuneってすごいよ!!」を、今回書きます。ヲタクのひとりごとです。

 

 

まず始めに言いたいのは、この「CALL」は、開始30秒でLove-tuneのよさ、力が表れています。それに気づかされたとき、とてもLove-tuneを面白く感じます。

Love-tuneのパフォーマンスは、歌とダンス、そしてバンドスタイルです。まるまるダンスでも、まるまるバンドでもやるみたいですが、この曲はバンドとダンスとを、1曲の中でやりきっています。

今までにも、曲のパフォーマンスにバンドを取り入れているグループが何組います。例えば関ジャニ∞です。彼らは、バンドでははっきり「かっこよさ」を魅せようとしています。そのかっこよさというのは、例えばすばるくんの、踊っているときはどこか飄々とした佇まいで、いい意味で仕事してます感があって(私はかっこいい「仕事してます感」が結構好物)、それがバンドになると全身全霊というか、かっこよさの種類が変わって、グループとしてのかっこよさの種類も雄々しくなるような、魅せるかたちも変わる気がします。そして、バンドをする=全員が違うことをすることで、個人がそれぞれのギラつきまでもをアピールを押し出しやすくなります。ダンスだと、基本同じ振りを踊るので、合わせることが必要になってくるのだと思いますが、バンドだと、ダンスだと出ない一人一人のかっこよさが生まれてくるのだと思います。

 

 

しかし、Love-tuneは、ジャニーズがバンドをやった」というイメージで見た人間の想像を超えた、新しいパフォーマンスを生み出しました。

個人的な話ですが、私は中学生をバンドの曲たち、サカナクションベボベ、名前を出せば「MUSICA」という雑誌を毎月買って、そこにいたバンドのCDをひたすらゲオで借りまくって、夜は「SCHOOL OF LOCK!」に捧げてきた、かつて厨二スピリットを抱えてきた人間です。ええ、今思い返せば私は立派な厨二だった。*1バンドに傾倒しまくって、バンドを愛していたので、ジャニーズがバンドをするのを見ていて、アイドルでしょ?楽器はバンドがやるから、踊っててよそれはあなたたちに求めてない、と違和感を感じていました。正直、ジャニヲタになってもやっぱジャニーズには歌って踊って欲しい、と思っていました。

「CALL」で Love-tuneは、バンドから始まり、楽器組が楽器を置いて全員でサビまで踊り、再び楽器を持ち、ギター、ベース、ドラム、キーボードに戻ったと思ったらバック転からの楽器組とヴォーカル組とのパフォーマンスで締めくくられています。Love-tuneのパフォーマンスは、そういう(といっても私個人の感想よ)ジャニーズがバンド云々というのを、逆にジャニーズだからできるパフォーマンスとしてバンドを取り込んでいるように思います。パフォーマンス全体を通して見たとき、バンドをしていようと、最後に行き着くのが「アイドル」というところなのです。バンドをやるというのは、アイドルとの差別化、という狙いもあるのでしょう。Love-tuneは、そこもダンスも取り込んで、1曲として不思議な統一感が生まれているのです。

確かに、煽りだったり動きだったりは、ジャニーズにはないうるささかもしれません。でも、バンドのライブに行ったことのある私的には、あれらにゴチャつきは感じず、むしろ演出っぽさもあるかもしれないなと思いました。アイドルとバンドという、対極にありそうなものをいっぺんにやってしまうのに、まとまりがあるように見えるんです。

 

 

あんな複雑なことをしていてゴチャつかないのは、めちゃめちゃパフォーマンスに関して打ち合わせや話し合いをして、練習してるんだろうなと。あれほどのレベルのバンドとダンスの入れ換えが何回もあるもんだから、びっくりしたわ。あんだけの完成度の高いパフォーマンスを作り上げられるのは、Love-tune7人に自分たちの完成形がしっかり、そして同じ形が見えていないと、とても出来るものではないと思います。

 

その中で、Love-tuneのスタイルを必死に表現しているのが、安井くんなんだろうなと思いました。

 

 

しっかり把握している訳ではないのですが、安井くんは、東京Jr.のまとめ役ポジションなんですかね?MCや話の振り方も上手いし、何よりパフォーマンスも自分の魅せ方も上手いですし、安井くんは器用な人なんだと思います。カウコンでアンダルシアに混ぜられても、ファンをがっつりゲット出来るだけのスペックを持っているんだろうなと思います。

そんなジャニーズのパフォーマンスに精通している彼が、バンドスタイルの所で頭を振ったりシャウトやヘドバンをして、ラストも立て膝をついて、わかりやすいザ・バンドマンなポーズをして。そうかと思ったらバック転するしすれ違いざまにハイタッチするし萩谷くんとこ行くし。YOUヲタク心理わかってるね...!!萩ちゃんCAWAII。

 

この曲での安井くんの動きは、総じて「アイドルっぽい」「バンドマンっぽい」でした。こういうわかりやすい動きを入れるのは、「アイドルがバンドをする」というLove-tuneの特徴をわかりやすく示すという狙いを持っているからなんでしょう。Love-tuneの、違和感とも言える特徴を魅せるには、と指示もあるんでしょうけど恐らく自分でも考えて、アイドルとバンドの二つを目で見てわからせるために、これだけのことをしているのかな、と思います。

 

 

このジャニヲタには、それらぶっ刺さっています。安井くんはオレセンター!!とがっつり主張してかっさらうことだって出来るだろうに、でもステージ上で一番多くの仕種をしています。そうやって、「Love-tune」というグループを見せようとしているのだと思います。安井くんプロドゥーサーかよ。方向を示す人がステージにいて、付いていって作り上げられるメンバーがいる、それがLove-tuneのパフォーマンスの魅力が生まれる理由かな、と。

最後の全員での決めポーズで、真田くんと森田くん、後ろを向いたポーズだったんですよね。この人たちも、Love-tuneの姿をしっかり持っていて、どういう姿が似合うかわかってるんだなと、ますます好きになりました。

 

 

 

 

さて。好き勝手言って失礼しました。まさかJr.にまで手を出す日が来るとは思いませんでした(語弊)。まあ「ガムシャラ!」見たよね。神宮寺くんが「ジン」て呼ばれてて軽率にときめいたよね。岩橋くんえび座に出てたし、姫っぷりとバラエティーでの活躍っぷりに目が離せなくなるよね。そして岸くん好きになるよね。...はて、私はPrinceが好きなんだろうか。わからない。沼ですね。あの、気になりだしたばっかりなので、誰がどうとかまだわからないんですけど、顔は北斗くんが好きです。「ほくほく北斗」見てからもうそういうふうにしか見えません。ウソです。

 

 

 

 

 

 

*1:黒歴史ゆえに忘れていましたが、深夜零時に一人でベランダでギター弾き語りしていた経験あります。3年前の話ですが、無論誰にも言ったことはない。

彼らに伝説になって欲しい

こんにちは。ひやチュウです。先日、日本史の授業で大河ドラマ義経」を見まして。ええ、主演タッキーのあれです。周りは「え~タッキーまじカッコイイ~キャピ」みたいなテンションでしたが、ジャニヲタであることを言っていない私は「フザけるな天下の滝沢秀明をキャピテンションで拝むんじゃない!!こっちは真剣に(顔を)見てんだ!!」と言うことも出来ず、ひたすらタッキーを見ていました。

が、これを見たのは、まだ「せいせい」が放送中の時で。ふ、副社長...?!前世義経だったんですか...?!エアギターの情熱は戦が形を変えたパフォーマンスなの?とツッコまざるを得ませんでした。あと、私「せいせい」観てなかったのですが、ジミーチュウが人名じゃないことをさっき知りました。あなたが宮沢さんだったんですか...ジミーチュウ...

 

 

 

私ちょい前誕生日でして、臨時収入があったんです。もう迷わずジャニーズに使いました。ジャニヲタだもん。ずっと目をつけていた、A.B.C-Z座2013 ジャニーズ伝説」、これを買いました。そして観ました。それの感想やら何やらです。ええ、ネタバレチックですので別にいいZ☆という皆様お読みくだせえ。

 

 

 

「ジャニーズの舞台」に凄い興味があったんです。無論そういう現場に行ったことがなく、レポばっかりで情報を収集していたのですが、やっと観て。観終わっての最初の感想は、

 

 

 

           ヒロムパネえ。

 

 

です。マジジャニーさん凄い。私の観たことのある舞台なんて、「王子とこじき」、「ライオンキング」くらいなんですけど。そんな舞台経験値の乏しい私でもこう思うくらい、何か言葉に出来ない凄さ。

まず、『出演:A.B.C-Z ジャニーズJr.』なんです。すげえよ。

よくよく考えたら、挙げた2つの他に観た舞台があります。劇団EXILEの「太陽に灼かれて」と「DANCE EARTH」です。「王子とこじき」も「ライオンキング」も脚本は日本人ではありませんが、劇団EXILEの舞台は日本人が脚本を書いています。A.B.C-Z座(以降えび座と書きます)はジャニーさんが脚本ですが、えび座はどちらかと言うと「王子とこじき」「ライオンキング」に近いなと思いました。

恐らく、ジャニーさんの感覚は日本よりはアメリカ寄りです。ジャニーさんの舞台からは、陰と陽でいうと陰の部分をあまり感じない、陰を陰として描いていないです。それは「王子とこじき」で感じた、どうしようもない身分の差であったり、「ライオンキング」で感じた抗いようのない自然の力であるような、人間個人ではどうしようも出来ない大きな力です。一幕で描かれている初代ジャニーズの解散で顕著に感じたのですが、悲しみの降り注ぎ方が、日本人独特の感覚である「わびさび感」、古典でいう「あはれ」の感情では描かれていないです。ちょっと自分でもよくわからないけど。どういうことやねんあはれって(突然のセルフツッコミ)。何でしょう、立ち向かえない大きな力がはたらいて、それを超えるために力を出すんだ、という。

とにかく、日本っぽい湿っぽさがない、それ故により異世界、ジャニーワールドが広がっていて、Don't think,feelなんだなと思いました。

 

 

ちょっと予想外にジャニーさんを讃えるのが長くなりました。だって凄かったんだもん。では、やっと舞台の感想です。

 

 

 

この「ジャニーズ伝説」は2幕の構成で、1幕が初代ジャニーズの話、2幕が主にA.B.C-Zの話、そしてA.B.C-Zのライブなのですが。観る前から、「はっしーの加入による『A.B.C-Zの誕生』」が描かれているのを知っていたので、実際観たとき、正直「えびに関する部分短くね?」と思いました。

しかし、A.B.C-Zになるために、生まれ変わるために橋本を入れるんだ、生まれ変わるためにA.B.Cを終わらせなきゃいけない」という所と、1幕での「ジャニーズをやり直すために、ジャニーズを終わらせなければいけない」で、初代ジャニーズA.B.C-Z(A.B.C)の境遇のニュアンスがダブっていて、ゾっとしたというか、ビビりました。この2つの重なりは、全てストーリーとして作られたことなのか、それとも両者に本当に起こったことなのか。ジャニーズの歴史は地続きであること、いやそもそも歴史が続く、というのがこういうことなんだと考えさせられました。

また、SHOCKもジャニワもそうですが、ジャニーズの舞台のテーマは「ショービジネス」がとても多く取り上げられているなと。アイドルとしてステージに立っているときはあまり感じませんが、こういう舞台を見ると、彼らは難しい世界にいるんだと改めて思います。これらを抱えながらも、表舞台ではアイドルしか見せないんだから、アイドルってすげえなあと思いました。あと総じて演者の顔がかわいい(真顔)。困った。

 

 

続いて、この舞台でのA.B.C-Z5人の感想です。思ったことです。ヲタクのつぶやきレベルですので、そういうのです。

 

 

 

橋本くんは、彼はもう、すごい勢いでA.B.C-Zのセンターを背負っているなと。本当に橋本くんがA.B.C-Zに入ってA.B.C-Zになり、この5人でデビューした意味は大きい。

1幕では初代ジャニーズのエース役として歌いまくり、こういう役を任されて、全力で歌うことでメンバーと出る舞台の中で中心になれるのが橋本くんのパワーだなと思いました。

そして、2幕です。A.B.C側は(あくまでも表面上は)「いいじゃーん!!橋本入れようよ!!」と割と軽めのノリですが、当然急に知らないどアウェイの環境に突っ込まれることになった橋本くんは、訳がわからなかったでしょう。しかも入った当時はしちゃん15歳。一番歳の近いふみきゅんとでさえ6歳差。その戸惑いや不安、不満を「明日の為に僕がいる」「Vanilla」で、橋本くんだけメンバーカラーの赤の衣装を着ていないのが何かもうすっごい刺さった。

この舞台で橋本くんから一番感じたのは、彼の一人で立った時の輝き方です。グループが悪い、と言うことではありませんが、グループでいると出ない輝きを持っています。主役になる力、なったときの強さがパない。五関様、いやごせっくんが振り付け、サマパラの演出を引き受ける気持ちがよくわかる。A.B.C-Zだと、年齢的にも単純な経験的にも上4人と微妙な差が生まれるのは当然だと思いますが、それでもA.B.C-Zでいる以上しっかりえび色に染まっていたのだなと。

 

 

ふみと(何故かこの舞台を観たらすごい「ふみと」と呼びたくなったので文章上ではふみとと呼びます)は、ものすごく楽しそうに歌うのねこの人。1幕のソロシーンで歌ってたとき、すごい生き生きしていて、歌って踊るのが好きなのね~よしよしとモンペかましたくなる勢いでした。何言ってるんでしょうか私は。

歌は日本語詞の方が自然ですが、日英両方うまいです。物真似もそうですし、細かい所が器用な人なんだろうなと思いました。元はグループの末っ子なので、全部上から吸収して見てきた賜物なのでしょう。

Jrに絡みに行くのもボケを回収するのもふみとで、「ジャニーズの舞台」というものを理解しているんだなと思いました。楽しませることはどういうことか、どうすればいいかをわかってる辺り、さすがジャニヲタジャニーズです。

また、はしちゃんと逆で、この人は人と一緒、複数でパフォーマンスする方が似合うと思います。一番似合うのがバックを従えた姿って、最強じゃないですか?

 

 

塚ちゃんは、何よりまず、比較的緩めの衣装の上からでも明らかにわかる腿の太さ。筋肉詰まりすぎ。

A.B.C-Z=アクロバットという武器を持っていて、この舞台、引いてはこのパフォーマンスが出来るのは塚ちゃんがいるからっていうのが大きな理由の一つでしょう。

A.B.C-Zは名前に「Acrobat」が入っているように、そしてジャニーズ初のDVDデビューをしたように、この舞台で『伝説』として取り上げられている少年隊のように、ハイクオリティーなパフォーマンス、そして何より視覚へ届けるパフォーマンスをするグループです。ワンカット撮影をする理由が明確な性質を持つグループであり、SMAPが変えたジャニーズアイドルの流れを吸収しながら先祖返りまで果たしたような、それでもさらに新しい色を持つグループになったのは、塚ちゃんというハイクオリティーがいるからだと思います。やっぱり彼が担うものは重要なものです。

そして、塚ちゃんの悲しみの演技、すごいいい。まっすぐさ、切実さを通った悲しみはとても響くなと。

A.B.C-Zのシンメ事情わからないんですけど、あの滑車?を止めるとき、五関様はパッパッパ!!みたいに(悪く言えばある程度の適当さを持って)止めていたのに対し、塚ちゃんは「安全第一」のヘルメット被ってるんじゃないかな、みたいなしっかりした止め方で、いいね!!と思いました。

 

 

 

とっつーがいなきゃ、この舞台、このストーリーは進まなかったでしょう。1幕では、とっつーは初代ジャニーズではなく、ひたすら彼らを取り巻く人々を演じています。

ふみととも近いものを感じたのですが、A.B.C-Zは総じて職人集団ではありますが、全員めっちゃ器用かと言ったらそういう訳ではないように思います。隙間もそれぞれに見えるのですが、例えば歌にしろトークしろ演技にしろ、執念のような情熱、今回は舞台という一つの完成形のために向けた熱量で補っている、鬼気迫る迫力があって、それが演技から一番見えました。

とっつーは、自分が「この人はこういうキャラクター、性格だ」と決めたらそのキャラクターに全力で憑依する、みたいな演技をするなあと思いました。1幕からは上に書いたような熱量を感じたのですが、2幕で、とっつーが戸塚祥太を演じているときでさえ、「A.B.C-Z戸塚祥太を演じている人」にしか見えなくて、もはや恐怖を感じましたよ。それがA.B.C-Zでアイドルになった瞬間にとっつーになるからスキ!!

 

 

 

五関様は、「場面を進める」ではなく「場を動かす」役、そしてA.B.C-Zでもそういう立場なんだろうなと思いました。A.B.C-Zの流れを、よくしている自覚がないままよくしているのは彼でしょう。

2幕でのはしちゃんと二人のシーンで、ふとさりげない優しさが見えて、普段人(主にメンバー)にバッサリ行くくせに...と、飴と鞭を目の当たりにしましたが、こういう人がいたら絶対好きになるわ...とも思いました。

で、本当にダンスが上手い。しなやかなのにバネも芯もある、初めて見たタイプです。

 

 

 さらに細かい雑感は、

  • とにかくとっつーの顔がかっこいい
  • 「急げ!若者」を見慣れているトニセン担あるある
  • 少年隊の曲かっこいい
  • 「Crazy Accel」神
  • Jrは何でもやる
  • そしてA.B.C-Zは動く、動く、動く
  • 「悲しき雨音」好き

 

 

 この「ジャニーズ伝説」を観て、ジャニーズの抱えてきた歴史の一片、そしてその歴史のつながりを見れた気がします。このストーリーを観た後、

 

 

時代を超え 5 stars つないでく Only one heart

大切なものはそう いつだって同じ

 

が、大きな意味を持って聴こえます。

A.B.C-Zは、ジャニーさんが作ったショービジネス、エンターテイメントを体現出来る歴史も技術も持っているグループです。だから、生きる伝説になって欲しい、そう言うと何か大袈裟ですが、彼らが世間を掴んで欲しいと思った、そんな感想でした。

 

 

 

 

 本日、我が自担、長野博さんの誕生日です。44歳だって。好きに歳は関係ないと思ってはいますが、すげえな27歳も上のおじさんをアイドルとして好きだと思うなんて。

 

私は、博のここが好き!!と挙げろと言われたら、ここ!!と挙げられません。

多分、好きな理由はそこです。よくわからないまま惹かれ、好きでいるから、ずっと追いかけたいんです。博は優しいと言われていますし、そうなのも言葉の節々やメンバーの反応からもうわかるのですが、非常に掴みづらい人です。実体がわからないとも言い換えられます。

 

 

感じた 温もりの分だけ

伝えたいけど 照れ臭いから

心に思うよ

 

という、思いを絶対はっきり言わないくせに気持ちを還そうとする、そういうとこが好きです。44歳おめでとうございます。DDな私は実に色々なジャニーズを愛でますが、最後はきっと、必ずあなたの元へ帰ってきます。これからもV6の母として、V6をよろしく。V6メンバーとして、我々ファンをよろしく。我々もあなたを追いかけるから、どうぞよろしく。健康に気をつけて、幸せな年になりますように。こっちに焼肉と冷麺食べに是非来てください。

 

 

 

...というのを、SVbのA盤のジャケットというか箱見ながら書いてたのですが、恐らく山に行ってたかなんかで髭面&キメ顔をして眼光が鋭いオカダを久しぶりに見て、あろう事かフツーにビビりました。この人もジーンズので隠しきれないふくらはぎの太さです。山男!!...このオチをつけたくなる性格、どうにかなりませんかね?